オリジナル曲

「歌詞」
緑道の並木に木漏れ日が
春の香りに 悟る別れ
晴れ渡る 雲の一筋 探しながら

地下鉄を降りては 歩を進む
４年前の桜 華やいでた
時の流れを噛み締めては 目を細める

さよならは 当然届いた
音練のギターに手を添える
君と創り上げたその詩が
心の深い場所 響いていく

Cmajを初めて弾けた日の
あのきらびやかな音を想い出す
乾いてしまう僕の心
同じ音が鳴らせない

待ち合わせをしたんだ
この駅の前の橋の上
夕暮れは いつもと同じ 飛行機雲

茜空の遥か向こうに
ひっそりと月が忍び
愛されたいと歌った詩が
そっと僕の口から
こぼれていく

C7の音色が響いたとき
君のほころぶ顔が浮かんでは消えた
色褪せてしまう僕の記憶
涙の雨が降り注ぐ



Cmajを初めて弾けた日の
あのきらびやかな音を想い出せ
乾いてしまう僕の心を
君の歌声でそっと 湿らせて

今 Cmajの音を君と鳴らす
どうか"最期の歌"が
永遠に響くように

君と歌ったメロディ
ハーモニーの記憶を
忘れずに この道を
前へ 前へ 進め

緑道の並木に木漏れ日が
４年前の桜 華やいでた
寄せ書きを右手に抱いて
そっと 手を振る

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