心のグラス

いつも近くで笑い合う笑顔と
逢いたい時に、逢いたい場所で逢いたいだけなのに

旅立つ先は言葉の違う国
慣れない場所に飛び込んで行く　後悔しないために

振り返らずに歩こう　明日が待ってるから
流れてく景色がキラキラ滲んでいても

胸膨らます期待と　同じだけの不安
小さな荷物に詰め込んで行こう　揺れる波こえて

遠く離れても同じ空の下で
逢いたい人とまた逢うために精一杯生きて行こう

逢いたい人と

終らないストーリーを

他の誰かを愛せたら

真夏の空気　風の中に　流れるメロディーくちずさめば
下書きだった物語も色付きながら動き出すの

並木道を抜けて進む　青い海へ続く坂道
まるで映画のワンシーンみたいな
まだ誰も居ない砂の上　雲一つと無い空の下
手を繋いで踏み出す

海岸線をなぞり続く足跡は二人分だけ
他に何も無いから二人の名前指で書いて

波の音で踊るリズム　二人だけを照らす太陽
輝く水しぶきの spangle 抱いて
あまりにもステキな風景が二人だけの物になったら
時を止めキスをしよう

いつもあなたの事だけ見いてた　胸が焼け付く程に
砂に書いた名前は波に流され消えた
いつもあなたの隣夢見ては空に浮かべて見てた
白く儚い雲は風に流され消えた


Acchi