詞・曲とも、純粋少年（Adolescence Genuinely）
写真は、taketokiによるPixabayからの画像
　
　現在（2022年7月時点）、ここでアップさせていただいている中では、最も新しい録音です。とはいえ、元をたどるとそこそこ古く、作り始めたのはもうずいぶん前になります。そもそもは、冗談が制作のきっかけでした。タイトルとサビのメロディーだけ思いついて、友人に話したところ「すごいインパクト」みたいな反応で……。そのまま、調子に乗って形にしていったという感じです。
　
　いろいろ誤解を受けやすい曲かもしれません。制作に至った経緯から少なくとも当初はコミック路線でしたし、言葉遊びもあります。制作していく中でジャパネスクな雰囲気を醸した方が良いという話も出てきて、琴、笛、鐘、木魚なども重ねてみました。これらをあわせて聞いてみると、ふざけた印象を受けても確かに不思議でありません。
　もっとも、この曲を通じて本当に打ち出したかったメッセージは「応援」に尽きます。私事ながらことに最近は、いろいろ行き詰まり不安感に苛まれるようになりました。つまらないことに折れそうな自分自身がいて、そんなときに余計に深く心配しなくて良いということをフィードバックしたいという思いでまとめていきました。実際、自分でこの曲を聴き返すのは、そういうときが最も多かったりするわけです。
　昨今は、感染症とか戦争とか、将来を危ぶまざるを得ないようなことが続いているのも現実です。となると、いろいろ抱えてしまうのは私だけでなさそうです。そういうとき、心を軽くしてもらえるのに少しでも役にたつようなら、どんなに良いことだろうと思います。
　そういう意味で、やはりコミックとして笑い飛ばしてもらうのは大いに歓迎です。仮にも作品である以上、受け取り方は全くの自由ですし。
　その上で一言だけ。この曲を通じて、文化とか宗教を揶揄するようなつもりは一切ありません。この点だけは誤解されると不本意なので、作者として付言させてください。
　
　なお、少し複雑な気持ちで仕上げていったこともあり、この曲には意外と音楽的に暗い側面もあります。確かに、全体としての調性は長調。でありながら歌い出しが2度で始まって、その後もマイナーコードが続いたりします。メジャーとマイナーの中間みたいな性格を持つコードがしばしば出てくるのも、特徴かもしれません。ただ、「応援」となると、明るさも必要になります。そんなことから単に長調というだけでは不足で、ファンクなフレーズをちりばめました。
　詞としての特徴は、言葉遊びでしょう。先にも触れた通り、そういう試みは誤解を誘発しかねない危険性もあります。しかし、言葉で遊ぶ以上は、最善の選択で臨みたい（リフレインには、限りが避けられませんから）。ついて、詞を組み立てるに当たり同音反復語を150以上書き出したりもしました。考えようによっては、推敲が徹底した歌詞と言えなくもありません。
　
　3拍子化してサビだけのスピンアウト曲を作ってみようか、など、今後の構想としていろいろ考えてはいます。
　
　
いろいろあって
いらいらしていて
いちいち迷っている
　
なかなかできない
まだまだ終わらない
はらはら焦るぜ
　
いよいよ始まる
いやいや、まだ少し……
あやふやな思いこみ
　
そろそろ歩き
こわごわ近づき
そわそわ気もそぞろ
　
でも、だいじょうぶ、だいじょうぶ
　
ふらふらさまよい
へらへらへつらい
くらくら目が回る
　
くどくどなじられ
くよくよ悩み
へとへと疲れる
　
少しずつ、歩いていけばいい
今日は明日につづいている
あたらしい未来に
　
だいじょうぶ、心配ない
だいじょうぶ

だいじょう仏教

Photo source:  http://01.gatag.net/0008489-free-photo/

明日が見えたら

詞・曲：純粋少年　Words and music written by Adolescence Genuinely、Performed by シャツズ
　曲の解説は、以下（別バージョン）のリンクから。
https://soundcloud.com/adolescence-genuinely/towel-ga-daisuki
　シャツズというユニットで編曲・演奏した版です。シャツズは、未完成人、半分、原産、純粋少年で構成されました。「いかがわしい声」の人が半分。
　
　
Photo source: http://www.ashinari.com/2009/06/21-022778.php

追記：シャツズの皆さん、このアップロードに異議あれば、是非ご一報ください。

タオルが大好き／20世紀版

詞・曲　純粋少年　Words and music written by Adolescence Genuinely
　この曲は、バンド活動で「何か書いてみたら」みたいに言ってもらえて、提供するために制作した曲です。まがいなりにも誰からからの依頼で曲作りをしたというのは、これが初めてのことでした。
　声をかけてもらえるのはたいへん嬉しいことで、自分もついついその気になって二つ返事でお受けしました。ただ、何分、経験がありません（確かに、それまでも、「タオルが大好き」とかは作っていた。ただ、これはモチーフをそのまま曲にしただけみたいなもの）。実のところ、そのころは、自分に曲らしい曲をまとめる力があるとは思っていませんでした。おそらく、言い出した他のメンバーも本当は同じように考えていたのでは……。今思うと「無茶ぶり」だったような気もしてきます。
　しかも、そういう話になった直後に、長期の海外出張が入ってしまいました。当然、機材とか楽器を持ち歩けません。さすがに全くの丸腰でというわけにもいかなくて、本当の最低限の線でということで、当時はやっていた小型のパターンシーケンサーだけ持って行って、出張中にデモ用曲のオケを一応まとめてみました。
　そこまで無理して作ったというのは、その出張から帰ってからほどなくして、そのバンドでライブを計画していたからです。戻ってから合わせるタイミングを考えると、その間にオケくらいできていないと、間に合わなかったわけです。
　ただ、それだけに、デモ曲はひどく雑。詞が醸す世界観に似つかわしくもありませんでした。バンドに持ち帰ってみていろいろ意見を頂戴し、アレンジを大幅に変えていきました。ここでアップしたバージョンにも、その際に受けた示唆をかなり生かしています。また、コードの使い方も独特だったようです。それはそれで良いということで、大体は作曲の通りながら、一部修正した箇所もあります。曲の途中で一時的に転調したかのような進行になっているところがあるのは、その結果だったりもします。
　ちなみに、僕の音楽活動は元々プライベートに制作するという性格のものです（本当なら、改めてバンドに加わりたいという気持ちはあるのですが、なかなかそうもいかず……）。そんなことから、とくにPRもしていません。当然ながら、あまり顧みられることもありません。その中でリピーターが多いのがこの曲だったりします。おそらく、先ほどのような経緯から、自分以外の感覚もそこかしこにまぶされているのがその理由の1つかもしれません。非常に幸運な曲なのではないかと思います。
　
　
透明すぎる瞳に、僕はなにを言えるだろう
君の素直な笑顔は、今も変わらないけど

砕け散ったハートに、誰の声も届かない
こっちを向いてくれないか
ずっと以前みたいに

Open your mind
心を開いて

いつか、君のでっちあげたパノラマを乗り越えて
変わってしまった君の秘密を解いてみたい

Open your mind
心を開いて

胸のときめく季節から、君は心を閉ざしたまま
僕にもう一度、心を開いて

Open your mind
心を開いて



Photo source: http://01.gatag.net/0010001-free-photo/

心を開いて

Photo source: http://01.gatag.net/0000693-free-photo/

もしも二人が

This one also is very well-known song for kids in Japan.  In my version, the chords and base line are quite more complex than the original work composed by Ryutaro Hirota.  While the words are in Old Japanese, the writer is not known as of now.

Photo Source: http://01.gatag.net/

こいのぼり**

詞：中村康生　曲：クラウス
Words of this song was written by Yasuo Nakamura and music by Klaus.

　ごく短期間存在した“個性派バンド”山羊少年の楽曲。この録音は、「OPPOr2nity」（複数音楽ユニットによるオムニバスアルバム、2001年制作）に依拠しています。

補足：　中村康生さん、クラウスさん、許諾を取れていませんでしたが、ここでの公開に異議あるようでしたら、ご一報ください。直ちに削除いたします。

Photo source: https://pixabay.com/

消えたヒッチハイカー**

Many of you might not know much about Midori High School (Nagoya municipal), which is my alma mater and the motive of this song itself.  Located on the top of a hill, the views from there is excellent just like the lyrics, not only physically but in the ethos of it as well.  
I would like to present this to every single student seeking a way out.

見晴らしの良い

Written by Sandy Linzer and Denny Randell, this song has been sung, performed and recorded by many.

Photo source: https://www.photock.jp/detail/birdsfowlsbird/3305/

A Lover's Concerto**

詞：Adolescence Genuinely、曲：Ammism
The music of this song is written by Ammism (a,k.a. “半分” or Half-of-Them) based on the words by Adolescence Genuinely.
画像出所：Roman GracによるPixabayからの画像

カワイさんの秘密*

画像出所；Free-PhotosによるPixabayからの画像

愛しているから、そばにいて

詞：Adolescence Genuinely、曲：Ammism
The music of this song is written by Ammism (a,k.a. “半分” or Half-of-Them) based on the words by Adolescence Genuinely.
画像出所：Daria GłodowskaによるPixabayからの画像

とてつもない物語*

詞・曲：中村康生
Both the words and music are written by Yasuo Nakamura, who is a talented bassist and song creator. I would sincerely like to encourage him to resume his music activities. Special thanks to him for the permission to use on my truck.
画像出所：Dariusz SankowskiによるPixabayからの画像

An Old Man's Story**

Adolescence Genuinely, also known as 純粋少年, is actually a Japanese serious business person over thirty years in reality, normally promoting trade between Japan and the world or working as an international business researcher.  

Some of his current works can be found here in this site.  Both the words and music are written by himself, unless otherwise noticed. (Asterisk(s), namely "*" are added to the title of such.)

Although most of the words are Japanese, he is happy to provide English explanations depending on such requests.  You can contact him through email, if needed.
adolescencegenuinely@gmail.com.

Adolescence Genuinely(純粋少年)

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