綿毛の帽子はお気に入り　春の色
おわかれにプレゼント
この次会う日はかぶっていてね。

おばけ風船　落書きのあと
思いだすのは　春の日でした。

道草喰わないで　まっすぐに帰りなよ
いつまでも手を振って　
一人でおわかれ練習したよ。

夕立の粒　菜の花のいろ
思いだすのは　春の日でした。

ガタゴト台車は斜面を蹴った。
小石を跳ねては小さく跳んだ。
うれしくて楽しくてさびしいな、いつでも

覚えてるかな　また会えるかな
雲ひとつない晴れた日のこと

おばけ風船　落書きのあと
線路の向こう　湧き水の音
夕立の粒　菜の花のいろ
キミがいたのも春の日でした。

おばけ風船

バイバイエルマー　覚えているよ
キミと出会ったあの日のことを
曲がりくねった道の途中で
ひとりぼっちで泣いてたことも

ほら　もう遠くでキミを呼んでいるよ
優しい家族がキミを待っているよ

さよなら
僕を探して手を振るエルマー
小さな背中を震わせバイバイエルマー
柔らか毛布にくるまれ夢見るエルマー
ずっと友達エルマー

バイバイエルマー　覚えているよ
キミと笑ったあの日のことも
はしゃぎ疲れたキミのとなりで
なんだかちょっと涙がでたよ

ほら　もう静かに夜は明けるけれど
忘れはしないさ　ずっと僕のエルマー

さよなら
僕を探して手を振るエルマー
小さな背中を震わせバイバイエルマー
柔らか毛布にくるまれ夢見るエルマー
ずっと友達エルマー
ずっと友達エルマー

バイバイエルマー

しましまのペーター　
道をはずれて花を摘みたいお年頃
しましまのペーター
石ころ拾い市場で何と換えようか

海を渡れば遠くに何が見えるかな？

しましまのペーター
道をはずれて花を摘みたいお年頃

しましまのぺーター
寝坊だぜペーター　寝グセでもオシャレに決めなくちゃ
しましまのぺーター
でたらめなハーモニー　町中が踊るよフラダンス

しましまのペーター　穴あきのセーター
落ち込むそんな日もあるけれど
しましまのペーター　僕たちのヒーロー
そんなこと忘れて笑うのさ

しましまのペーター
しましまのペーター

キミに届けるよプレゼント！

しましまのペーター

優しい顔したからっぽさん
寂しい顔したからっぽさん
下校の途中に声かけて
おうちの前までついてくる

ハナタレ小僧が箸置いて　茶碗叩いて歌うのさ

「カラスが鳴いたら帰ろっか　夜はもののけ　下駄が鳴る」

毛生え薬に実をつけて　それをポッケに忍ばせて
ネジ巻き横町に星が出た！　枕並べてそれ食べた！

ハナタレ小僧が箸折って　ネコも杓子も笑うんだって
コウモリ団地の隅っこで　キミは一人のままでした。

「カラスが鳴いたら帰ろっか　夜はもののけ　下駄が鳴る」

からっぽさん

宇宙のしっぽを引っ張って
銀河ロケットを待っていた
星屑タンクはポンコツで　ボルトが一個足りないや

おでことおでこが引っ付いて
取れなくなったらいいのになぁ
本当はもう少しここに居てハートの星座を見てたいな

丸くて甘くて寂しくてアメ玉みたいな夜でした
星屑タンクは満タンで　みんなもきっと乗り込んだ　

「おでことおでこが引っ付いて取れなくなった」
は言い訳で
本当はもう少しここに居て二人で星座を見てたいな

サヨナラしたくなくなって　ロボットマーチは続く
手と手をそっと取り合ってあの星までも届きそうさ

何千万回　空中分解　繰り返し誰かと誰かが恋をする
何千万回　賛成反対　繰り返し僕らは何回だって恋をする

サヨナラしたくなくなって　朝露でキミがキラリ
手と手をそっと取り合ってあの星までも泳げそうさ

サヨナラしたくなくなって　ロボットマーチは続く
手と手をそっと取り合ってあの星までも届きそうさ

ロボットマーチ

ネコの生活　３時のおやつ　ひざの上で踊るフラダンス
夢のTシャツ　おしゃれ生活　目玉焼きをのせたオムライス

恋をしたんだ　キミに夢中
窓の向こう　ドジな野良ネコ　落っこちた

ネコがおしゃべりしたんだ　僕の知らない言葉で
キミは笑っていたんだ　そんな月曜日

ネコの生活　３時のおやつ　ひざの上で踊るフラダンス
夢のＴシャツ　おしゃれ生活　目玉焼きをのせたオムライス

ケンカしたんだ　恋の途中
窓の向こう　ドジな野良ネコ　また落ちた

ネコがおしゃべりしたんだ　古いストーブのそばで
僕も笑ってみたんだ　そんな月曜日

雨上がり　キミと仲直りしたいな
ひらり　水溜まり　こえてゆきたいなぁ

ネコが教えてくれたよ　とても大切なことを　 
僕は気付いていたんだ
だから急いで　キミの町まで行くのさ
ふたつ　焼き芋を買って　キミと仲良くするんだ
冬をはんぶんこ

ネコのいる生活

ドレミファ仕掛けの鉄道で
長靴を履いて眠るネコ
出発のベルで飛び起きた僕のマッチ箱に雪が降る

サーカスを飛び越えて帽子屋も飛び越えて
会いたくて会いたくてあくびをしたよ
ドーナツの穴覗いて君と手を繋ぎたいな
てのひらで転がる世界

飛び出す絵本の片隅で
秘密の出口を見つけたよ
逃げ出した文字は北極を目指し
寒がりは灯をともす

煙突を飛び越えて地球儀も飛び越えて
会いたくて会いたくて背伸びもしたよ
ドーナツの穴覗いて君と手を繋ぎたいな
てのひらで広がる世界

さっきまた夢をみた　きみのいる夢をみた
寂しくて寂しくて涙がでたよ
ドーナツの穴覗いて君と手を繋げたら
星くずで五線譜に素敵なメロディ　ラララララ

-丸い地球儀も、望遠鏡も、潜水艦の窓も、君のボタンも、世界はまるでドーナツでした。-

世界はドーナツ

流れる窓から見えたのは　優しい口笛　黄金色
ぽろぽろ列車と鈍の空　３つ数えて消えてった

遠くの真っ赤なお日さんが　列車の背中で笑う頃
さよならをするのでしょう
さよならをするのでしょう

峠のトンネル過ぎた頃　黄色い景色が薫るので
ぽろぽろ列車は夜の紐　幾つ拾ってゆくのでしょう

遠くの真っ赤なお日さんが　でんぐり返りで沈む頃
さよならをするのでしょう
さよならをするのでしょう

春の風に恋焦がれて　花の色は夜に落ちた
影と影が追いかけっこ
ぼくのオニは終わらないなぁ

いつか　遠くの真っ赤なお日さんが
あの子の目蓋を染める頃
またね　いつか　会えるように
さよならをするのでしょう
さよならをするのでしょう

ぽろぽろ列車

それは夏の日　いつもの坂道
寝ぼけた頭に突然響いたテレパシー

ハートの数が足りなくてＵＦＯは不時着です
だからお願い　キミはそっと笑って手を振った

雨の粒光るアスファルトを僕は全力で駆け出すよ

町にＵＦＯがやって来て　キミと僕の思いを繋いで
センチメンタルな世界だって越えてゆける
キミと１，２，３で飛び出して　少し先の未来を目指して
タイムマシーンは何処へゆく

真夏の恋は光の速さで僕ら大人にする

そしてＵＦＯは飛んでいった　キミと僕の思いを残して
センチメンタルな世界だって恋は続く！！
キミと１，２，３で飛び出して　少し先の未来を目指して
タイムマシーンは何処へだって飛んでゆくよ

サマータイムマシンブルース

誰かがでんでん虫の向こうに夜を見た。
輪になって小さくなって秘密の恋をした。

小さなラクダのコブと穴あきブリキ缶。
靴だって片方だった。星降る夜のバザー。

銀色セロハンに繋いだ線路が深呼吸。
寂しげな鼓笛隊。小さな小さな夜の魔法。

月まで競争するよ。最初で最後だよ。
僕らまだ仲良しだった？
「秘密の夜が来た。」

銀色セロハンで塞いだ銀河も深呼吸。
寂しげな鼓笛隊。小さな小さな夜の魔法。

それは
真夜中過ぎの紙気球。
まっ逆さまに落っこちた。

真夜中過ぎの紙気球。
もぬけの殻で落っこちた。

空っぽだった。
空っぽだった？

真夜中過ぎの紙気球。
「空っぽだった。」

月経散歩

雨が降ってもしらないぜ！　誰の指図も受けないベイベェ
おいら天下の野良猫ギャング　ヒゲの手入れは１日１０分！
ステップバイステップ　ナイスプレイ！
一目惚れ　ニャッホー！
それが間違い？少し勘違い？
ラッタタラリラ　笑うあの娘は

ニャンニャニャーニャーニャニャニャン
猫型ロボット！

槍が降っても効かないぜ！　キミに涙は見せないベイベェ
おいら天下の野良猫ＢＡＮＧ！爪を磨いでちゃ日が暮れちまうぜ
もっと！もっと！！もっと！！もっと！！もっと！！！仲良しになりたい！
胸のドキドキ、恋のマタタビ、キミのほっぺが少し膨らんだ！

ニャンニャニャーニャーニャニャニャン
猫型ロボット！

夢は南の島でキラキラ星のハネムーン
ボケッとよそ見をしてないで

ニャンニャニャーニャーニャニャニャン
猫型ロボット！
愛しのキミはマイハニー

なんたってネコ型ロボット

花屋のあの娘が恋をした
おばけえんとつのてっぺんで
それに線路の橙も実をつけて
お喋りアイツがベソかいた

誰が隠した夕焼け小焼け
あめんぼが通せんぼ
打てど響かず猫灰だらけ
この胸ががらんどう

でたらめな心がこっつんこ
あの娘にも内緒だよ
路地裏の夕日がおっこちてキミが笑うといいな

そこにいるならもうでておいで
水飴を買いにいこう
ひとりはずれのガラクタ通り
夕闇ががらんどう

でたらめな心がこっつんこ
あの娘にも内緒だよ
路地裏の夕日がおっこちてキミが笑うといいな

それは線路のはぐれ雲
まるで泣き虫おちびさん
だからまんまるぼたんがおっこちてキミが笑うといいな

アカネカタン

京都宇治発！駄菓子系ロックバンド飴色フーガ。あの子と食べた飴玉みたいに甘くて切ない胸キュンワールド！！

飴色フーガ ameirofu-ga

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