2009年6月に作ったゲーム音楽。チップチューン。

BABARAGEOさんのFlashゲーム「ナイスメタル」のBGMとして書いた曲です。BABARAGEOさんは元々レトロな作風のゲームで人気を博している方だったので、音楽的にも同様のアプローチを試みることにしました。

ご存知の通りファミコンの音源は非常に制約が厳しく、基本的には3音のピコピコ音と1音のノイズしか出力できません。ファミコン音源での作曲が今回初めてだったこともあり、制作は最初から最後まで苦労の連続で、常に発音数が足りない音がショボいと頭を抱えてばかりでした。あまりに悩みすぎて人生初の偏頭痛が発症したりもしてツラい作曲でした（今でもロキソニンがお友達です）。

しかし今から20年前、まだ単なるゲーム少年だった僕を魅了し、今でも時折楽しませてくれる音楽たちは、紛れもなくこの制約から生まれた音楽だったわけです。ファミコンで数々の名曲を残してきた偉大な先達たちへのリスペクトも込めて「ファミコン音源にできないことは絶対やらない」という点は結果的に最後まで譲りませんでした。

BABARAGEOさんのサイトでナイスメタルのプレイ動画を見た方が「BGMかっこいい」とコメントされているのを見た時は嬉しかったのと同時に、リアルタイムでファミコンを遊んでいないにも関わらず抵抗なくこのような音楽を受け入れられる若い世代の感性のしなやかさに感心させられたものでした。

「ナイスメタル」より 通常戦闘

2009年6月に作ったゲーム音楽。チップチューン。

BABARAGEOさんのFlashゲーム「ナイスメタル」のBGMとして書いた曲で、ゲーム中の全4曲のうち一番最後に作った曲となります。

ナイスメタルの楽曲制作過程において最も悩んだ曲です。その理由は「音楽に注意を払いながらゲームをプレイする人間が一番期待するのはラストバトルの曲だから」ということに他ならず、BABARAGEOさんの前では平気な顔をしていましたが（笑）事前のプレッシャーはかなりのものでした。

そんな訳で気合いを入れて臨んだのはいいものの、そもそもどのような曲調で行くかという時点で頭を抱えました。格好良い曲にすると言うのは簡単でも、軽快にするのか重たくするのか。最終的には、通常戦闘曲をある程度基盤にしつつメロディラインを更に派手に動かすことで通常戦闘との差別化を図ろう、ということに決めたのですが、正直これすら絶対の自信があった決定ではありませんでした。

方針さえ決めてしまえば後は簡単かと言えば当然そんなわけもなく、お聴きの通りの16分音符の嵐は並べるだけでも相当な手間で、美しく聞こえる響きを求めて1小節作って聞き返しては修正し…という地道な作業を序盤から最後まで通して何百回と行う羽目に。時間的な余裕も全然なく、睡眠時間も惜しんでひたすら作り続けざるを得ない、大変な状況下での作曲でした。

ただ面白いもので、そんな状況での制作に対して、遠い昔に友達の家に集まって皆でファミコンに夢中になっていた頃のような「熱さ」をひとり感じていたのも事実です。大袈裟なことではありませんが、この曲を聴いたかつてのファミコン少年たちがあの頃の放課後の光景を思い起こしてくれれば嬉しく思いますし、ファミコンで遊んだ経験のない若い人たちに対してはかつて僕たちが熱中していたゲームの音楽の素晴らしさを少しでも伝えられれば、という願いを込めたつもりではあります。

「ナイスメタル」より ラストバトル

2009年9月に作ったテクノ。

原曲はレトロゲーマーにはお馴染み、ゲーム史上最弱主人公として名高い（笑）ファミコン版「SPELUNKER」です。原作は1983年マイクロ・グラフィック・イメージ社によるものだそうですが、この曲が付いたのは1985年のアイレム版が初のようです。違ったらごめん。ゴンドラから飛び降りて点滅しながらお詫びします。

買ったばかりのKORG DS-10 PLUSで作った曲です。最近PS3購入者急増中の職場において「みんなでスペランカー」がブーム気味なので便乗して作ってみました。誰が得するんだよ。

で、スペランカーの実際の曲を耳コピしてみたんですが、改めて聴くとよくできている曲ですね。ファミコン版やってた子供の頃から幼心にいい曲だなとは思ってたんですが、今回しっかり聴いてみると、たった12小節・2トラックだけの曲にも関わらず、メロディの構成も綺麗だし、ベースラインも休符が結構細かいしアルペジオのなぞり方も凝ってる。メロディとベースは原曲から一切いじっていないので、そのあたりも聴いて感じてもらえたらいいなぁ。感じられなかったら小岩から噴き出す蒸気に当たって点滅しながらお詫びします。

©1985 IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.

SPELUNKER

2010年6月に作ったゲーム音楽。チップチューン。

BABARAGEOさんのFlashゲーム「フラッシュクエストIII」のBGMとして書いた曲です。ゲームを始めると一番最初に聴ける曲ですが、みんなすぐ乗り物に乗ったり高いエンカウント率に翻弄されたりするから多分あんまり聴かれてないと思われる悲運の曲です。自分で言うなよ。

でも実はフィールド曲は結構悩んだんですよ。底抜けに明るい曲にしても鼻に付いてしまうし、かと言って世界はもう終わりじゃヨヨヨ的な悲しい曲も似合わないし、中間くらいの味を出すのに苦労しつつ、更に制作期間も極端に短かったことから大作を作るわけにもいかず、鍵盤の前でメロディを作っては捨て、ふて寝し、作っては捨て、ふて寝し、ふて寝し、作っては捨て、ふて寝し、の繰り返しでした。どんだけふてくされてるのか。

ただ悩んだ甲斐あって最終的には落ち着いたバランスのフィールド曲ができたんじゃないかな。これならみんな聴き飽きないだろう、と手応えを感じました、けど、みんなすぐに乗り物に乗ったり高いエンカウント率に翻弄されたりするから多分あんまり聴かれてないと思われる悲運の曲です。それさっき聞いたよ。

「フラッシュクエストIII」より フィールド

2010年6月に作ったゲーム音楽…と言っていいんだろうかこれは？

BABARAGEOさんのFlashゲーム「フラッシュクエストIII」で使われているBGMです。と言うかこの曲、別に依頼されて作ったわけでもなくて、冗談で作って遊んでただけの曲だったんですけど、気がついたら本編BGMに採用されてました。なんということでしょう。

詳しく解説すると、僕がボョコチの存在を知ったのは実装された後だったんです。実装直後のVer1.80時点ではボョコチ専用曲はなかったんですけど、ボョコチという某有名RPGからインスパイヤしたのを隠す気がまるでないbabara氏の男気に心を打たれ、ようしこれは僕も立ち上がるしかあるまいと使命感に燃えてボョコチのテーマを完成させたのであります（そのわりに2分で作ったけど）。でもさすがにショボすぎるからTwitterでこっそり晒してただけだったんだけど、Ver1.83で僕の知らないうちに本当に実装されてましたとさ。うわぁ怖い。情報漏洩怖い。Twitterで晒しておいて漏洩も何もあったもんじゃない。

そんな経緯で生まれたこの曲、プレイヤーの皆さんから瞬く間に「ひどすぎるｗｗｗ」「不協和音ｗｗ」「耳に残るｗｗｗ」「吹いたｗｗｗ」「着メロにしたｗｗ」「iPodに入れたｗｗｗ」など大絶賛のコメントが続々と寄せられ、ええと他の3曲のほうが頑張って作ったんだけどなんか俺どんな顔していいかわかんねえやとか思いました。結果的にはウケたからまぁヨシとします。

「フラッシュクエストIII」より ボョコチのテーマ

2010年6月に作ったチップチューン。

BABARAGEOさんのFlashゲーム「フラッシュクエストIII」のBGMとして書いた曲です。その名の通り戦闘中に流れるBGMですが、フラッシュクエストIIIは異常にテンポの良いゲームなので、戦闘が一瞬で終わることもザラです。果たして何人がこの曲をまともに聴いてくれたのかと思うと心配のあまり夜も眠れません。寝るけど。

そんな戦闘曲ですが、実はフラッシュクエストIIIの音楽制作で一番最初に取り掛かり、かつ最も悩まされた曲です。短い曲だけどアイディア出しで5～6時間は悶々としてたと思う。前作「フラッシュクエストII」を踏襲して「戦うか逃げるか早く決めんかい」的に焦燥感を煽る16ビートの単純な曲で行くことだけは早くに決めたものの、短い曲はその短いフレーズが格好良くなければ単なるダサい音の羅列になってしまう。ニコ動に「世界でいちばんダサい戦闘曲」とか上げられたら立ち直れないわ俺、とか思ったので何とか絞り出したのがこの曲だったのでした。今のところニコ動に上がってる様子はないのでホッとしています。

そんな訳で結構な苦心作となりましたが、個人的には制作当初に思い描いたイメージをしっかりと表現できたように思っており、結構気に入っています。皆さんはいかがですか。戦闘一瞬で終わるから聞いてない？あ、うん…

「フラッシュクエストIII」より 戦闘

2010年6月に作ったチップチューン。

BABARAGEOさんのFlashゲーム「フラッシュクエストIII」のBGMとして書いた曲です。その名の通りボス戦闘中に流れるBGMですが、フラッシュクエストIIIはビシドカバキと効果音が非常に景気よく鳴り響くゲームなので、果たして何人がこの曲をまともに聴いてくれたのかと思うと不安のあまりテディベアを抱っこしながらでないと眠れません。いやもういい加減テディは卒業しなさいいい歳なんだから。何の話だ。

この曲は非常に簡単にできた曲。babaraさんからボスの絵を見せて頂いたその瞬間に直感的に思いついた音を鍵盤で弾いただけです。細かい音を大量に配置した通常戦闘曲と差別化を図りたかったこともあって非常にシンプルな作りにしたので、ショボく感じないかだけは心配だったのですが、なかなか良い具合に「強そうだなー、勝てるかな」といった雰囲気が出せたのではないかと思っています。

ちなみに少し専門的な話になりますが、この曲は基本的にメロディとそれをなぞるハーモニー、およびベース1声から構成されていますが、2小節目の6連符地帯と7～8小節目のアルペジオ部分では一時的にハーモニーが消滅しています。これは同時発音可能数が3音だったファミコン音源の仕様を忠実に再現するためにやっていることで、細かい所ですがちょっとしたこだわりだったりします。でもファミコン世代のおっさんが無駄なことやってるぜheheとか言われると非常に悲しいのでそういうのはやめてほしいなと思います。おっさん傷ついてテディ抱っこしながら泣き寝入りしちゃうよ。だからやめろよいい歳なんだから。

「フラッシュクエストIII」より ボスバトル

2010年8月に作ったチップチューン。

フラッシュクエストIIIのフィールド曲の音源を差し替えてみました。原曲はファミコン音源準拠なのですが、こちらはSN76489というチップをシミュレートした音源で鳴らしたものです。平たく言えばゲームギア（マスターシステム）音源ですかね。完全に趣味で作ったもので、フラッシュクエストIIIのゲーム本編には入っていません。

正直ファミコンだろうがゲームギアだろうが大多数の人には「どっちもピコピコでしょ？」なわけで、Webサイトで置いたところで別に反響もないだろうなーと思いつつの公開だったのですが、いざ公開してみたらレトロ音源好きな方からお褒めのコメントをいただいたり、どこかの掲示板からリンクを張られたりとなかなかの好評。やっぱり自分と同じようにレトロ音源好きな人っているんだなぁと思いました。

「フラッシュクエストIII」より フィールド (SN76489 Edit.)

2010年12月に作ったチップチューン。

実はこれ、チップチューン制作の一旦の総括として作った曲。2009年から2010年にかけてチップチューンを作る機会に多く恵まれ、同時発音数3音の世界にどっぷり浸かっていたのですが、2010年末で一度ピリオドを打ってまた普通の音楽も作っていきたいなという気持ちが沸いてきまして、それなら最後にガツンと締めの1曲作るぜってことで書いたのがこの曲です（そのわりには12月30日に作り始めて12月31日に公開したけど）。

チップチューンを初めて制作する前は「発音数3音？作業量も少ないしラクだねhehe」と軽く考えていたのですが、フタを開けたらとんでもない。例えば和音を1つ鳴らすにしても音の取捨選択が必要だったり、1音をやり繰りしてベースとハーモニーを鳴らす工夫が必要だったりと、そこかしこで知識や技術、センスが要求されました。僕ごときの持ち合わせのそれらなど限りなく乏しいもので、どの曲を作るのも相当苦戦させられましたし、ボロボロにもなりましたし、行きずりの女とも寝ましたし、いやそれはないですし、そんな経験ができるならむしろラッキーな気もしますし、えーと何の話だったっけ？

ただこの曲は、そこで得られた技術やノウハウを誇示するための曲にはしない、と最初から決めていました。技術を見せつけるために作られた曲など聴く人が聴けばあっさりとバレてしまいます。そうではなくて、2010年の最後に作ったということもあって、色んな人への1年間の感謝の気持ちと、来年もいい1年になりますように、という願いを込めて作ったつもり。ファミコン音楽というとそれだけでイロモノっぽく見られる部分もありますが、良い曲や人の心を打つ曲に音色や発音数やジャンルなどは関係ないはずで、それを証明したくて敢えてチップチューンで挑んだ、みたいな面もあります。

とはいえ、少なくとも現時点でのベストを尽くしたつもりではあるけれど、もっと良いメロディを作るには、やはりまだまだレベルアップが必要なようで。この曲をこうして2010年時点のマイルストーンとして立てておきつつ、もっと知識も技術も感性も磨いたうえで、また数年後にここに戻ってきたいなぁと思っています。みなさんにも、是非その日を楽しみにしてもらえれば。がんばれ俺！シブの冒険はこれからだ（完全に打ち切りの流れ）

a farewell anthem

2011年4月制作の二次創作。ファミコン「さんまの名探偵」より、紳助が死んでた時の曲（タイトル不明）の耳コピ。

このゲームの発売当時はまさか紳助が本当に芸能界から死、いえ、滅多なことは言いませんが、ともかくさんまの名探偵の曲です。ニコニコで動画を見てたら懐かしくなってつい作ってしまいました。

制作時間1時間くらいかな。メロディは三角波、ベースはデューティ比25%のパルス波。シンプルな構成だし簡単に作れるかなーとか思ってたけど、実際にはベースの減衰の作り込みがちょっと難しかった。実際にはもう少し長いかも。

「さんまの名探偵」より 紳助が死んどるやないかのBGM

2011年7月に作ったチップチューン。

レトロ音源いじってたらなんとなくできた曲です。明るい曲を書くつもりだったのにウィザードリィの「宝箱を見つけた。どうする？」的な怪しげな曲になっちまったでござる。とか言ってわりと気に入ってんだけど。

「ブン、ブン、ブン、チャチャッ」っていうベース音は実は伝説のクイズ番組、アメリカ横断ウルトラクイズからインスピレーションを得たもの。準決勝の通せんぼクイズの通過席で問題を選ぶときに流れるBGMが緊張感があってねー、放送当時僕は小学生でしたが子供心にカッコイイなぁと思ってたんです。それを現代にこうして（勝手に）復活させることができて私は感無量ですけど果たして何人がこの話についてこれるんだ。

deathtrap

2011年9月制作の二次創作。スーパーファミコン「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」より、迷いの森のBGMの耳コピです。

DAWをSONARからCubaseに移行した際にその練習として作りました。だもんで使用音源もCubaseにオマケでついていたHALion。HALionは音色検索がしやすいし出音もキレイだしで一発で気に入りました。この時以来非常に愛用している音源です。

©1991 Nintendo Co., Ltd.

「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」より 迷いの森

2012年5月に作ったチップチューン。

フリーのレトロ音源を試している時になんとなくできた1曲です。DAWを起動してから曲を作ってmp3に落とし込むまでわずか30分。サラマンダーよりはやーい。でもこういう何も悩まずにスルッとできた曲のほうが自分の中でお気に入りになったりするから不思議です。

Twitterで公開した時はあんまり反響はなかったんだけど、個人的にはすごくきれいなメロディ書けたと思ってるんだけどどうかなぁ。

church

2015年5月制作。「ファイナルファンタジーVI」より、プレリュードの耳コピです。個人的嗜好によりテンポはIIIくらいの速さにしました。

iPad の KORG iM1 + Gadget だけで作りました。これだけの音が手元のタブレット端末と 3,000 円程度のアプリで全部作れるようになったのですから、本当にいい時代になったものです。

「ファイナルファンタジーVI」より プレリュード / Prelude from "FINAL FANTASY VI"

2015年6月制作。「聖剣伝説2」より、メニュー画面の曲の耳コピです。KORG iM1 + Gadget で作りました。

聴いてピンと来た人いるかなぁ。セーブデータ選択時に流れる曲なのですが、サウンドトラックには収録されていないので知名度やや低めかも。わかった人は心の友よ。

個人的にはスティーヴ・ライヒ「18人の音楽家のための音楽」を思い出すのだけど、やっぱりオマージュなのでしょうかね。

「聖剣伝説2」より メニュー画面 / Menu Screen from "Secret of Mana"

2017年6月制作。1987年に発売されたファミコンソフト「桃太郎伝説」の戦闘曲です。iPadのiDS-10で作りました。

プレイ動画を観ていたら作りたくなり、気がついたら動画そっちのけで作ってました（気がついたらエンマ大王倒してました）。短いながら飽きない良い曲ですね。小さい頃はこの曲怖かった気がする。

曲自体よりも冒頭の「デロレロレロレロレン！トゥーン」を作るほうがしんどかった…聞き取れねえよ('A`)

「桃太郎伝説」より バトルテーマ / Battle theme from "Momotaro Densetsu"

2019年4月制作…というか耳コピ。1991年に発売されたスーパーファミコンソフト「がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻」のステージ1の曲ですね。iPadのKORG Gadget 2で作りました。

僕自身はこのゲームやったことないんですが、友達の家でプレイしているところを見させてもらったことが何度かあり、音楽だけは妙に印象に残っていました。当時のコナミ矩形波倶楽部の名曲率たるや凄まじいものがあったなー、と今でも思います。

「がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻」より 謎のほろほろ寺 / Horohoro Temple from "Ganbare Goemon"

ゲーム音楽バカ一代。ファミコンやスーパーファミコンの耳コピ・アレンジをメインで行っています。

※一部楽曲のジャケットに「ゆんフリー写真素材集」様の素材を使用させていただいております。Photo by © Tomo.Yun http://www.yunphoto.net/

arclende

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