En Boucle

Level Up (feat. Dory)

Falling in love

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“ lf I Don’t Make It Home Tonight”

「やったな、ゴウカクだ！」ハルトが通知書を高く掲げ、晴れやかな声を上げた。

「うん、本当に良かったね。」カノンは微笑みながらも、少しだけ目が潤んでいる。「でも、ここからが本番だよね。」

トモイク高校――それはペアでの学びをさらに深化させたカリキュラムが特徴の新設校だった。ペアテストはもちろん、プロジェクト型の授業や企業との連携プログラムも含まれているという。
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その日の放課後、ふたりは近所のカフェで入学後の計画を練ることにする。

「高校ではどんなことをやりたい？」カノンがスケッチブックを開きながら尋ねた。

「うーん、やっぱり実験とかプロジェクト系かな。企業と連携したプログラムとか超楽しそうだよな。あと、さらに高度なペアテストっていうのも気になるよな。どんな問題が出るんだろう？」

「そうだね。でも、きっと私たちがやってきたこと以上に難しいし、挑戦的なものになるはずだよ。」カノンはペンを持ち、真剣な表情で考えている。「例えば、もっと広い社会問題とか、実際に地域で活動するような課題が出されるかもね。」

「面白そうじゃん！俺たちなら絶対やれるよ。」ハルトは自信満々だ。「お互いの得意分野をもっといかせるし、今までみたいに協力して進めれば大丈夫だろ。」

カノンも頷く。「うん。私たちの強みは、一人で考えるんじゃなくて、ふたりでイケンを出し合って新しい答えを作ることだもんね。」

スケッチブックには、2人の「高校生活でやりたいことリスト」が次々と書き込まれていった。「地域貢献プロジェクト」「新しいテクノロジーのケンキュウ」「他のペアとのコラボレーション」――そのどれもが、彼らの未来への期待で輝いている。

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入学式、トモイク高校の校舎は、真新しいガラス張りの建物が青空に映え、周囲には満開の桜が咲き誇っている。

「すごい、なんだか未来都市みたいだね。」
「ああ、なんかもう、この校舎を見ただけでワクワクしてくるな。」ハルトは笑顔で周りを見渡す。

入学式が終わり、新入生たちは早速ペア単位でのオリエンテーションにノゾム。自己紹介を兼ねた最初の課題が出される中、ハルトとカノンはお互いを見つめ合い、にやりと笑う。

「さて、フタゴペアのホンリョウハッキだね。」カノンが言う。

「おう、どんな課題でもかかってこい！」ハルトが腕をまくりながら気合を入れる。

トモイク高校での挑戦は、彼らにとってさらなる成長の場となるだろう。ふたりの息の合ったやり取りと、深まる連携が、これからの課題にどう立ち向かうのか。その可能性は、無限に広がっている。

桜の花びらが舞う中、ふたりは、新たな一歩を踏み出していく。

Level Up (feat. Dory)

Axel Tony

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