「はかない」

すごいうたはうたえなくていいから
おいしいおいしい煮付けをつくりたい

きみの武勇伝より
きみがどういうふうに生活してるかみたい

なにもなしとげられなくていいから
誰かと組み立てた食卓や会話
ぜんぶが当たり前になって
退屈したいんだ

すごい嬉しいことはなくていいから
どこかで 突然 こわれないで
丸まって横になりたい
なんだか息苦しいんだ
かえられない考え方の癖

はかないはかない ふつうのことを
待たない 待たない いまここでみよう
「いつか」「いつか」は こないから
だからここにいる


ずっと行きたい日帰りのバスのツアー
お金がないから見送っているけれど
きみと夢でみたあの街へ 
行ってみたいんだ

どんなにつらいことがあってきみが泣いていて 
ぼくのこと無視していても

何回か繰り返したあの景色を 心に留めている
脳みそがくちはてても消えないことだろう


はかないはかないふつうのことを
一回一回うけいれてみよう
それであたまいっぱいになって
ばかになりたいんだ
 

どこまでも続く景色
僕の生まれた街

音楽より
生活の方が
ずっとずっとすごい

ごはんをたべたら
少し歩いてきみと公園にいって
ほしをかぞえて
うちに帰って眠りたい


作詞　作曲:　ez do dan子 （おかゆ）
編曲　演奏:　簾ンデゲオチェロ

はかない

作詞：ez do dan子　作曲：簾ンデゲオチェロ

寝れない 出かけようよ
食べられなくてもしょうがない
しょうがない
雲が晴れたように
突然 落ちてゆく
心の厚い布
書いてない 書いてない
どこにもこの感情は

君の心のスペシャルが滑り落ちる
どんなにいびつでもかまわないよ
音楽のつつましい願いを抱えてる
抱えてる
この歩みを止める前の 
ストーリー What goes on
君がここにくるまでの話きかせてよ
話きかせてよ

フィッシュ&チップス
迷走した時期や
あの街にいたことがある そっか OK

君の大事なストーリー
誰にも笑われることはない
それ食べられなくてもしょうがない
しょうがない

気にしないで

たとえば比喩も内容もなにもかもが
今夜からまた変わっちゃったっていいんだ
話をして
君生まれてから今コカコーラくるまでを

スペシャルが
滑り落ちる
夜の帳
その孤独に息かかる

街が
滑り落ちる
夜の終わり
その孤独に火をつける

誰かにしたら
なんでって言われるような
かなしいときに嬉しい気持ちとか

泣いてるとき 考えてた
今夜の食卓のことを

それでいい 禁止じゃない
なにも言いたくないなら
心のリミッター外して
step step step 
ここで 踊る
リラックスして踊る

あの日に手を伸ばして
月まで行ってみよう
あの場所が終わっても気にしない
この歌 鳴ってる そのときも

からだが知ってる
からだが知ってる
からだが知ってる

分からない
それでも
とどいてみたいな
みたことのないものがみたいな
君が思ってるよりも
僕は君に興味があるよ
僕は君に興味がある
なに話してくれてもとっても嬉しい
もう二度と来ない時間 
とっても嬉しい

スペシャルが
滑り落ちる
夜の帳
その孤独に息かかる

街が
滑り落ちる
夜の終わり
その孤独に火をつける

ez do dan子

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