君に触れた　僕の指先と
花の色に染まる温もりと
春けき日々の想いは遠く
滲んでしまうけど
蝉の声のすだく公園で
秋立つ夕映えの帰り道で
君と二人探したのは
あすへの道しるべ

本当は生きることに
不器用な僕だけど
あの日描いた未来地図を
ずっと辿っているよ
いまでも

誰かを何かを心で強く想うたび
僕は大人になっていくけれど
いつもいつもずっとそばにいて
君の声を今も聴きたいよ
その君の笑顔が
僕のたからもの


街の色も褪せる白銀に
微笑む君の凍る吐息に
夢見し日々の想いは少し霞んでしまうけど

いつか君が大人になって
僕が見えなくなっても
あの日紡いだ時の中を
君は歩いているよ
いつでも

誰かを何かを心で好きになるたびに
僕は孤独になってしまうけど
いつもいつもずっとそばにいて
君の声がもっと聴きたいよ
その君の笑顔が
僕のたからもの

どんなに時を重ねても
変わらず僕はいるよ
幼かった自分を思う時
廻る廻る時間の中で
僕らはまた出会うよ
いつでも

誰かを何かを心で強く想うたび
僕は大人になっていくけれど
いつもいつもずっとそばにいて
君の声を今も聴きたいよ
その君の笑顔が
僕のたからもの

その君の笑顔が　僕のたからもの

あした（未来）の君へ

Way to Walhalla

The Marching Cat

君の手を引いて登る銀の丘
空に浮かぶ飛行船
僕と君が生きてゆく街を見下ろして
魔法かけよう消えることのない虹の

陽を待ちわびた空に蒼く下限の朝月夜（あさづくよ）
君のほほ濡らす涙　空にきらめく暁の星

昨日なくしたのは昨日までの夢の欠片
僕の手を掴んで！
新しい日々の朝を君に見せよう

君と自転車で目指す丘の上
雲に消えた流れ星
僕と君が生きてゆく世界巻き込んで
希望奏でよう終わることのない夢の

黒く揺れる木々を
走り抜ける君といつも僕は寄り添うように
ともにいるよ
ねぇ？

君と手を繋ぎ走る雲の上
白く燃える地平線
僕と君が生きてゆく明日は何色かな？
種を投げよう七色の花の

君の手を引いて登る銀の丘
空に浮かぶ飛行船
僕と君が生きてゆく街を見下ろして
魔法かけよう消えることのない虹の

にゃんにゃんシュレディンガー