冬の光（初期ヴァージョン）

スズメたちがお喋りをしてる
虫たちもかくれんぼ終わりさ
花の蜜におびき出されたら
この街はピンク色に染まる
誰もいなくなった教室が残った
また誰か待ち続けているよ
別れを告げ手を振る隙間を
春が往く　この街に春が

ありふれた毎日を
なだらかに書き換えてゆく

風に吹かれ舞い散る花束
青空を突き刺す陽の光
壁にもたれ下向いた彼も
また少し歩き出せるかも
誰もいなくなった教室に戻った
着慣れないブカブカの制服
名前を呼び呼ばれて向き合う
春が往く　この街に春が

SPRING / 春が往く

ヴォーカル：ヤス子
ピアノ：ビーフさん ( https://soundcloud.com/beefdaisuki ) 
作詞作曲編曲：チバマコト


アイスバーは口に運ぶ前に落ちて
アスファルトの上 ゆっくり溶け出した
強い日差しに目を細めて歩く
青すぎる空がなんだか癪なんだ

けだるい日々に僕はあくびして
なんとなく暇を潰して
頬杖をつき窓の外を見た
雲の形が犬に見えた


太陽はもうすぐ西の空に落ちて
冷たい闇にみんな吸い込まれ
放課後 誰もいない教室のよう
騒がしさなど今では幻

幼いあの日 僕は自転車で
どこまでも行けると思ってた
ゴールを決めた為に辛くなって
あんなに笑って走ってたのに

Popsicle / アイスバー

友達のバンド「GREENHAND」(http://monstar.fm/greenhand) の
「サヨナラダンス」をカバーしました。
バンドは6年前に解散しました。でも良い曲がたくさんあります。
 
 
「サヨナラダンス」
作詞：タナベコウキ、作曲：イノウエバンタ、編曲：チバマコト
 
 
僕の心　砂時計の
ステージライト　スタートライン
意味は舞い　残らない空の下まわすと
君がくれた　君の声と
ステージライト　スタートライン
意味は舞い　残らない空の下　羽のよう

ダンス　ダンス　ダンスミュージック
情景冷ましたままで　消えた僕ら夢を見た
ダンス　ダンス　ダンスミュージック
最終時間を止めて　響くように滑り落ちてく

僕の心　さようならと
素敵なストーリーが
意味は舞い　ここじゃない空の下　跳ねると
君がくれた　君の声と
ステージライト　スタートライン
意味は舞い　ここじゃない空の下　跳ねるよ
  
ダンス　ダンス　ダンスミュージック
最終時間を止めて　誰もいない朝に落ちてく

ダンス　ダンス　ダンスミュージック
情景冷ましたままで　消えた僕ら夢を見た
ダンス　ダンス　ダンスミュージック
最終時間を止めて　響くように滑り落ちてく

サヨナラダンス（feat. 嫁ヤス子）／GREENHANDカバー

廊下の先ではしゃいでる彼彼女
白い素肌の二の腕　揺れる魔法
校舎の裏でかくれんぼしてたろう？
汗ばむシャツが透けてるブラの色

拍手が迎えるだろう臨時登校の今日は
反り立つ気温の上昇が続く模様
誰かが倒れるまで続く校長の声は
忙しく鳴くセミの声かき消した 
かき消した

放課後ぼくと駄菓子屋にでもどう？
当たり付きアイスおごるさ
ほら帰ろうよ

Summer School / 臨時登校日

最近ハマっている「水曜日のカンパネラ」が、桃太郎のパラデータを無料配信！ということで、リミックスしてみました。

【原曲】
http://youtu.be/AVPgxn3xohM

【パラデータ】
http://ototoy.jp/_/default/p/48321

「桃太郎」水曜日のカンパネラ／リミックス

手のひらのマシンですべてわかって
君の言葉もみんなわかったような気になってた
壊れた球体の窓から見ていたよ
火星に向かっていく君の後ろ姿を

田端大橋の下では並ぶ線路が
休みなく人・人・人たちを運んでいく
騒がしい東京オリンピックのはじっこで
砂嵐のラジオにひとり耳をすました

人間の唄わなくなった歌を聴いて
少し泣けてくるようになったこの頃は
錆びたスチール弦のギターを引っ張り出して
もたついたフレーズを爪弾いたりもするよ

君の声さえ聞こえれば離れていても
大丈夫なんてそんな、そんなことなかったよ
ガラクタに埋もれた高台のあの部屋で
今でも私はここで暮らしてるから


Tokyo 2020 / 2020年 東京 田端

川崎真理子さんの1993年の曲のカバーです。

失恋はつかれる／川崎真理子 カバー

Karla Bonoffの「The Water Is Wide」を、
オリジナル訳詞でカバーしました。

動けずにいる
この広い川
渡るには羽もない
小舟を見つけたから
漕げるよ二人で

その瞳は互いを映し
花のよう美しい
ただそれも風に吹かれ
やがては枯れてく

二人を乗せたこの舟は
日毎に荷を積み
今はもうわからない
沈む日は来るのか

動けずにいた
あの広い川
向こう岸を見るだけ
でも今はあなたがいる
旅はまだこれから
どこへ行こうか二人で

The Water Is Wide / Karla Bonoff / Japanese Cover

Bay City Rollersの「Dedication (青春に捧げるメロディー)」を、
オリジナル訳詞でカバーしました。

ラジオのスイッチを入れ
流れる音楽が好き
落ち着いて聴けるこんな日は
DJがかける曲が
僕らのテーマソングだよ
君がいなくてもまた増えてく

ひとりで寂しい夜に
時々電話がつながる
スタジオのDJ話をして
託された曲の歌詞に
耳をすましてみれば
確かな想いが届くのさ

この歌を君に送る
同じように聴く誰かにも
僕らが仲間である限り
この歌は終わらない


冷たい街で暮らし
次の休みまでは遠い
君に会うこともかなわない
こんなに愛しているのに
ひとり横たわる夜に
僕にあるものはラジオだけ

この歌を君に送る
同じように聴く誰かにも
僕らが仲間である限り
この歌は終わらない
あの街まで届けて

Dedication (青春に捧げるメロディー) / Bay City Rollers / Japanese Cover

日清カレーメシをタワレコで買うと、水曜日のカンパネラの新曲「ラー」のパラデータが付いてくる！
というキャンペーンで手に入れたデータで、リミックスを作りました。
http://www.currymeshi.com/

「ラー」水曜日のカンパネラ／リミックス

タバタ　俺が夢見た街
環状ヤマノテの北口
バンジョーたずさえて降り立ち
故郷チバに別れ告げた今朝5時

そびえ立つビル見る　飛鳥タワー
怯え立ち尽くすのか今さら
思い返し翻して、あら
何もない電脳都市タバタ

タバタ　サイキッカーの街
SOS届くテレパシー
監視衛星の有刺鉄線だ
短期決戦の火蓋落ち

時計じかけの爆薬の束
嘘だろ色仕掛けのあの娘、罠？
命がけの旅　仕組まれたかな
逃げ場ない電脳都市タバタ

CYBER CITY TABATA / 電脳都市タバタ（田端駅開業120周年おめでとうver.）

湿ったビーフさんの「髪留め蛍光カラー」　http://soundcloud.com/beefdaisuki/kamidome　をカバーしました。
インターネットを介してセッションができるフリーソフト「NETDUETTO」を使用。
松井ロール：歌とギター
チバマコト：ドラムとコーラス

111119　髪留め蛍光カラー／松井ロール＋チバマコト

雨はフードに染みこんで
2tトラックの荷台は揺れる
あたたかな あたたかな
知らない街へ向かう

彼は凶器を川に捨て
昨日で苗字は佐藤に変えた
鮮やかな 鮮やかな
花がじっと見てた

雨は空気に絡みつき
白いブラウスが汗で蒸れてる
やわらかな やわらかな
肌にそっと触れる

Rain / 雨

作詞作曲編曲演奏：チバマコト
歌：妻ヤス子

また無くしたリップを買って
これで何度目だろう 彼は思った
通勤ラッシュで窓くもって
こらえきれず立ち位置が今日もブレた

あの町からこの街に出て
何度目の冬だろう　待ちくたびれて缶コーヒー飲んだ
熱は去った


「どうせ休みの日はこもって
　見つけたカップ麺で済ましてんでしょ」って
たった今 彼女の放った
悪戯なメッセージが彼に刺さった

あの町からこの街に出て
何度目の恋だろう　はちきれそうな妄想にばっか
彼は生きる光 見つけんだ

Chapstick / リップクリーム

今日はどこのサウナで汗を流しましょうか
東京の街どこにでもあるサウナ見つかる
午後に飽きたら手ぶら着の身着のまま
少し遠出の散歩がてらの「ゆ」の文字探し

靴預けなカギ受け取りゃそのまま魅惑のロッカールームへ登場し
裸のメンバーむき出し俺脱ぎ出しみな変わらぬダラけたカラダ

体を洗う　くーっ　頭にタオル　くーっ
湯船につかる　くーっ　ここは極楽　くーっ


さぁさついにサウナへ足を踏み入れますか
木の板を押し扉を開けて香り広がる
ここは腰掛け一番上の端へ
熱が吹きつけテレビの音がひとり騒がしい

これは熱いなここ何℃だ静かにゆっくり時計の針進む
丸く浮かんだ汗の玉がくっついて伝わって溢れ出したなら

サウナ飛び出す　くーっ　汗流します　くーっ
水風呂向かう　くーっ　肩まで浸かる　くーっ
冷えたら出たら　くーっ　腰掛ける椅子　くーっ
優しい風に　くーっ　ここは極楽　くーっ


さぁさもう一往復

SAUNA / サウナ日和

200405

https://chibamakoto.studio.design/

https://www.instagram.com/chibamakoto/

Night

200410

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Dawn

200517

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Sway

200523

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Lazy

200606

chibamakoto.studio.design/

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Bath

ジャパネット

ナツカゼ

作詞：ハルカゼ / 作曲：チバマコト

僕らの復活 / ハルカゼ × チバマコト

作詞：チバマコト / 作曲：ハルカゼ

また会えるかな / ハルカゼ × チバマコト

いらない未来 / ハルカゼ × チバマコト

空と地面の間で / ハルカゼ × チバマコト

大人 / ハルカゼ × チバマコト

おやすみなさい / ハルカゼ × チバマコト

再生

Japanese singer-songwriter and multi-instrumentalist. A variety of musical instruments such as drums, basses, guitars and keyboards have been recorded by one person, and since 2003 he has released music works on the Internet. He released album "monaural-album" in 2007 , "I wanted to be a naked king" in 2010 , "Life In Tokyo" in 2019. He has been working as a radio program director since 2008.

自宅録音家。ドラム、ベース、ギター、キーボードなど様々な楽器を1人で多重録音し、2003年よりインターネット上に音楽作品を発表。2007年『モノラルバム』、2010年『裸の王様になりたかった』、2019年『田端の日々』をリリース。2008年よりラジオ番組の制作者として働いている。

Makoto Chiba

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