2015/7/15僕は1日に何回も君のことを考える。電車の中にいるときには、反対側の電車にいる君と目が合う。帰り道にはすれ違う。君のことを何度も考えて、君を作っていく。君が好きだと言っていた小説を読み、音楽を聴いて君になろうとしてしまう。君になりたいと思う気持ちは好きなのだろうか。好きってなんだろうと、自販機で今日も君が好きだと言っていた飲み物を買う。ボタンを押すと自販機の君が僕に飲み物を渡してくる。これおいしいよね、自販機の君…
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