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晴れた朝に 月が浮かぶ
啄まれたって誰も気づかない
袖を通る 風を纏う
暫くはここで寝ぼけていたい
あなたのこと わたしのこと
ぼんやり考えてる寝癖頭

いつからかこの日常に
しがみつくように生きている
満たされたり干からびたり
眺めるのは 海ばかり

痞える胸 さすられる背
夢は望遠 長いこと近眼
痛み止めが切れたときは
魔法が解けたときは
そのままでいい

居ても立っても居られなくて
この世の恥はかき捨てで
熱くなったり冷め切ったり…

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