水彩

Rest In Peace この血漿が透かせたあの命に
足掻き続けた時を果たしここへ刻む

人が日々を描く 崩した輪郭を倣って
そして刺さる痛みに代わり残った記憶と風雨を焦る
じきに夜は尽きる 焼け付く東門を眺めて
例え焦げるとしても僕は 彼らの墓標になれるだろうか

Rest In Peace あの命を辿った この足音さえ
いつか 忘れられる一つに混ざるのだろうが
この地を染め上げる雨音の水彩に
融けた熱の一片だけは拾って欲しい

い…

Related tracks

See all