彼女はいつも哀しそうな眼をしていて
遠くの空を虚ろな瞳に溶かしてる

知らない人が僕のことを知っている
誰かの自我が脳に流れ込んで
おかしくなってしまった
あの子のために詩を歌うよ

彼女の魔法は誰にも止められない
いつか天球のバランスが狂って
この星の命を奪ってしまう
それでいいの それでいいよ
あの子の魔法は誰にも止められない
だって君が溢れてしまう様に
彼女も壊れる一寸前

彼女はいつも寂しそうに
味気ないガムを噛みながら
僕に微笑んでいる
なんとなく気付いていた
僕らにかけられた魔法は
もうすぐ終わるってこと

知らないこともなんとなく誤魔化した
貴方は見透かしたような目をして
おかしくなってしまった
僕のために詩を歌うよ

彼女の魔法は誰にも止められない
いつか天球のバランスが狂って
僕らの未来を奪ってしまう
それでいいの それでいいよ
あの子の魔法は誰にも止められない
だって僕が壊れてしまう様に
彼女は泣き出す一寸前

優しかった君のことを思い出す
揺れてる自我が脳で混ざり合って
やっと分かってしまった
貴方のために歌を歌うよ

彼女の魔法は誰にも止められない
きっと関係のバランスが狂って
僕らの明日を奪ってしまう
それでいいの それでいいよ
あの子の魔法は誰にも止められない
だけど僕は伝えたいことがある
彼女は皆を愛してた

彼女の魔法(yuno)

彼女の魔法(flower)

三階、誰かの衝動(1st demo)

日常(1st demo)

完全に言葉の節々がイカレている
瞳孔開いて目は上を向いて空ろだ
君の前頭葉は溶け出してがらんどう
死に掛けた子猫のように空っぽさ

小指と小指をかけた あの無駄な時間はなんだったの
ノートの切れ端に まだ残ってるよ 嘘や悪意

ねぇ 青春ってやつは全部偶像なんだろう？
君はいつものように僕に酷い言葉を投げ掛ける
放物線を描いて遠くの空に消えていった
悪意や憎しみは掛け替えの無い思い出

みんなそうさ 狂っているものに縋り崇めている
そうやっていつもあどけない子供のふりで欺く
いつからか僕ら悪い子のまま育ってしまった
解せない矛盾もそこはかとなく受け入れる

ねぇ 青春ってやつはいつも群像なんだろう？
君はいつものように心の無い言葉を投げ掛ける
放物線を描いて桃色の空に消えていった
羞恥や苦しみは今でも僕の宝物

ねぇ 青春ってやつは全部偶像なんだろう？
君はいつものように僕に酷い言葉を投げ掛ける
放物線を描いて遠くの空に消えていった
悪意や憎しみは掛け替えの無い思い出
羞恥や苦しみも掛け替えの無い思い出

メモリーズ(memories)

君はバーガンディのカーディガンを着て
あの子になりたいと笑っている
ずっと一緒だよねと誓った
あの約束は嘘でも良かった

公園で肩寄せて眠る
君の頬を突いている
僕も君みたいに
可愛い女の子だったらな

じゃあそんなクソみたいな願望が叶ったとして
お前は今以上に崇高な人生を生きられるの？
僕は…

君はバーガンディのカーディガンを着て
ギターを爪弾いて歌歌う
ずっと側にいるねと誓った
あの約束は間違いでもいい

僕は君のヒーローなんだ
呼んでくれたら助けに行くよ
そんな嘘で適当に過ごして
寝転がって漫画を読んでる

こんなのないよ 最低な神経だ
こんなのないよ お前は狂ってる
じゃあみんなどれだけ正常なの
僕は…

君のバーガンディのカーディガンを見て
あの子は欲しそうに見つめてる
ずっと夕暮れだったらいいのにな
あの約束は忘れてしまおう

君はバーガンディのカーディガンを着て
あの子になりたいと笑っている
ずっと一緒だよねと誓った
あの約束はきっと今でも

君のバーガンディのカーディガンを着て
あの子は今僕の前にいる
ずっと一緒だよねと誓った
あの約束をこれから果たそうか

カーディガン(cardigan)

ぼくらが旅に出る理由 / 小沢健二(cover)

貴方と居た 季節の話を
今も思い出すよ
それが嘘でも
構わないさ 皆、上の空

誰かと違うことがそんなに悪いことなの
少しだけ才能があっただけ
ちょっとだけ そうだよね

貴方が居た 季節はいつでも
茜色の空
それが辛くても構わないよ
ずっと一緒だね

終わりの風景は
またあの時と同じで
繰り返してしまうのは
最悪だけど 幸せね

貴方と居た 季節は今でも
胸の奥の方に
それでもいつか 綺麗に忘れて
終われるのかな

幸せはそう
一つだけじゃない
人の数だけある
それじゃ私は何を標に
生きていけばいいの？

2017/01/02

ユーティリティ(utility)

始めから間違っていた
僕らの17歳はいつだって
歪んだ思春の昼下がり
思い返せば間違っていた
僕らの選択の意味は
大人になっても消えはしない
愛しい傷跡さ

懐かしい公園の前で
立ち尽くす君を見ていた
過去に縋りたいのは同じ
けどさ 前を見て！！
振り向くな！！！

あの日からおかしくなった
僕らの17歳はいつだって
うるさい… テレビが聞こえないな！！
あの日から気が狂っていた 
あの子の生活の意味は 
大人になっても忘れはしない
悲しい結末さ

17歳(seventeen)

いつか終わる いつか終わるんだ
幸せも悲しみも 皆、平等に
全部消えちゃうから
その時までは笑って暮らそう
思い出も約束も
順に剥がれてゴミ箱へ
あの空が落ちてくる日まで
一緒に手を繋いで歩こう

いつか終わる いつか終わるんだ
幸せな日常も 皆、平等に
全部消えちゃうなら
その時までは僕らで繋ごう
思い出も優しさも
意味を無くしてゴミ箱へ
あの空が落ちてくる日まで
貴方の幸せを願おう

あの坂を上りきったら
子供のままの私達が
緑が薫る 楓の下で
優しいキスをしよう

いつか終わる いつか終わるんだ
幸せも悲しみも 皆、平等に
全部消えちゃうから
その時までは笑って暮らそう
思い出も約束も
順に剥がれてゴミ箱へ
あの空が落ちてくる日まで
一緒に手を繋いで歩こう

いつかおわる

word & music : 中林大士
mix & arrange : シノノメタツミ
guitar : 村田ユニヴァース

visual : Os
lyrics translation : Yuta Shuto

いつも通り欲張りで
あの子の全てが欲しくて
そんな薄汚れた煩悩は
本当は 本当は あ～あ

なんもいらん なんもいらん
空の色は うぉおお〜
いつもと同じくらい美しいから
君と同じさ
なんもいらん なんもいらん
青が群れて うぉおお〜
あの日の思い出を汚しちゃうなら
俺は要らないよ

水平線と君の動脈が交わって
桃色の頬を傾いた陽が撫でて
麦わら帽子が渚を揺らして
潮風の向こうで竜胆が揺れてる

なんもいらん なんもいらん
空と君が青
瞳の奥に映る俺でさえも
飲み込んでいく
なんもいらん なんもいらん
自我が群れて右往
あの日の思い出はもう要らない
俺と生きていこう

生まれ変わったとしても
また一緒に笑えるように
俺と君だけがそこに居れば
なんもいらん なんもいらんな

Greedy as usual 
I want all of you 
But actually I don't want such a dingy desire

I don't need anything
You are beautiful 
Just like the color of the sky is always beautiful  
I don't need any memories but the one of that day
The blue of the memories getting together
If the blue of adolescence disturbed the time we spent together
I'd rather throw away all other memories

The horizon and your artery crossing 
The sun goes down shining on your peach cheek
Your straw hat falling onto the ripples
The gentians waving in sea breeze

I don't need anything
The sky and you are blue
Even me in your eyes
Being caught up in the color
I don't need anything
The dilemma in my mind makes me upset
Now, I don't need the memory of that day
Because I have decided to live with you

Even if we were reborn
We would be happy together
I don't need anything
Because now you are here

なんもいらん

貴方にとってはくだらないもの
私にとっては唯一の宝物
貴方はそれを無下にしていいよ
私は貴方が捨てたものを拾うよ

悲しむことはないよ
僕らはもう十分幸せ そうでしょ
先生こっち向いて笑ってよ
もう一度偉そうに教えて

羨むことはないの
貴方はもう十分幸せ そうでしょ
今以上欲しがってどうする
いつか私のことも捨てるの

悲しむことはないよ
僕らは欲に溺れて踏み外すの
先生、私のこと愛して
間違えたときは、ねぇ

教えて

かなしむことはないよ

僕の知らないこと、まだ沢山あるんでしょう
だけど、それでいいよ 君はそのままでいい

今日もまた終わっていく 何一つ聞けないまま
繋ぎ止めてはいけないこと、知ってるのに
また手を伸ばして

星が綺麗だね 君も同じ空の下で
同じことを願っていて欲しいけれど
もう側にいれないこと
分かってる 分かっているから
だから、今日が永遠になればいいのに

君が綺麗だね 美しい横顔が照らされて
頬を伝う涙に僕の顔が映し出される
映画館みたいなこの夜空の下で
もう今日を永遠にしてしまおう

そうしようよ

ほしがきれい

感傷に浸るような風景
改竄して興味ない振る舞い
明日からまたやり直そうとか
意味ない言葉を繰り返して

もう終わる日にさよならを告げて
僕らはまた走り出す

明日の裏側へ

揺れてるのは昨日のせいじゃなくて
グラスに注ぐ毒のせいじゃなくて
ねぇ ねぇ ねぇ
もう一度笑ってよ
えぇ えぇ えぇ えぇ
もうさよならなの

感情が萌えるような情景
快楽さえ今日見ない振る舞い
明日からまたやり直せるとか
無責任な言葉を繰り返して

また始まる日に鮮やかな夢を
僕らはまた歩み出す

貴方はどこにいるの

愛しいのは気のせいじゃなくて
透き通った毒のせいじゃなくて
ねぇ ねぇ ねぇ
もう二度と会えないの
えぇ えぇ えぇ えぇ
もう失うの嫌だ

涙を拭いてくれ
綺麗なハンカチで
お化粧を直して
澄んだ空気を吸って

愛しいのは君だけなんだよ
透き通った目で僕を見てよ
ねぇ ねぇ ねぇ
もう今日が終わるの
えぇ えぇ えぇ えぇ
もうさよならだね

幸せでした ありがとう

エントロピー

「歯車の街でもう届かない声を重ねていた」
「消える滑走路」「今日は飛行機で行けなさそう」
「歪んだ夢」「貴方の影を空に送っている」
「壊れた未来はもう還ってはこないの」　

憂鬱な風景を一瞬で変えてく
もう一度僕の方、振り向いてよ

今でも思い出すよ
貴方が嬉しそうに笑った顔 
オレンジの傘を差して
水溜りの上ではしゃいでいた
季節の終わりに優しさの花束を

「紫色の日差しの中で大きな犬がハンモックに揺られている」
「再生の風景はもう忘れてしまったかも知れないけど、　
「僕も彼女もあの日約束した場所でまだ待ってる！」

退屈な日常を鮮やかに染めていく
僕はただ君に憧れていたんだよ

今でも思い出すよ
貴方が寂しそうに笑った顔
オレンジの空を指して
「綺麗だね」と憂う、頬に涙
僕らの終わりにお別れのキスをしよう

一度しかないこの瞬間に伝える
僕はまだ君のことを愛してる

今でも思い出すよ
貴方が嬉しそうに笑った顔
オレンジの傘を差して
水溜りの上ではしゃいでいた
季節の終わりに優しさの花束と
僕らの終わりにお別れのキスをしよう

オレンジ

手に入れれば後は失うだけしかない
大好きな人が言っていた言葉なんだ
本当にそうなのか未だに考えてる
砂時計がもうそろそろ終わりそうだ

ワイングラスに注いだ毒を回して
色とりどりの錠剤を口の中で転がして
白い日々を淡々と過ごしている
今日は雨風が強く窓が揺れている

意味のないものは要らないと
君が捨てたものを今日も拾って
限りある人生の中を削って生きて
大切なことと言ったら それは

また君と手を繋いで歩いていけたら
なんてことを考えている
僕は浅ましいね それでもいいかな
ただ君を幸せにしたいだけ

高そうなグラスに注いだ毒が
自分の脳を侵し始めている
うまく紡げない忘れた言葉も
飲みすぎた薬のせいにしよう

意味のあるものだけ集めていた
君の暮らしは今、どうですか
数多ある人生の一つ選んで
欲しいものと言ったら それは

また君と手を繋いで歩いていけたら
それは本当の幸せかな
いや、それは違うね そうではないよね
君は好きなように生きて

僕だけが君と同じ歩幅で歩けない
皆と違うような気がしてしまう
今日で終わりかと思っていても
あの日の光景がまた浮かんでしまう

また君と手を繋いで歩いていけたら
そんな日のことを思い出す
頭の中だけに残った記憶は
綺麗に燃やして灰にして
君は君で自由に生きて

ハピネス

間違えられない事ばかりで
なんかもう嫌になっちゃうな
上手く生きれないとか
なんでみんな同じこと言うんだろう

ありふれた日常だった
それももう触れられないな
喧騒をするりと抜けて
他人のモノを借りて生きている

一緒に手を繋いで歩いた季節は
色褪せることはないだろう

割り切れることはないから
へばりついた感傷が揺れてる
優しかった貴方を書き換える前に
振り返ることはないから
言い淀んだ言葉が揺れてる
楽しかった記憶を燃やしちゃう前に

一緒に陽を跨いで繋いだ季節は
忘れられるはずはないだろう

割り切れることはないけど
へばりついた感傷が解ける
優しかった貴方を書き換える様に
振り返ることはないから
固定されたイメージが溶けてく
楽しかった記憶を燃やしちゃう様に

past

past(yuno)

past(domino)

優劣の芽が僕に突き刺さる
蔑んだ目で僕を認めない

愛しかったあの思い出は
僕が錯覚の季節にいただけ

優しかった貴方はもう居ない
楽しかったあの日に戻れない
頭の中で繰り返している
言葉を全部消去してくれ

damn

感傷に浸るような風景
改竄して興味ない振る舞い
明日からまたやり直そうとか
意味ない言葉を繰り返して

もう終わる日にさよならを告げて
僕らはまた走り出す

明日の裏側へ

揺れてるのは昨日のせいじゃなくて
グラスに注ぐ毒のせいじゃなくて
ねぇ ねぇ ねぇ 
もう一度笑ってよ
えぇ えぇ えぇ えぇ
もうさよならなの

感情が萌えるような情景
快楽さえ今日見ない振る舞い
明日からまたやり直せるとか
無責任な言葉を繰り返して

また始まる日に鮮やかな夢を
僕らはまた歩み出す

貴方はどこにいるの

愛しいのは気のせいじゃなくて
透き通った毒のせいじゃなくて
ねぇ ねぇ ねぇ
もう二度と会えないの
えぇ えぇ えぇ えぇ
もう失うの嫌だ

涙を拭いてくれ
綺麗なハンカチで
お化粧を直して
澄んだ空気を吸って

愛しいのは君だけなんだよ
透き通った目で僕を見てよ
ねぇ ねぇ ねぇ
もう今日が終わるの
えぇ えぇ えぇ えぇ
もうさよならだね

幸せでした ありがとう

エントロピー(yuno)

貴方の眼に
綺麗な種を
植えてあげる
いつ育つかな

「テレビは煩いのにクソの役にも立たない 情報ばかり」
「こんなんじゃこの国も近いうちに終わりだな！」

思い出してくれ

優しかったあの頃の記憶が
僕の心に焼きついたまま

僕らが許せる言葉を
持ち合わせていれば
みんな繋がる
どんな些細なことでもいいよ
またベルを鳴らして
僕のことを呼んで

僕らが優しい言葉を
持ち合わせていれば
誰も失わない
それは些細なことではないよ
また喉を鳴らして
愛しい声で呼んで

ドミノ

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