喧しい君と、真新しい日々を求めている。歪みの中で湧き至る皹は、辿り着けぬ海を求めている。「あ、ヒタリと消えた……。」
疎らな光に眩む。夜の帷も燃えて、下らない期待に縋り、春の終わりを迎えた。
鮮やかな歌詞の浅はかな価値が、僕の肢体を蝕む。暗がりを泳いでも鞍替える先がなくて……。「レイテンシに抵抗をした!」
変わらない時の速さに垂れる。天窓も冷えて、魚は呼吸を忘れ冬の報せが薫った。
「だって消えたくなくて、待っても居た…
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