彷徨う　終焉へ
移り行く　世界を眺めて
咎める　罪状を
唱えよう
嘆きや慟哭

喧騒と対立は
掻き消されてく

絶え間ない　死線を征する人々よ
繰り返す　生贄たちの断末魔
揺らめく　血潮を身に纏いながら
踏み込む　その先には・・・

嘲笑うと罵倒は
眩暈を誘う

尽きぬ闇の中　手探り続ける
怯えなど知るか　虚ろな眼差し
溶かす　この体が朽ち果てても
辿り着けない　場所へ・・・

絶え間ない　死線を征する人々よ
繰り返す　生贄たちの断末魔
揺らめく　血潮を身に纏いながら
辿り着くべき　場所へ

我らは　永遠に
聖なることなし・・・

我らは　永遠に
聖なることなし

我らは永遠に聖なることなし

宛転で 艶めく
爛漫で 枯れる月よ
最期の夜に 未だ懸かる

君が 其の傷跡を暴いて
抗う力もなくなった

荒涼の言の葉
糸となり 背中に絡む
黄昏を淫らな雨 降りしきる

崩れ行く 血肉に
朧の 境界へと
尚も 其処に立つ

永訣へ 狂い 走り出す

煩わしく 切なく
真紅で 憐れむ月よ
縊る 我が夢を

君が 耕した 畝に込めて
至上の喜びへ
君が死んだ日から・・・

空しき躯 残され彷徨う
慈悲深き 上蒼よ
憐れみ 給わぬか

泣叫び 猛る
孤独に 裂けよ

宛転で 艶めく
爛漫で 枯れる月よ
最期の夜に 未だ懸かる

僕の 胸を 貫いた君と
全て灰と成れ
君が死んだ日から・・・

君が死んだ日から

鳴り止まない雨
溶かされた心
渇いた唇　紅く染めて

錆びたナイフ
踏みつけて殺して
歪んだ眼に
潰れた涙見て
震える声
囁き交わしてる
灼けた素肌
濡れたまま燃やした灰

砕け散った夢
掴めぬ過去たち
絶え間なく血を流し

焼け焦げてく
嘆きの中生きて
醜いほど
掻き乱す衝動
紛れもない
惨劇の始まり
悲鳴上げろ
濁流のように沈め

錆びたナイフ
踏みつけて殺して
歪んだ眼に
萎えた魂連れ
震える声
囁き交わしてる
灼けた素肌
腐り落ちてもまだ燃え

贖う

Flesh! Flesh! Flesh!

Broken Minds

静寂が包む　無慈悲な世界で
神は語らず　ただ見つめてる

枯れた魂　燃やす
痛みと共に　消える
深い　闇に溺れる
醒めない　狂気の悪夢に
朽ち果てた　感情

絶え間なく押し寄せる
虚無への旅路
神々の囁き聞こえずとも
終わりな道　怯えたまま

全て呑み込む　空虚の中で
求める答え　遠く霞んで

滅びゆく星々　黒い予兆
忘却の影が　私を覆う
凍てつく世界で　孤独に揺られ
永遠の憎しみ　噛み砕くように

荒ぶる神々も黙している
声を殺し　闇へと沈む
終わらない苦しみ　幻想の中で
神は語らず　私達を　見捨てる

静寂が包む　無慈悲な世界で
神は語らず　ただ見つめてる

（灰と化した世界　絶望が漂う
黒い雲が描く未来　悲劇の幕開け
失われた希望　心を侵す闇
神々の沈黙が囁く
身を焼かれる終焉へ

傷だらけの心が　叫びを上げる
禁じられた真実が姿を現す
血に塗れた地に立ち尽くす
神々の影さえ薄れゆく）

全て呑み込む　空虚の中で
求める答え　遠く霞んで

（崩れ落ちる絶望の塔よ
無情な定め　私達を押し潰す
涙が乾くことなく流れる
失われた希望　風に舞い去って

痛みが刺し通す
終わりを知らずに　抗う意味もなく
闇が広がっていて　息も詰まる
神は語らず　答えを放たず）

……

夏至生

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