読みかけの本を閉じるように放り投げた目の前の現実は思ってたよりぼくには耐えられなかった
古い写真を懐かしい場所を閉じた目の裏側投影したぼくのささやかな日々つぎはぎの映画みたいだ
放物線を描いて指でなぞったあの日の君の影をなぞった
ずっと思い描いた未来なんてなかったあの日の君の影はなかった
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