01 LADY

素肌にカシミヤ　人の殺し方
右と左がわからないから
三面鏡は閉じて眠る
まつげがぐらぐら　人の愛し方
何もかもが気休めでも
安全バーは下げてねむる

厚いめがね、光る、かわいいね
せっかくだけどいらないわ、ありがとう
あの紙幣を壁に貼りつけて
せっかくだけどいらないわ、ありがとう

赤と白のキリン　月に帰ること
どうぶつがたくさんいるけどみんな怒っている

燃えさかる、街に、背を向けて
水ふうせんの羽で飛んでいく
爪の隙間から粘土のにおい
君は場所を愛せないだめなひと

タバスコのメモ

Lullaby and cat

ストロークスを歌ってよ！

冬の日

真夏さえ 凍えてる 子犬の爪
日が沈み 車の下 潜って眠くなる

街はよわい 人もつよくはない
窓を開けて 空が青くても
わからないことばかりだよね

話しあったり じゃれあったり 豊かな日々
絶えることない 光を浴びていたよね

夜に頼った明かりがなくても
こわくて泣かないでね
だけれど意味がない 
きみがとなりで スキップしていなければ

冬の日

僕ら三日月みたいに (demo)

機械仕掛乃宇宙 すこし

僕はそれにほっとしてしまう(2025.6.1 新小岩タツミギャラリー)

Undercurrent Blues

あの街にむかううちに飢えてしまう。まあ、しょうがないかしら。あの街にむかううちに飢えてしまうぼくら。ハロー。六月のみどりの夜には、卓を出して、待ちぼうけのビール缶の冷涼をうばう風を浴びながら、あの街にむかううちに飢えてしまうのを思うのさ。まあ、あの街がはらぺこのぼくを救うかもしれないし。

機械仕掛乃宇宙すこし

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