坂口恭平

「鬱明け」坂口恭平
久しぶりに外二人で白い息
手を繋いで渡る橋の上
片足で鳩追いかける　私の牛若丸
悲しみにも似たその気持ちは、ねえ
笑顔を振りまく君の声よ
壁に空いた穴をカレンダーでひょいと隠す
君がくれた歌は
笑い転げて　裏山登って
感じたぬくもりは
涙の粒を　打ち上げた
鬱明け
おめでと
これからも
よろしくね
いつまで
つづくのか
何度でも
へっちゃらさ

イントロ　EM7 F#m7
Aメロ　EM7 F#m7 G#m7 F#m7 C#m7 Bm7 AM7 F#m7 B7
Bメロ　G#m7 C#7 F#m7 B7
サビ　AM7 AM7onG EM7

鬱明け

幼稚園の歌DEMO 坂口恭平

木蓮 歌／フー 作詩：作曲／坂口恭平

西港 歌：フー 作詞作曲：坂口恭平

壜の花

　紺のゴルフに乗って行こ　阿佐ヶ谷駅の並木道
　忘れられないあの風を　僕は遠くで感じてる
　君がくれたのど飴舐めて　あの日のキスを思い出す
　二人で決めたあの時間を　いつか一緒に笑いたい

chords C Em7 F G C 

ゴルフ 作詩・作曲：坂口恭平

ひとつの鍵


夢の言葉を　耳に残して
白い息吐いた　公園の朝
今も流れる　音楽だけが
いつもその日の君の面影
どこまでも続く道ならいいよねと
笑い声泣きっつらに花咲くよに
いついつまでも輝ける時
音楽はいま喜び跳ねる
きみの匂いが鼻先かすめた
消えないものを見つけたのです
見えないものに触れた指先

g em7 c g
am7 em7 c d
bm7 cM7 
am7 bm7 c d

２０１５年３月１９日

ひとつの鍵 作詩・作曲：坂口恭平

空き瓶

マラケシュの残り香　そっと忍ばせて
ポケットに隠れてる紙屑を握ってた
花瓶には鬱金色したチューリップ
まだ咲きませんよねと祈るような声出した
一緒に覗いた骨董屋で
名も知れぬ空き瓶買って
なぜだか零れ出た君の渇いた笑顔は真昼の月のようで
ホットケーキ食べ行こうか
このまま抱きついてようか
悩む僕らは　朝の光浴び続ける

c em7 am7 dM7 g7
em am dM7 g7
f e7 am dM7
f g c am 
f g f fm7 c

２０１５年３月２０日

空き瓶 作詩・作曲：坂口恭平

新しい人間　　作詩・作曲：坂口恭平

涙のそのわけは
君の面影揺れる
一人で月の下
ぬるい風抜けてゆく

見慣れた風景が
久しぶりと声かけた

新しい人間に僕はなりたいのさ
新しい人間の幸せを探すのさ

帰って来た夜のベランダで思い出す
声震える君の好きという一言を

２０１５年４月４日

chords
a: A-DM7-C#m7-DM7
b: Bm7-DM7-A
    Bm7-DM7-A-E
c: F#m7-G-A-Bm7
    G-F#m7-A

新しい人間 作詩・作曲：坂口恭平 2015APR04

天の祭ぞう
三千世界の祭ぞう
山んとっぺんから
谷の窪から
沖の涯の
舟ん屋根から
渦の底から
ぐるぐるぅ　ぐるぐるぅ
ぐるぐるぅ　ぐるぐるぅ
祭り雪が
天の方さね
舞うてゆくぞーい
よーい
天の祭ぞーい

石牟礼道子「あやとりの記」（福音館書店）より

天の祭ぞう 作詩：石牟礼道子 作曲：坂口恭平

白夜 FU Ver 作詩・作曲：坂口恭平

あのこえ（MAN Ver） 作詩・作曲：坂口恭平

休みの日　

作詩・作曲：坂口恭平

逢えない日々を　忘れられるのなら
夜淹れたヨガティー　甘く感じるだろうに

通いの喫茶店で　隣の声聞きながら
思い出だけが癒してくれるその時間を

笑った頬の動きを真似しながら
休みの日の午後　ただ過ごしてた

君のこと考えてた
君の歌　うたってた
君と踊り明かしたあの夜の川辺

C C7 Em7 Am
Dm7 GonD C
Dm7 G C→Am
F G C

休みの日 作詩・作曲：坂口恭平 ２０１５年５月３１日

公園

降り始めの雨は
まだ優しく
伝えないまま
滑り台の下
雨宿り
二人で煙草吸った
耳たぶに刺した枝
君を守るよう
籠に傘立てた
濡れてない砂
何かの奇跡に見えた

D F#m7 Bm G
D F#m7 Bm G A
D Em7 A

２０１５年６月１２日　於・吉祥院（京都）

公園 作詩・作曲：坂口恭平

G Em C G

老人と呼ぶな　私たちのことを
ボケてると言うな　私たちのことを
私たちには　目があるのさ
耳があるのさ　鼻があるのさ
思い出があるし　時には恋に落ちる
花もわかるし　鳥が呼んでる
生きてるってことを感じることができる
私たちの人間なんだ
人はなぜ墓参りを忘れ
山の中に精霊がいることを忘れ
地蔵さんはいつもみんなを待ってるのに
自動販売機でお茶買ってどうする？
みんなは生きてることを忘れてるんじゃないかって
このユートピア熊本のばあちゃんじいちゃんは
分かっているのに分かっているのに

忘れ涙 作詩・作曲：坂口恭平

CM7 Bm7 Am7 G

こんにちは昨日さよなら明日わっしょいわっしょい今このときを初めて出会ったあの日の意味に向かってレッツラゴーゴー列車が走るよ思い出と笑えば泣くさ泣けば見えるさ音楽の虹が消える港の先に浮かぶ船で寝る鼠の髭がふわりと揺れた

楠 作詩・作曲：坂口恭平

歌：坂口恭平、アオ、フー
乳吸い：ゲン

くすのき（坂口家だよ全員集合） 作詩・作曲：坂口恭平

PUNPEEと坂口恭平で新しくラジオ番組がはじまりました。
題してBrain Wash Radio。
僕がPUNPEEに電話して、PUNPEEはスピーカーフォンでラップして、僕がギターを弾いて、フリースタイル。もちろん一発録音です。たまにUPするから楽しんでね！

pro by kyohei sakaguchi
CM7 Bm7 Am7 G loop

Brain Wash Radio ーintro 2015JUN24  MC: PUNPEE ＋ 坂口恭平

「三月の水」

作詞・作曲：Antonio Carlos Jobim 
日本語訳：坂口恭平

枝、石ころ、道の終わり
幹の残り、ちょっと独りぼっち
ガラスの破片、それが人生
太陽と夜と死と罠と銃

樫の葉が揺れ
キツネのしっぽ
樹木の節
ツグミの歌

風の森
崖　滝　ひっかき傷　瘤
何にもない世界

踊り舞う風
坂の上
光線、空虚、予感、希望

川で話そ
三月の水
緊張は解け
きみが笑う


「三月の水」作詞・作曲：Antonio Carlos Jobim 日本語訳：坂口恭平

チェリー( The timesareachangin' mix) 坂口恭平新政府総理カバー全集より

vo. gt 坂口恭平
vo. pianica フー
FISHMANS

坂口恭平

Hirayama Naoki