「東京」

さよなら　さよなら
どこでもよかった
使えない傘を抱いて―――

「東京の街にでも、
雪は降るのだなぁ。」
すれ違い　解れてく
袖に咳き込む
明日には雨になる
融けてなくなる
思い出すのは、そう

夕暮れを熔かす海
ふたりきりのバス
どこにでもいけるのに
どこにもいけない
気がしてた　東から
午後５時のサイレン
すぐに帰らなきゃ

ゆれるゆれる　街の喧騒
うつらうつら　人に呑まれ
少しほっとした
どろどろ溶けて

さよなら　さよなら
君の前じゃ
使えない言葉だらけ
ゆらゆら　ふらふら
舞い上がって
触れない屋根の海へ

「東京の街にでも、
雪は降るのだなぁ。」
すれ違い　解れてく
袖に咳き込む
明日には雨になる
融けてなくなる
思い出すのは、よそう

（誰のことも　僕は知らない）
（僕のことも　誰も知らない）

なんだか眠くて
仕方がなくって

さよなら　さよなら
どこでもよかった
使えない傘を抱いて
笑顔も　寝顔も
遠くでやって
ようやく許せる気がして

さよなら　さよなら
君の前じゃ
使えない言葉だらけ
ゆらゆら　ふらふら
舞い上がって
触れない屋根の海へ

わかったフリをしていた
笑えないから笑うだけで

東京

｢ WHERE,WEAR ｣

つまらない月曜日に
白い靴を選んだら
踵を鳴らして飛び出そう
凸凹 擦り切れ 汚れろ

自分だけの模様つけて
息を吸って息を吐いて
出来ることだけ確かめて
街灯を辿る道
明日の風 夜の向こうへ

あの街 この街
everywhere anywear
どこにいても同じ
ここにある心を灯すよ

寄る辺のない月の夜に
水を掬えば、ほら
両の手には君だけの月

everywhere anywear !!!

go back to home
go back to home

大抵傷は癒えないし
言えないことばかり増えた
散々だった僕らにも
燦々と降る太陽
服はどこ？ 裸足でいこうぜ


(everywhere,anywear
my heart is here)

WHERE,WEAR(web先行版)

｢砂のお城｣

悲しみよ、消えないで
いつか優しさになるから
言えない言葉を放して

苦しみよ、消えないで
いつか愛しさになるから
見えない心を繋いで

どこにいこう

砂のお城　崩れてくよ
向こう岸から眺めてるよ
いつの間にか眠っていたよ
話したいこと 数えてると

悲しみよ、消えないで
いつか優しさになるから
言えない言葉を放して

ここにいよう

砂のお城　崩れてくよ
向こう岸から眺めてるよ
いつの間にか眠っていたよ
話したいこと 数えてると

きっとずっと 忘れないこと
忘れるけど 忘れないこと
きっとずっと 思い出すこと
思い出には 出来ないこと

砂のお城

｢ H E L L 0 ｣

ハロー 僕はここにいるよ
君しか見えない地獄を
僕の天国で奏でたい
誰にも代わりのない音で
空に海に放そう

下水道でハロー
また会ったね

僕の心臓を止めないでよ
鋼鉄を熔かすエモーショナル
僕の心臓を止めないでよ
理由なんて　はじめからない

君の音楽を止めないでよ
今日はいつだって昨日になる
君の音楽を止めないでよ
踊らされて踊ったフリをしないで

最終回だって
日々は続くさ

三分間だって
ここは永遠だ








hell(zero)

i'm home