JNTのアルバム3

ミスディレクション

夕暮れグッバイ

作詞 / 作曲 じんた

最初は何でも無かった兎に角笑顔が素敵で
いつのまにか私はあなたのことばかり見てる
大げさに声を出し張り切る体育の時間
あなたが咳をしたならば僕も咳をする

音楽室から聴こえてくるそれはバンドサウンド
HY　AM11:00

わざと気づかないふりをした
お互いもう分かっているのにね
さよならは言わないよここで言ったら野暮ってもんさ
2人に明日が無いどうせなら出会うことも

止まるキーボード声に出して歌うのが
はずかしくて思い出して
下駄箱が並ぶ昇降口で夕暮れの淡い時間に
返事の手紙を大事に抱え急ぎ足

わざと素っ気ないふりをするのは
溢れ出る自分の気持ち悟られない様に
ほんとはここでお別れなんて望んで無いのさ
また会う日までどうかお元気で

夕暮れグッバイ

放課後の物語

作詞 / 作曲 じんた

遠目で見てまるで自分は知らないって
言いたげな午後の風が吹く
最近知ったこの曲を聴きながら
考えちゃうね
目の前で揺れるあなたの身体
おっと早まるのはまだ
冷静になって優しさに飲まれる前に

足元ふらついて小石に躓いて
いつもそうなんだよな
ダラダラ過ごしたって
良い事なんて無いよな

真面目すぎるあなたに伝えたい事がある
もう2度と描かないなんて言わないで
ゆるくこのまま待つなんて僕にはできなかった
また一緒にやろうね

遠目で見てまるで自分は知らないって
言えない午後の風
不意の着信伝えられた言葉
悲痛の叫び声が
試されてるあなたも私も
大事なものが何なのか
他人のために無理を重ねて
自分を失うくらいなら

想う程強くはいれない
心が折れたらそれまで

放課後の物語

ゼロナ

作詞 / 作曲
じんた

夏が来る度思い出す
あれからどれだけ経ったの
あのアニメが面白いとか
この曲が良いとか
そんなたわいも無い話を

今僕が何をしてるか知ってるかい？
相も変わらず生きてるけど
あの頃とは想像もつかないかもね
ギターを手に持って歌ってる

掃いて捨ててまた拾って
繰り返して
伝えたい言葉があふれる

毎年暑いね お祭り一緒に行こうね
花火も一緒に観ようねとか
そのあと一週間後に訪れる悲劇を
まだ知らない

僕は元気だよって手を合わせて
添えられた新しい二輪の花が
ふりかえればそこにいる様な気がして
あの時の約束が今も蘇る

毎朝の星座占いとか今日のお昼は何かとか
仕事終わりの夕焼けとかも
楽しい事も辛い事もこの曲も全部

毎年暑いね お祭り一緒に行こうね
花火も一緒に観ようねとか
全部思い出を僕が曲にするよ
ねぇそっちにも聴こえてる？
相変わらずくそったれなこと
波に飲まれて揉まれて
今も生きてるよ
この曲をあなたに贈ります
ねぇ キュウナ

ゼロナ

お疲れ様。

作詞 / 作曲 じんた

呼び出しの電話どうやらトラブル
今はそれどころじゃ話だけは聞く
お客の要求がすべて　これはすべて返品です
どうぞこちらで話があります　今すぐ来てください

車を走らせ片道250km
5時間コース エコカーなめるな

追い越されて煽られまくれ真昼間からハイビーム
慣れない高速次はどこを目指すんだ
首都高を走りながらふと考えてみたんだ
もしかして迷ってる？

ホテルには着いた ひとまず安心
今日は疲れた お風呂に入ろう
金のためとはいえこんなところまで来て作戦会議
昔言われたハングリー精神なんて持ち合わせていない

無事に話が終わりようやく帰るこの道
心をすり減らしてハンドルを握る
車を走らせ片道250km
5時間コース エコカーなめるな

インターチェンジで、乗り換えて
そのまま勢いに身を任せて　スピードは上がっていく
首都高を走りながらふと考えてみたんだ
この東京にこの音楽を

お疲れ様。

いやだよベロシティ

作詞 / 作曲 じんた

見え透いたことだって案ずることなかれ
誰もわからない
目に見えない熱い物がグルグル渦巻いて
諦めが悪いって初めから決まってるって
何だって一体全体どこに書いてあるんだ

ここら辺でちょっと休んで
誰も責めやしない

見た目と行動が一致しないなんて褒め言葉じゃんね
目に映るものだけが全てじゃ無いんだからさ
まともな事を言ってその後滅茶苦茶になって
誰だって矛盾を抱えているんだって

ひとりが良いなら
邪魔なんてしないよ

散々語ってきた恥ずかしい事を
バカだよって無理だよってみんな口を揃えて
お前はあきらめたんだろ
ずっとここで通せんぼ

命と引き換えにして当てられたスポットライト
今まで生きてきたって分かってよ
一瞬の煌めきを明日にはすぐに忘れて
同情も綺麗事も言わないよ

嫌だよ 霧の中で迷い
暗い穴

ふざけるな夢の中もがいて
立ち止まるわけにはいかない
お前はあきらめたんだろ
ずっとそこでうずくまって
ずっとずっと

いやだよベロシティ

201号室

作詞 / 作曲 じんた

何気無い会話の流れで言ったあの言葉
結構本気で言ってたんだよね
冗談ぽく聴こえちゃう
あの頃僕には何も無かった
ただ寂しさが
吸い寄せられる様にあの扉を開いた

ビックリしちゃうね どこか、あの面影を残す
出会った瞬間 見た瞬間　僕は一目惚れ

春も、夏も、秋も、冬も、全部一緒にいたいよ
ここまで生きてきたのは全部
あなたに会うため
あなたのためなら
この音楽もきっと捨ててしまうだろう

かしこまるのは僕にはちょっと苦手で似合わなくて
恥ずかしさを隠すためにちょっと笑って
バカみたいじゃん一時の言葉を信じて
夢の中溺れる
バカみたいに全ての事が救われてる
いつまでも笑ってたいよ

本当の最後
これが最後
これで最後

贅沢な願い事が叶うなら
一番最初に曲を聴いて
それだけで贅沢
いつまでもどこまでも

201号室

しゃららで休憩

作詞 / 作曲 じんた

知らない人を見て泣かないのは初めてだって
腕に抱かれた赤子のまっすぐな目
月日が流れて成長していくあなたを見てる
振り回されながらあなたは強い子

大人の事情に巻き込まれあっちへこっちへ行ったり来たり
そんな場面を見てるだけ何もできない

寝静まって見計らって寒空にさらされながら
2人で黙って思うことがあろうか
全部嘘さ愛嬌ふりまくって
抱きついて見つめあって
よくわからないな何だこれ

僕がどうにかしようと思ったそんな時もあった
それは偽善とか同情とかそんなもんじゃなくて
あまりにもタイミングが良くて
周りなんて見えない

寝静まって見計らって寒空にさらされながら
2人で黙って思うことがあろうか
寂しさを埋めたいだけならばお互いに
どうしようもない
よくわからないな何だこれ

しゃららで休憩

きりの

作詞 / 作曲 じんた

いつか思い出した時 笑っていられるかな
あのとき何を見て何を感じて何を考えていたの？
今が良かったらもう何もいらないって
そんな　そんなんじゃ

こんな時に限ってずっと引っかかっていた
違和感が今更遅いよ
こんな時に限って
笑っちゃうぐらいに
線と線が繋がっていくんだ
あぁ、また繰り返すのか

無駄な様で無駄じゃなかったって
声を聞かせてよ
誰より自分を信じなくちゃいけないのに
今日はなんだか ダメだったんだ

もう後悔しないように
この曲を作るよ
きっと今だからこそ
作れると思うんだ
一生追いつけない
後悔があるけど
それも受け入れて ねぇ
進むしかないよね

なんで出会ってしまったのか
なんでこんなにも想って
運命の歯車に
全力で抗ってみたいと思って
しまっていても何故か

ねぇ　苦しむことなんてないよ

温もりも思い出も
全部消えてしまう前に
悲しさも優しさも今までの全部
嘘みたいね何故か分かる
不思議だよね
縺れていく蕩けていく
この先もずっと

無駄な様で無駄じゃなかったって
声を聞かせてよ
誰より自分を信じなくちゃいけないのに
今日はなんだか ダメだったんだ

君のことを考えて落ち込んでしまって
ダメなんだよな　最近は
何があっても決して恨むことはない
あるのはただ愛だけなんだ

きりの

「 海月 」

作詞 / 作曲 ペルタベロス

例えば頭の中の妄想が現実になって
そんなことを考えながらこの曲を作ってる
2人で並んだその感覚が何故がしっくりきたり
触れる肌の心地よさが
何故が落ち着くの

欲しいのはこんな事じゃない
心に余裕を持った気になって
現実から目を背けて
満たされた気になっても

昔の自分にきっと言われる
「お前何回死にたいと思ってたんだよ。」
「贅沢なんだよ。」

初めて出会った日のことが
今でも頭から離れない
その笑顔　笑い声も
仕草も　甘い匂いも
普段写真なんて撮らない
私のカメラロールが
あなたとの思い出で埋まって行くの
顔交換が僕のツボです

もうこれで終わって良いって思ってしまったんだよ
心が折れてしまったんだよ
最後って言えない自分が
いつまで経っても煮え切らない自分が
なんて考えていても結局言えやしない
普通でいたいのに

期限切れのチケットで
最近は大変ね
忘れ物はありませんか
それでは行きましょう

誰かの普通が僕らにとって
普通じゃなくてもそれはそれでいいでしょう？
お互い利害の一致
かける熱の方向

あきれたあなたにきっと言われる
「あなたなんて哀れな人なの。」
「変わってるわね。」

きっとクラゲみたいに
ひらひらと
きっと首をかしげて
漂うのだろう

海月

Yeah!! OUTになったってstay
いつも通りだろう？

第３土曜針落として
予約の電話を入れた
どうやら今日はすいてる
午後から雨が降るらしい
連絡は力を抜いて
なんてことない時に限って
ちらちらと頭よぎって
今眠いとかそれ知らんって

後影に今更の残る思い出に
振り回されちゃって
センチに浸って過ごしてた最近は
もう何もかも将来のこととか
そんなん考えてもしょうがないから
すべて受け入れて

Yeah!! OUTになったってstay
いつも通りだろう？
残るのは感謝しか無いんだぜ？
オーライ
Yeah!! OUTになっちゃっても
最後は笑って
感謝の別れを言うよ
オーライ

あれはミスリード
これで何度目かの答えが出た
あぁそんなもんだよな
左手に輝いたそのリング
寄り道して迷ってさ
あっちやこっちや彷徨って
あぁ結局君のこと忘れられないから

もっと違う出会い方なら
ちょっとはマシになれたのかな
あの頃置かれた環境が
2人を出会わせてしまった
やりきったケリつけた
2人を縛ったしがらみとはこれでお別れ
問題の終わりそれはすなわち
僕らの終わり

なんだこのlyric
まるで終わりみたいじゃんか
諦めが悪いな
伝えたいのはただ一言
「 ありがとう。 」

jnt0121

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