Bounced on 20230107

もっとむちゃくちゃしとけばよかったな　ビール越しの富士山みながら考えた
言葉も違う　きっと表情のひとつも違う　知らない街に向かいながら　
病気の心配もしない頃だった

ぼくの慣れない言葉も　すっかり使いこなしてたあの子は
器用か不器用かもわからないようなポーカーフェースで
誰のテンポにもあわせないくらしで
諦めたように笑う

あの夜　予感がしたのさ
何もかもうまくいくよな　ぜんぶ壊れてしまうような　（ぼくは見た）
息さえも止まってしまった　部屋の片隅のガラスで描かれた
きらきらの　東京タワー

ずっとそわそわしてるの　こんな歳にもなってさ
やっぱり労働は悪だし　オランダにも行きたいし
熱すぎるミストサウナで　火照った意識冷やしながら
あの子が出てくるの待ってた

あの夜　予感がしたのさ
何もかもうまくいくよな　ダメになりようがないような
ドライヤー越し　上下向かいにキスを交わした
寂しそう？だったのかな　君の顔はきれいだった

君の街に向かう電車の窓から　見える夕景はとてもきれいだね
無敵だった頃のぼくらが　あの曲がり角から
とびきりの笑顔で　駆け出してくるような
カレーの匂いのする　玄関にはいっていくような　そんな春の終わり

カドヤの居酒屋で　最後にいったい
君はなんて言ったっけな　もう忘れてしまったけれど
予感は予感のまま　消えないままの態度で

東京タワー [遺影LP Track.06]

ラストシーンはいつもこんな風　新しい窓辺に差す朝
ベーコンエッグを流し込み　かかとを踏んでドアを開ける

ラッシュアワーの副都心線で　ぼくの肩に寄りかかる君も
何かの物語を真似ていたの？　忘れたいことばかりだね

馬鹿でかい太鼓の音で　けらけら踊っていたんだ
解けそうな靴紐だって　気にならないフリだったんだ

友だちになれたら　いいね

デバッグモードで眺めたら　ざらつく光のパレートうねる　
ライドのサステインはシナプスを超え　インド像の群れと駆けてった

いつか夢にまで見た風景が　いっぺんに襲ってくるけど
覚悟しててね　赤ん坊みたいに騒がないでね

馬鹿でかい太鼓の音で　けらけら踊っていたんだ
積みあげたエッフェル塔も　倒してしまいたかったんだ
馬鹿でかい太鼓の音で　けらけら踊っていたんだ
解けそうな靴紐だって　気にならないフリだったんだ

友だちになれたら　いいね

友達になれたら[遺影LP Track.04]

愛しのマイガール　素晴らしくなろうぜ！
呼吸をしているじゃん　ダメになったって日だってさ

最後の一行が今できたよ　悲しい知らせに打ちのめされたのさ
どうして君まで暗い顔をしてるんだい？　タバコを吸う後ろ姿ももう見れない　寂しいね
最終的に君に　何一つ勝てなくなったっていい
君に出会えたのさ　それだけ僕の人生あがったようなもんだ

愛しのマイガール　素晴らしくなろうぜ！
呼吸をしているじゃん　汚いものは吐き出して
ぼくのあの子はマイガール　輝いていたいよ
「力漲るかもね？」　そんなこと言ったってもう
そばに来てくれないや… でも今日も幸せさ
ぼくのマイガール

なんだかダウンな土曜日でも　君がぼくのうちに来てくれるさ
一緒に餃子包んでビール飲もう！
あとはお風呂入って歯を磨きゃ満天の星空にダイブできるのさ（どーん）

最初っからぼくは君の感性に夢中になったのさ
無敵の気分だよ　世界中のアートを集めても敵わない

愛しのマイガール　ぶっ飛んでいようぜ
笑顔も見せてるじゃん　ぼくには割と？いい感じ
ぼくのあの子はマイガール　壊れちゃってないよ
「明日晴れるのかもね？」　そんなとこいっちゃってもう
もっと続きが見たいのに　ぼくのマイガール

You say Yes, I say No.
落ち込んじゃうよね ワンスアゲイン
You say No, I say No.
笑ってみたりしちゃうのさ「それで？」
You say No, I say Yes.
不安になるよな…「今度こそ！」
You say Yes, I say Yes.
おーけーとても素敵さ！

You say Yes, I say No.
まだまだやれるのさワンスアゲイン
You say No, I say No.
とっても気持ちいいねぞくぞくするさ
You say No, I say Yes.
不安も吹き飛ぶさ知ってるよ
You say Yes, I say Yes.
はて？僕ら一体何を共有したんだろう？

関係ない　ぼくの伝わらない想い　そんなもんがあったっていい
青い空　白い雲　全部焼き払っちゃったって気持ちいいのさ
関係ない　君の気持ちなんてどうだっていい　紫陽花でも観に行こう
はたまた　ディズニーランド　君とハグしよう　ミッキーに見せつけるんだ
わかるかい？　みんながアプレランシャラビリティって呼ぶやつのことさ
現実的に考えたら　ぼくの言葉の99%だって嘘なんだ
関係ない　君の言葉の99.99999…%までわかるようになりたい

Apres l’unshareabilite

最終的にぼくが何一つ覚えてなくなったっていい
君がぼくを知ってるのさ　それだけで生まれた甲斐があるってもんだ

愛しのマイガール　すごすぎていようね
生活しているじゃん　取り返しつかなくたってさ
ぼくのあの子はマイガール　輝いているんだ！
「土砂降りも気持ちいいぜ」　そんなことを言ったから
隣で笑ってたんだ　もうずっと幸せさ
ぼくのマイガール

かわいいあの子はマイガール

マイガール[遺影LP Track.13]

んで　何か終わったんだっけ？　まぁなかなかどうもね　　
そういえばそう　僕はさ　や、、なんでもない　うそうそ（笑）　
コーヒーもう一杯はどう？　あぁそう、、

あぁ！こんなことを言いたいわけじゃないのに　
昨日観た映画とか　そんなんだったんだけど、、　
過ごしてれば　きっとうまくいくなんてね
今だってそう？　ああ、そりゃ前提だった！

紫陽花の花が　咲き乱れた頃
鎌倉にでも行こう　ねぇどう　や〜、、あの、、
土砂降りの雨が　逆にいいだなんてね
思っていたよ？　ねえ　まあ、、うーん、、どうだ、、？

鎌倉[Demo]

今にも消えそうな歌を唄うのさ
あなたはどこか遠い空の下
手を広げ　雨を待つ

すでにもう　この足は言うことをきかない
あなたの声が南風に乗りやってくる
そんな気がした
鉄格子　窓の外は　色褪せて
きらめく

本当はあなたがとても怖かった
それでもあなたを見下しているんだ
笑ってよ　ざまあみろって　あるいは大声で
「微笑んでよ　こんなぼくに」

今にも消えそうな歌を唄うのさ
あなたはどこか遠い空の下　雨を待つ

鉄格子　窓の外は　色褪せて
きらめく

桜[遺影LP Track.12]

土瀝青が霞む午後は　坂の途中の駄菓子屋の前で
思い出す　ぼくはヨーグレット　きみはハイレモン　だったね

青い鳥が逃げたニュース　日々はオートマトン　13位の占い
錆びついたチェーン　鍵を探してる　5分早い時計　週末は遠く

怯えまいと

熟した葡萄を頬張る広告の彼女が　次の映画で飼う猫の名を考える　 

飽きることも　間違うことも　できないまま寝そべって　転がる車を眺める
走ることも　立ち止まることも　神に祈ることも　茶化す大人になるなら  

~~~

ふと音もなく花火があがる　あまりにおかしすぎて　恋人たちはきっと　
同じことを想い　同じことを言おうとして　でもやめて　じゃあまたねって

byebye! bluebird

ふちがみさん　あなたは女の子なのに
コンビニ深夜の夜勤で働く　健気な人さ
ふちがみさん　あなたは手際がいいので
ぼくはいつも　きみの列に並ぶことに決めてるんだ

あーきみは今まで何百回　白昼夢を信じたの
あーきみはそろそろぼくを覚えてくれたかなんて
期待してるよ　よろしくね　ふちがみさん

ふちがみさん　あなたはやつれた顔も隠さずに
捨て猫みたい　かわいいね　おおくぼさんとは違うね
ふちがみさん　土曜の朝から缶チューハイなんか
買いにくるぼくのこと　とっくに軽蔑してるかな

あーきみは今まで何千回　白昼夢に焦がれたの
あーきみにそろそろぼくは話しかけてみたいな　
って思ってるよ　ずっとさ　ふちがみさん

大好きな歌も聴き飽きちゃったけど
きみに会いに今日もいくよ

あーきみは今まで何万回　白昼夢から覚めたの
あーきみがそろそろこの街を出ていくんだなんて
噂聞いたよ　ほんとかい？

ふちがみさん　あなたが他のアルバイトの人と
楽しくお話ししてるところ　あんまりみたくはないかなあ
ふちがみさん　あなたを偶然街で見かけたよ
似合わないおめかしして　誰かと遊びに行くのかなあ

ふちがみさん
あなたの一日が素晴らしい日でありますように

ふちがみさん
ぼくやきみのだらしない日々がずっと続きますように

ふちがみさん[遺影LP Track.03]

あのとき見てられなかった笑顔を　これから何度でも僕にくれるかい
1 mmも残さず距離を埋めるよ　馬鹿みたいなことだろう

僕は諦めてたんだ　無限に交代する言明と事実
エブリデイ　ピーカン　サムデイ　ウィアーザワン！
たとえば　こんな　ラブソングはどうだい

君の胸はナマたまご　悪い打ち所を教えてよ
エブリデイ　ピーカン　サムデイ　アイリビニャイエロ！
たとえば　僕なら　ラブモアザンピース

思ってたよりもずっと君が普通なら　やばいかも

あのとき言い忘れてた言葉を　僕は1000年越しに掘り出してさ
1mmも残さず距離を埋めるよ　馬鹿みたいな打算に騙されてね
僕らが本気を出してしまえば　神様にだって手に負えないのさ
檻の中で遊んでた頃から　持て余したポテンシャルが壊れていくよ

変なクラゲの文句も霞んでく　君の右の手のひらで
エブリデイ　ピーカン　サマデイ　オー　ビュリホ　ヤーブルー！
たとえなくても　これは　アイラブユー

思ってたよりも君の気が狂ってるなら やばいよもう

あのとき見てられなかった笑顔を　これから何度でも僕にくれるかい
1pxのロスも許さないで　僕のメモリーをすべて捧げるから
僕らは本気を出してしまうね　地獄の釜の底も突き破ろうね
檻の中で遊んでた頃には　あまりに恥ずかしくて声が震えた

あのとき渡しそびれた後悔が　残りの日々を輝かせるだろう！
1mmの距離を定めないでね　馬鹿みたいな嘘だけ本当なのさ
僕らは本音を言うこともできず　Teenagerだった季節のように
大人たちのXXXから逃げ出そうか　僕の自転車の後ろに乗っておいでよ

Teenager[遺影LP Track.05]

夏が終わると見せかける夕べ　あの青さが蘇るその季節には
家の中でこっそり　君の好きな歌だって聴けるようになるさ
って言ったってねえ
僕ははやく　お墓になりたいんだ

真っ白に飛ばした8mmビデオの中で君が　呪文を唱える
僕の頭ん中は　ぐちゃぐちゃに壊されてしまうのさ　嫌なことだ　ってね

イメージはできてる　2拍目の裏にもたどり着ける
今日こそ　この歌が歌えるよ　週に8日は　そんな夜を過ごしている
（って耽ったってねえ...）

真っ白に飛ばした8mmビデオの中で君も　嘘をついているのかい
僕の子供の言葉　ばらばらに組まれて響かないのさ 操られそうだ　ってね

(イメージはできてる　違う　そんなイメージのイメージができてるだけ
意識から目を逸らさなくたって　やりきれないほど幸せ　そう
だからはやくぼくは　ぼくは...!!)

真っ白に飛ばした8mmビデオの中で君が　呪文を唱える
僕の頭ん中を　ふつふつと流れて溶かしていくのさ　不安だったことも
真っ白に飛ばした8mmビデオの外は　破れたフィルムだって落ちていないよ
僕のオルガンが割れた　止まないノイズの中で感じた　見た　堕天使がいたんだ

なんて言ったらいいか　でも　笑っていておくれ

お墓[遺影LP Track.09]

東京の街の幸せをぼくはぜんぶ奪い去って
きみと三日で使い切ったらそれでお別れさ！
そんな幻を見ているんだ

ぼくは今日も知らない誰かの胸にうずくまり
いつもの火曜日に
きみと　きみとまた出会うための口実を探している
陽の光　カビの生えたカーテンとぬるいビールでやりすごして
今夜イルカのスタンプを送る言い訳を見つけてる

世界中の愛と笑いをぼくのぜんぶ　この血に変えて
きみに二日で捧げきったらそれでお別れさ！
そしたらすべて忘れてしまおう、ね

ぼくは今日も知らない誰かの胸にうずくまり
はじめての　はじめての火曜日にきみに話す出来事を反芻するんだ
だけどきっと君に二回目のひとめぼれをしたぼくの
ぼくのその言葉はきみの瞳によって
ぜんぶ解体されていくんだろうなあ...

あの夜の忘れ物を　ぼくはきみに返しに行くよ
それかこの部屋の壊れた鍵を早く開けにきてよ
だってもうぼくはこの部屋のドアノブは見たくない

東京の街の夢と希望を　ぼくは魔法のようにかなえてしまって
火曜日きみに話し終えたら　それでお別れさ
ありふれないことも知ったよ　ずっと夢見てた　これが初恋さ
きみがきみの場所で笑ってくれたら　それがはじまりさ
そんな歌が　聴こえてきたんだ

Saturday Suicidal, Sunday[遺影LP Track.10]

汚れのない朝を　僕は失くしてしまったけれど
ミルクレープのような甘い嘘が心地よくて
逃げ遅れた代償を　払い続けるだけの日々が
夢ではないとしても　約束を果たせるかい

またはじめるために　僕はこの街を出ようと思うよ
何から何まで捨ててしまうには　時間がかかるけど
概念の扉を開けてくれないか　実在の部屋に迎えておくれ
新しい生活を　またはじめるために

思っていたよりずっと　この鎖は重いけれど
それを磨り減らす僕を　見捨てないでくれるかい
知ってほしいことと　忘れてしまうことが
いつか同じだけになるまで　笑っていてくれるかい

またはじめるために　僕はこの街を出ようと思うよ
何から何まで捨ててしまうには　時間がかかるけど
抽象の山から降りていくのさ　具体の海に飛び込んでしまえるよ
新しい生活を　またはじめるために

写真を撮ろうよ　何度でも撮ろう
遺影ではないんだ　これはお墓ではないんだ
曇り空なら　焼き払ってしまえるよ
またはじめるために　ここからはじめるために

またはじめるために[遺影LP Track.11]

君と [2015]

ぬるま湯のような季節は　塞ぎ込んでいたままで
待ち望まれた　青い春の光はもう消えてしまった
風をはためかせ　雨を降らせて　ぼくらは過ごしてきたんだろう？

ところで話は変わって　さっき鳴き止んだ蝉のこと
「七日もあればこの世を歌い切るのには十分だ」と言うのかい？
昨日降らせた雨もやがて　君の元に届くだろう

あー　ぼくはいつも　風のように　生きてくんだろう
で　窓辺に置いた　小さな向日葵を
枯らしたくないなぁ... と　微睡んだんだ

風をはためかせ　雨を降らせて　ぼくらは過ごしてきたんだろう

あー　ぼくはいつも　泥のように眠っていたんだろう
で　目を醒ませば　何もなくて
この手を虚空に放り出すのさ （Ahhhhhh!!）

屋上に干した　白いシーツが　太陽照り返したら
あー　ぼくも一緒に　生まれ変わろう
真夏の太陽に揺られながら

シーツ [Demo; 2012]

うんざりするくらいの　紫陽花が咲き乱れる
霊園の隣の猫ちゃんだらけの通りで
ぼくらサニーデイ・サービスを歌っていた
あの日恥ずかしくて君に教えたくなかった
遊びもぼくはもう飽きてしまったんだ

君は今でもあの不便そうな
二つ目の隣町に住んでるのかな
いつも風が吹き抜けブランコ揺らす
あの道を猫背で帰ってくのかな
ごめんね　本当のこと言うと
君がダメになってしまうのが
ちょっとぼくは　うれしいんだ

そういえばこないだ美味い中華屋さん見つけたんだ
あとからそれもチェーン店だって知ったんだけどさ
君はクレープ食べながら前髪気にしてる
変におかしくて　ああ、そろそろかもって
いつも通り思った

誰とも無邪気に友達になれた
あの頃の君と出会わなくてよかったな
すっかり悪くなった目を歪ませて
また躊躇なくゼロ距離で咳を吐きかけてもいいよ
ごめんね　本当のこというと
君の首を絞めるのはもう　これで終わりにしたいんだ

バカになった頭で今はきっとヘラヘラと笑えるさ
ほらサイレンが鳴り始めた
暗い過去も⇄明るい未来も結局は同じさ
いつだって！君の言葉は素敵だ！

みんな嘘ばっか言ってるね
でもぼくらはもうちょっと話し合っておこうよ
知らない街の知らない喫茶店で
汗と鼻水で汚れた真っ黒なポークジンジャーでも食べながらさ

雑司が谷にて[遺影LP Track.01]

もう季節は鮮やかに染まる木々を枯らしたから
凍えそう　夏目坂の下
遅れてきた君は　「よっ！」って悪びれもしない
そのスマイルに僕の苛立ちは音を立てて砕け飛ぶ

メルシーで昼食を　あの日のような晴れた日曜に
天使がぼくの手を握りそっと笑う

オトボケ顔のわがままに硬直赤面
じっと君の次の一手を待ってたんだ
もういやになりそうなほどのこだわりや
レトロ風な写真とか　（はぁ...）
何回目のあくびだろう

マフラーをほどいて
コーヒーとナポリタンをぷらんたんで
柵を乗り越え早稲田通りを手を繋いでいく

運命や占いを踏み倒したとしても仕方なんてないんだけれど
北風が吹き荒ぶ　どうかもう一度だけ
Merch Beaucoup あーもう！

ねーちょっと悪いことしよう　きっと三品で台無しだ
どこまでも行けるよね　何が見えてたかな
メルシーで昼食を　あの日のような晴れた日曜に
天使がぼくの手を握りそっと笑う

メルシーで昼食を[遺影LP Track.02]

午前5時半駅前で君を待つ　永い冬が溶けた最初の朝
どんなポーズで君に振り返ろうか　君はどんな顔をしてるだろうか
ゆうちゃん

改札を最後に抜けてきた君が　「どう思った？」って出し抜けに聞くのさ
ほのかにいい匂いがして僕は　背が高いんだねって言ったんだ
ゆうちゃん

「コンプレックスなの」って君は言うんだ　その猫背が素敵だと思った
「どうしたらいいの？」って君がまた聞く　永い冬が溶けた最初の朝　僕が君に恋をする日の朝

ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのはこの部屋のドアノブさ
ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのは君と出会う前のあの夜が最後さ

昼過ぎ先に起きたのは誰だっけ　何か食べようって言ったのは誰だっけ
ほうれん草のクリームパスタを　作ってくれたのはあの日だったっけ
ゆうちゃん

「どうしてして欲しいことがわかるの？」漫画を読みながら君が聞くのさ
ぼくはきっと君のその言葉に心を奪われてしまったんだ

ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのはこの部屋のドアノブさ
ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのは君と出会う前のあの夜が最後さ

夜が来てラーメンをすすりながら　また会えるだろうかって気になった
火曜日の夜に君とまた会った　永い春に僕は想い馳せた
永い冬が解けた最初の朝

ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのはこの部屋のドアノブさ
ゆうちゃん　ぼくがロープをかけたのは君と出会う前のあの夜が最後さ
ゆうちゃん　「君と出会えたことは忘れないよ」って君は言ったね
ゆうちゃん　僕らが出会う前の夜　そんな変な冗談はやめてよ
ゆうちゃん　ぼくは今でも君と　最初に交わした約束を果たしたい
ゆうちゃん　ぼくとパフェを食べに行こう

ゆうちゃん[遺影LP Track.08]

So! beautifulなルビア
君が君の生きた日々を誇って笑っている今日が
いつの日か街に溢れて僕に届くだろう　それを願うのさ
僕ら祝ったのさ　More! beautifulなルビア

忘れないでね　ほら君がまたすぐに欲しがる
(愛も死神) or （Highな死にたみ） or （アイなし痛み）も
そんなに大事じゃないってこと

分かっているんだろう　どうせこれからも一緒さ
いろんなこと思い出して　みんな傷だらけにして
出会わぬ人を待ち焦がれて　永い夜にしがみ付いても
それもあんま特別じゃないんだよね　（寂しいね...）
だけど君が幸せにならなかったら嘘だよ（ほんと嘘だよ！！！）

So! beautifulなルビア
君が君の弱さだけを武器に歌を唄うなんて

そんな風な幸せなんてあんまりじゃないか
ねえ！　麗しのルビア
ダメになってしまうくらいなら手放しの自信も持てばいいよ

僕が許してやる　一度だけね　後のことは知らないけどさ　頑張ってね

More! beautifulなルビア
君が僕の弱さだけを糧に今日を過ごすなんて
そんな戦略なんか最低じゃんか
分かっているんだろう　No! beautifulなルビア
君はルビア

ルビア[遺影LP Track.07]

着ぐるみの中にいたら
あなたも笑いかけてくれるの？
着ぐるみの中にいたら
いま抱きしめてくれるの？

着ぐるみの中にいたら
あなたも着ぐるみの中で
着ぐるみの中にいたら
すぐに離れてしまうの

着ぐるみの中にいたら
すべての言葉は伝わって
着ぐるみの中にいたら
裸よりも恥ずかしいの

　　　着ぐるみの外に出たら
着ぐるみの中の君は
ぼくに笑いかけていて
いま抱きしめてくれるの

気狂み

今年の前半は　なんかよかった
みんなが良くしてくれたし
ギターだっていい感じに弾けてた

今年の前半は　なんかよかった
身体だって仕上がってて
美味いもんもいっぱい食えた

今年の前半は　なんかよかった
朝だって昼だって
夜だって　夜中だってぜんぶよかった

今年の前半は　なんかよかった
今が別に悪いわけじゃないが
パッキパキのゴリゴリでずっといれた

今年の前半は

あまりにすてきな
事件(コト)ばかりで　脳が追いつかないぜ
なにもかもが　輝きを放ちはじめちゃって…

あまりにすてきな
音が耳元で鳴り続けて
だれもかもが　ぽかんと口を開けて　よだれを垂らしてる

あまりにすてきな
日々が日々を壊し続けて　
明日の約束を　守るつもりだけが流行って

あまりにすてきな
言葉を言い続けてた先に
ぼくもいまは　絡み合って　そっち側にいるんだよね

あまりにすてきな

はんぶんくらい　ぼくにちょうだい
君の偏差値とか　食べかけのアイスとか
昨日見た夢とか　秘密基地の土地権とか

はんぶんくらい　ぼくにちょうだい
クラウドの容量とか　口角の表情筋とか
昔録ったMDとか　ヤドリギのタネとか　

はんぶんくらい　ぼくにちょうだい
いいね！の数とか　ホッピーの中とか
明くる日の朝とか　膝のあざとか

はんぶんくらい　ぼくにちょうだい
隣町で見た景色とか　夏の暑さとか
シルバーのやつとか　それから...んーと…

はんぶんくらい

のじかというバンドでギターを弾いています。https://soundcloud.com/smvwar7yjwcp

やまたつ（のじか）

Popular tracks