Music : 奏
Vocal : 星尘Infinity
Poetry reading : 冥鳴ひまり
Guitar : イシカワショースケ
Bass : ノザワユウト

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晴天、反射する波は
季春と君を攫って行った
時間は微笑む君みたいに優しくはなくて
来るはずも無い未来を追いかけてる
僕は何なんだ？

春の程良い温かさは徐々に熱を帯びていった。
桜とすれ違う様に爽やかな風が吹いてきた頃だった。
季節に置いて行かれてしまって、
鏡の様に僕を映してしまいそうな黒髪は
もう風と戯れ合うことは無いと知った。

記憶とは炭酸の泡のように
少しずつ消えていってしまうものだ。
しかし君との記憶は消したくても消せないくらい
深く頭に刻み込まれていた。

最後に会ったのは確か…
春が夏に憧れたかのような暑い日だった。
目に染みる程鮮やかな空と海を眺めて
一体何を思っていたのだろうか。

戻りたくなる程遠く離れてしまった日常が
揺れる揺れる僕の瞳を鼻で笑っていて
｢大丈夫だよ。｣励ます言葉さえも風化して
君を包み込んだ花浅葱を
思い出してしまった

春過ぎて、過ぎて、 / 星尘Infinity&冥鳴ひまり

Music : 奏
Vocal : 星尘Infinity
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暗い夜を彷徨った
着信を拒否し続けた
顔すら見たくないや
嫌嫌嫌
寂しさを肥らす様な
風が前髪を撫でた
揺れる森の途中に貴方はいた

人間の様な、少し違かった
綺麗な瞳は孤独だった
その代わりなのか腕の様な何か
数え切れないくらい多い手に触れてしまった
言葉にならない不確かな情報交換を
繰り返している

｢君みたいに優しい誰かと僕はずっと会いたかった。｣
言葉も何も解らないけれどそう言ってた気がした
この地球までの道のりを無駄じゃないと思えるように
二人で居よう　見つかってしまうまで
過ちでもいいんだ
間違いでもいいんだ

月日は流れた　欲が蠢いた
眠る君が視界に映った
粘性を帯びた透明な液が
殴る様に喉を鳴らしていた
君と居たいから　胸が痛いから
感情が僕を縛り上げた
あと数センチで触れられる君の
上下の瞼は離れていた

全て話した後の君はそっと笑っていた
「一つになってずっと二人で居れるなら帰るよりもずっと良いから。」
長い夢も愛しい明日も全部委ねてくれたから
抱きしめたんだ

君みたいな形の何かを僕はずっと噛み締めていた
溢れる血と臓器の赤を転がる眼球と目が合った
「この地球が異星の貴方でも涙を流すんだね。」
胸の奥に微笑んだ君が居た
過ちでもいいんだ
間違いでもいいんだ
君が居るからいいんだ

地球ガ異星命体 / 星尘Infinity

原曲 : https://www.nicovideo.jp/watch/sm44053464

  あばらや様(Stemデータと一部動画素材をお借りしました🙇)
 https://x.com/avaraya_p

  歌唱 : 星尘Infinity

  Remix,動画 : 奏 https://potofu.me/kanade-desuuuu

あばらや - かなしばりに遭ったら(奏 Short Remix)

Vocal : 星尘Infinity

music : 奏

Illust : きずがくるしいの
https://x.com/nanashinanayin 

Movie : 見てるぞ
https://x.com/__rrrruri 

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何処へも行く宛ての無い人
去年の気温を見てる人
きっといつかは叶うと吐いたまま
埃を被ってしまった人

一昨年の今日より死にたくなった
踏み鳴らしてきた過去の被害者へ
今更孕んでる見ないフリしてたはずの感情が
独り歩きする

離れていく未来も焦燥も
言い過ぎたと悔やんだ今日さえも
視界の狭い日々も雑踏も
それでいいと思った脳内も
擦り減っていくんだ

一昔前の今日知りたくなった
何を考えて息をしたんだろう
古ぼけたノートにも最新機種に住んでいるAIも
使えたもんじゃない

忘れていく交わした約束も
頬を撫でた水滴の意味さえも
練習した猫の鳴き真似も
何処かで使うと思ったメロディーも
擦り減っていくんだ

露骨に掠れた歌声と
味気ない平坦な伴奏を
合わせた曲が好きではなかったけど
それすら思うのは最後かも

変わっていく古来の風習も
辞めたくなる窮屈な人生も
蹴り出された靴が指す天候も
リピートした好きだった音楽も
擦り減っていくんだ

relic / 星尘Infinity

Vocal : 星尘Infinity
Music : 奏
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消費してるこの日々絶えず空虚すぎる魔法
何でもいいけど
不似合いの洋服と花を持ち寄ろう

不意に酔ったプラシーボみたいな
救いの手じゃ無意味のようだ
悔しい？そっか
無理強いがしないが次に行こっか

繰り返す三十日は誰かが望んだ幅
問い掛ける内憂はまだ賛成過半数のまま
安売りの万能薬が傷跡を反芻してる
宛のないジンテーゼを忘れないよ
世界が泣いてても

間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い
間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い
間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い
間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い

浪費してる鼓動 着実に進みだした摩耗
どうでもいいけど
不揃いを認め合える日を持ち込もう

間違いの中、知が意のまま
間違いの中、知が意のまま
間違え止まる
違いをまだ見ないままで何になるの

老化した弾倉達はアスファルト合材の下
高層の建造物が囲い込む喧騒の束
聞き慣れた｢大丈夫｣が脳内を反響してる
キリのないジンテーゼを忘れないよ
世界が泣いてても

間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い
間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い間違い

Synth8se(ジンテーゼ) / 星尘Infinity

原曲 : Kabanagu様
歌唱 : 星尘Infinity
Remix : 奏

Kabanagu - 着いたら (奏 Remix)

曲 : 奏

絵 : ムラタムウタ https://x.com/8rapeco_kirin

調声 : 葵大樹 https://x.com/aoidaiki365

動画 : 貴方 https://x.com/who_watakushi

歌唱 : 名前シレズ

朗読 : ナースロボ＿タイプT

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吐き出された煙 受動喫煙をしてむせた花が
過去の私みたいだ
重ねられた日々に意味を含もうとして
水槽の魚を眺めていた

水面を透過し揺蕩っている
月明かりのようなあなたに溺れていた
その光を一時の感情に任せて
拒絶したことを悔やんでいた
街頭、月光、笑う顔が咲いてる
思い出して一人あなた探すこの足取りが
蘇ることの無い過去に固執している
それだけを物語っていた

あなたの街 歩く私
瞬く間に消える明かり
神様よりあなたがいい
嘆く声に淀んだ愛

冷えきっていた水に指先で触れてみて
その温度差と感覚を理解した
体中で感じあなたは眠ったんだね
水葬の現場を彷徨っていた

水面を透過し揺蕩っている
月明かりのようなあなたは溺れていた
苦しそうに私宛てに手を伸ばしては
水に濡れた肺の中を吐き出していた
脳内、今尚、呼ぶ声が聞こえる
深い底で一人眠るあなたに会いたくて
冷めた頬を擽ってくる風に逆らって
黒く揺れる水の膜へ飛び込んでいた

あなたの街 沈む私
悴んだ指 潰れる肺
神様よりあなたがいい
月明かりに溶け出して淀んだ衝動を

奏

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