歌 : 桃音モモ
詞曲 : 国松.F.ちき郎

黄昏が悲しいと　気がついたあの夜に
君と話せたこと　思い出してる
繰り返す日々の中　まだ消えない気持ちと
君の声巡らせては　朝焼けまた迎えてる

変わらない光景　揺れる再現性
眠るのが怖いよ
ここは人類史　常に最前線
止められない時のままに
通う表情と　違う心情は
いつか忘れてゆくなんて
わがままな夢ばかり　嗚呼　見るの

匂い立つ夏の雲みたいなこの感情
今、君に囁いても　驚かないでほしいの
白いばかりじゃないから　時には頬を濡らす
それでも聞いてほしいと　耳元　近付いてみる

形ない憧憬　埋める愛、永遠
私には遠いの
他人と現在は　常に境界線
引き返せない時の轍
辿る後悔と　募る願望が
いつでも君への言葉を濁らせる
涙はもう出ないの

変わらない光景　揺れる再現性
眠るのが怖いよ
ここは人類史　常に最前線
止められない時のままに
通う表情と　違う心情は
いつか忘れてゆくなんて
わがままな夢の中

形ない憧憬　埋める愛、永遠
私には遠いの
廻る太陽と　暮れる人類史
あの日の黄昏みたいに
始まりを知った　つらい恋だって
いつか解り合えるね　そっと窓に
想い打ち明けて　眠るの

Evolved

Music&Lyrics : K.F.Chikiro　Vo : 桃音モモ(Momone Momo)

夕日を湛えた眼差しで　時を風と見送るの
空は僕らを嗤うように　朱を重く染めてゆく
どんなに言葉を交わしても　心の在り処は判らない
明日を昨日と比べて　今を測る君だけど

刹那に消えるこの命　孤独の許されないこの世界で
言葉なく傍にいる　優しさは君がくれたもの

「今夜は月が見えないね。」　君が小さく呟いた
誰かが教えた台詞でも　確かに喉は震えてる
数多に輝くあの星の　全てが消えゆくものなら
君と僕に何一つ　違うことなんてないの？

あの街の灯りに紛れ　全てが霞む時も
君の元へ歩くことができたなら
それ以上　何も望めない

道行く人もこの僕も　借り物の言葉を縫い合わせて
心伝え繋いでく　よくできた絡繰のよう
繰り返して終わる日々を　生きてゆく意義や始まりの意味なんて
いつだって造れたんだ　そう今は　僕の目の前に

空がもう一度色を変えて
繰り返す果て知りながら

刹那に終わるこの日にも　光灯す瞳は君のままで
言葉なく傍にいる　優しさに応えられない

K.F.Chikiro

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