忙しさと孤独に負けた夜、あの歌を聴きたくなったりならなかったり

lylic

君がいないといけない夜に
何も聞こえなかった
仕方ないからビールを飲んだんだ

壊れそうな日々を泳ぎ疲れていた
微かな熱を奪わないでと夜に縋る
ここにはもう誰もいないんだな

違うベクトルで向き合う2人さ
そうだ避けようのないこと
繋いでる糸が赤ではなくても
笑っていたいだけなのに

君が居ないといけない夜に
何も聞こえなかった
仕方ないからビールを飲んだんだ
君が居ないと泣けない歌を
なぜか聴きたくなった
変わらないまま彼女は歌ったんだ

この胸をさらりと通り抜けた
今涼しい風に季節は果てた
平熱の体
そろそろ起きないとな

終わりと始まり繰り返しの中で
時が速度を上げていく
二度と戻らない輝いた日々は
翳って離れてくばかり

底のない海
飛び込むその時
そっと深く吸い込んだ空気で
向こう岸まで
息継ぎもせず
溺れないように今日も泳げたら

悲しむことも出来ない日々に
もう心はいらなくなった
だけど君だけはまだ消さないでいた
忘れることで乗り越えたとして
そこに意味など無いと
言い聞かせて君を思い出したんだ

君が居ないといけない夜に
何も聞こえなかった
仕方ないからビールを飲んだんだ　
君が居ないと泣けない歌を
なぜか聴きたくなった
変わらないまま彼女は歌ったんだ

instagram: https://www.instagram.com/kd_ongaku/

ガールズバンド feat.初音ミク

lylic

花が咲いて街は色づいてくのに
僕を照らしていた記憶は色褪せてくんだな
生温い風が運んだ空気を
吸い込んでくしゃみをした
変わらないでいたいと願う毎日は
変わり続ける現実に流されていくよ
理想へ踏み出す力がないから
僕もまた流されたんだ　

後ろを振り向いて
過ぎて行った景色の中で心は揺らめいた
笑い転げたあの日も　一緒に泣いた夜も
そのどれもが離れていくの

さよなら　全てが壊れて消えてしまう前に
僕らの姿を想い出せるなら
ふざけた言葉で笑い合っていたいから
涙は隠して話をしよう
今　

ここで鳴らした音が
僕にとっての　あなたにとっての
光でありますように
咲いた花が枯れる頃　また会えますように
あなたが笑顔でありますように

さよなら　全てが壊れて消えてしまう前に
思いの全てを伝えられるなら
頭を悩ませ眠れない夜更けに
綴った歌など要らなかったのに
さよなら　全てが壊れて消えてしまう前に
僕らの姿を想い出せるなら
ふざけた言葉で笑い合っていたいから
涙は隠して話をしよう
今

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