waniwave

文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
最後は数が勝つ

文化はカスだカス
結局誰も　何も学ばないままに
成熟を拒み　子供のままで
いたいから「草」とか書いとる
秘密でひろゆきばっかり見ている
だって本気になっても
レッドオーシャン　人がいっぱい
どうせ目立たず埋没

ひたすらバズりをバカにしたり
苦言呈して悪目立ちしたり
たまに流行りの映画を見に行き
インテリ気取り貶してみたり
挙げ句ライターになってしまって
訳知り顔で腕を組む
そんな人生なんて最悪
でもそれしか残ってね～！
笑っています

賢くなくて参加してるゲーム
不倫してるやつはバラされるルール
白ハゲマンガに仮託する論理は
孤独なスカムカルチャーだけど死ぬまで
バ美肉して立候補するゲーム
コレコレだけが裁いてるルール
言われるままに怒ったりするうち
孤独になってしまいあとは死ぬだけ

文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
文化はカスだカス
文化はカスだ
あとは死ぬだけ

文化はカスだカス
結局誰も　何も守れないままで
虚勢を張ってるだけの臭い
Tシャツの中年になってく
年月の経過は　実感がなく
若い気持ちで年をとりつづけ
tofubeatsに気安くリプする
痛いTwitterやってる

それ知ってるよ　おもろいんですか
興味あるけど時間もないしな
ところでアレ見た？　見てみたいよな
どーせ前のがいいけど
かつての“楽しい”インターネットを
渇望して　理性がなくなり
彷徨っては文化を食い荒らす
ラダーンみたいになってる

よくわからずに殺し合うゲーム
当事者性をぶつけ合うルール
自炊に凝って肥え太る文化は
本気でクソみたいなんだけど死ぬまで
アルファになり放言するゲーム
黙ってるだけで得をするルール
まあまあ楽しかった気もするけど
最後はクソみたいだったね　それだけ

孤独なスカムカルチャー(だけど死ぬまで）
時間を無駄にした（だけど死ぬまで）
Twitterやめたいな～（だけど死ぬまで）
価値あることがしたい　死ぬまでには

スカムカルチュア

4/26 M3で頒布した「HKG」よりLast Regretsです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　顔のない幼なじみと灰色の空を遊ぶ午後に置いてきてしまった思い出
　もう煤けて滲んでぼやけ逆光に晒された遥か彼方過去の遠い約束
　雪の日　高い木　街を見下ろした景色に　手を伸ばす山の向こう夕焼けの日差し
　が当たる隣の君が誰だったか、どうしても思い出せなくなる僕を責める暗い眼差し
　穴の空いたポケットから落っこっちまうものはどうしたって出てくる　年月、行く年来る年
　春が来、夏になって寒さのことは忘れがち　あんまり頭が良くない僕たち
　感慨も感情も一過性にすぎない　あたりまえに存在も留まってはいられない
　揺らいでいる一瞬のその間隙にすれ違い、会話を交わしただなんて、ささやかな奇跡

　だから今日が最後みたいに、駆けまわって転がる
　今日が最後みたいに、僕らは笑う
　起こりうる奇跡を、どこかに思う
　今日が最後みたいに、手をつないで話す
　今日が最後みたいに明日の分も笑う
　今日が最後みたいに、全部のことを話す
　どうせ全て忘れる、だからこそ楽しく
　今日が最後みたいに、美しい景色だ

　だから今日が最後みたいに、駆けまわって転がる
　今日が最後みたいに、僕らは笑う
　起こりうる奇跡を、どこかに思う
　今日が最後みたいに、手をつないで話す
　今日が最後だとして、何か後悔がある？
　僕らが最後に忘れたもの。

　雪で焼けた瞼に映るセピア色の映像、回想の回想、まだ眠り続けるあの少女
　高速で回るフィルムの端っこに映り込む時代を端的に表す象徴
　レイプリアリティ、ただ損なわれつづける鏡像　トラウマと絶望、糠の上の重石
　生きていく上で歩いてく坂道に立ちはだかる無視できない重大な瑕疵
　もし誰もが幸せに生きることができれば、奇跡なんかなくたって幸福でいられれば
　物語は不要になって悲しみは癒える？　でも、仮定は虚しく救われはしない。
　産まれる前からあらかじめ決まってる諦めをみんなが大切に抱えて生きていく
　僕は信じる、誰かのために必死になって、なにかを為そうとすることを
　
　だから今日が最後みたいに、駆けまわって転がる
　今日が最後みたいに、僕らは笑う
　起こりうる奇跡を、どこかに思う
　今日が最後みたいに、手をつないで話す
　今日が最後みたいに明日の分も笑う
　今日が最後みたいに、全部のことを話す
　どうせ全て忘れる、だからこそ楽しく
　今日が最後みたいに、美しい景色だ

　だから今日が最後みたいに、駆けまわって転がる
　今日が最後みたいに、僕らは笑う
　起こりうる奇跡を、どこかに思う
　今日が最後みたいに、手をつないで話す
　今日が最後だとして、何か後悔がある？
　僕らが最後に忘れたもの。

Last Regrets

僕たちは怨念が渦巻く時を流れてる
実態の無いものが偏西風めいて過ぎていく
「未来は暗い」が口癖になってからも
無意識が形作る、時代に適した真実
苦言を呈する人や、または目を閉じ何もしなくて
僕なんかみたいにサボってマンガ喫茶にこもったままで
そこでインターネットに触り、何か参加したくなって
何者かのフリをする、ガイ・フォークスマスクを被る

叩く口実、嫌う理由、反抗して戦う動機
大義名分、美的感覚、抑圧したコンプレックス
旗印、思想の軋轢、マウント取ってぶん殴るゲーム
DIS合戦、署名の数で大きく膨らむ自分
でっかい口を叩いて　溜飲を下げる理由は
ウォーリーみたいにそこらに　あつらえられたように潜む
その怒りは本当に　君の内側のものなんだから
宝物みたいに大切に　餌をやって育てればいい

と思うの？　そう思うよ　本当に　そう思うよ
と思うが　本当に　思ったからには僕の気持ち？
幽霊が　取り付いた　魔が差した　キレちゃった
本当に　そうなんだ　思った気持ちは誰の気持ち

僕たちは怨念が渦巻く時を流れてる
本心と空想がカットアップで混ぜこぜなってる
脊髄に染み付いた他人の名言ばっかで
本当の考えが、自分のモノじゃなくなり果ててる
ブログを書いてる友達　友達が読んでいる本
感銘を受けた小説　すごいと思えるマンガ
情報はそこらに散らばり消したくなる理由も
残したくなる理由もいくらでも見つけだせる

僕たちは影響を互いに与えて生きてる
交錯してまた離れる　重力下の衛星軌道
僕たちは真実の値が下がった時代に産まれた
正義感の強い　潔癖症　でも後ろに目はついてない
幽体離脱を果たして　見た目や素性を
気にしないですむような　すごいコミュニケーションを手に入れ
三十八度線を超えて　その精神世界を泳ぐ
そういった怨念がハードディスクに流れ込む

と思うの？　そう思うよ　本当に　そう思うよ
と思うが　本当に　思ったからには僕の気持ち？
幽霊が　取り付いた　魔が差した　キレちゃった
本当に　そうなんだ　思った気持ちは誰の気持ち

怨念の虹/Ghost in the (LArc-en-)Ciel

　マジ、こんがらがってる街
　もう、バングラディシュみたい
　飛び交う思念体
　逃げてアングリーバードしたい
　増えるゴッツイかっこした機械
　東京には無いスカイ
　コレラ時代の愛
　俺は時代の害
　
　情報の奔流　何を信じたらいいんだか
　全然わかりましぇんからソースはホンマでっかTV
　背はワリとチビ　運動会はビリ
　仕事トイレ掃除　ジョブチェンジは無理

　シャレならんほど底辺　金使うのはゲーセン
　ガンシューに連コして全てをデリート
　してるときふと聞く神からの声
　「お前はこの世を燃やし尽くすイフリート」

　その声を聴いてから現実感無さすぎる
　ホントはこの世に満ちる絶対悪
　ウメハラみたいにじっくり耐えたあとに
　とうとう繰り出す疾風迅雷脚　嗚呼！

　コングロマリット
　土建屋　イルミナティ
　フリーメイソン　ロックフェラー
　この世全ての悪アンリ・マユ
　ハンニバル　暴かれる
　全ての人間に潜む闇　ジョーカー
　放火犯　ダークマン
　撃ちこむネールガン

　他人の悪口が全然気にならん時がやって来てなんだかすこぶる精神の調子がいいんだ
　お腹の中身を一旦見たから、君らの底さえ透けて透けて見えるんだ
　人はやがて死ぬ　遅かれ早かれ
　色はやがて消え　誰彼の区別も
　なくなっていっそシンプルになる
　次亜塩素酸ナトリウムは乾くと爆発するらしい
　じゃあ、そいつを人混みに持ってったらどうなる？
　大人も子供も女も男も
　区別のない生ゴミとなる
　それを俺が洗い流して神と隣る　嗚呼！
　
　酸性の反対はアルカリ性なのだ
　均整の崩壊を目指していた彼は
　ホントはなんにも信じてない
　浄化され得るものなどねえ！

　安定とは無縁に過ごしてきたいつも
　人生は崩壊し色は壊れたが
　ホントは絶望なんか知らない
　汚れてるものなどねえ！

　超こわいんですけど
　渦を巻いてる空を見ろ
　ゼロ戦作っても生きろ
　残りの人生エピローグ
　正義を為す衛宮士郎
　胃を埋め尽くす二郎
　目の前の希望
　オナりすぎて遅漏

　高層ビルの窓、上から綺麗にして
　ピカピカ光が照らす倦怠感
　でもサボったらいかん　過ぎていく時間
　失われる三半　規管に宿る共感

　下腹部に溜まってるフラストレーションを
　気円斬のようにぶん投げるクリリン
　毎日毎日蓄積されるストレスを
　吹き付けて殺せるデスマジックリン
　
　俺はちんちくりん　だが目は死んでおらず
　まだ何かを為しうるという天啓を得た
　この世のゴミども全員消毒し
　焼き尽くされたあとを描く絵だ　嗚呼！

洗剤的恐怖/デス・マジックリン

Lyric:http://www.waniwave.com/2016/07/prod4sk.html

waniwave 2nd album
Contempo-Rally Championship 2016

01　人とは違う音楽が好きな人のための音楽 prod.ﾂﾏｰ
02　ロスト・イン・ジ・イオンモール prod.吉田ヨウヘイ
03　ここがヘンだよはちまjin prod.Silvanian Families
04　嘘だドンドンドン prod.waniwave
05　ブルースクリーンインフェルノ prod.4sk
06　ガールズアンドパンツ prod.y0c1e
07　神話カンパニー prod.mochilon
08　ノーカントリーフォースキッツォイドメン prod.Go-qualia
09　コンテンポラリーチャンピオンシップ2016 prod.kumorida
10　1分でわかるワニウエイブ2ndアルバム「Contempo-Rally Championship 2016」

coming soon

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ブルースクリーンインフェルノ
Blue Screen Inferno

prod.4sk
https://twitter.com/mononofrog_4sk
https://soundcloud.com/mononofrog_4sk



ブルースクリーンインフェルノ (prod.4sk)

意識低い系の我らの墓
儀式！導かれる彼らもまた
黄泉がえり繰り返し現れるから
リスキルかまして分からせてく技
ストレート・アウタ・ガザ
崩落した穴
この地上で最も淀んだパワー
火山　噴火しても素知らぬアザーズ
暗闇を全速ダッシュするドニ・ラヴァン
廃墟さながらのイリオスに
勝手気ままに加わるキュリオシティ
そこじゃ誰もが神のフリをして
自己中心的な定義の客観視
学会誌で話題沸騰の
ハッタリに彩られた空想を
コールタール塗れのローラーが
輪転！輪転！する火車の行

ラップトップをさあ開いてみよ
マッシュアップされたリアリティを
角膜にまま焼き付けたら
ヒップドロップほどの衝撃波！
俗悪で薄気味悪い
白濁する意識の流れ
カット、カット、カット、カット、カット
あーちょ、まーちょ、間違いじゃないの？
ちょっとまってそりゃ暴論じゃん
でもって斯くして行動は
今日の技術をもってして
ギュってバッて一瞬にしてファイヤー
意味消失している文言が
野放図に飛び交う四文屋が
輪転機の織りなす新聞紙
またはまだ誰も知らぬ現代詩
　
　じゃあもういいやつって、コップを置き
　このあたりで席を立つ
　やっと静かになったテーブルの上で
　物語は意味を為す
　今語りうる　物語が意味を為す
　伏線は絡まり蝶となる
　その予感が俄に溢れ出る
　物語が意味を為す　さあ

バックトラックをさあ流してみろ
（爆）とか言ってるアイツの
＠からつながるコトバは
ファック、ファック、ファック、ファック、ファック
幾ばくのジャンクばっかを
えっさえっさとかき集めている
ジップロックしたフィクション
はオレたちのためのヒップホップ
意識低い系の我らの墓
儀式！起き上がる腐った身体
今じゃほんとに区別が尽きづらい
真偽の怪しい世迷言
ザ・ヒーロー・フロム・ロト
加工されたフォト
レタッチを駆使して戦う音
フォトン　落下すればすべてがオジャン
俯瞰して観ている神の名は(´・ω・｀)

ヨミウリ・ユリシーズ

（お前に友達なんかいない）
（そいつは友達なんかじゃない）

残念、病気は死ぬまでなおりません
フォロワーなんかにゃわかりません
親身になるのも気まぐれです
そりゃそうじゃん　あんまりよく知らない
よく考えてみれば　幼馴染でも
兄弟でもない　赤の他人が
たまたますれちがっただけ
ほんでたまたま知り合ったってだけ

楽しく　仲良く　している　フリする
趣味の情報を共有したりする
線の内側外側気にする
親しげに呼びかけてみる
そりゃあ、嫌な顔とかは
するわけないけど　心の何処かで
馴れ馴れしいとは　思っているので
ちょっとは気にしよ　そうしよう

お前に友達なんかいない
そいつは友達なんかじゃない
悩みを正座で聞いてくれるよな
人形なんかはない
一時　親しくなったり
飲み行く機会が
急に増えたり　遊び倒しても
そいつは友達なんかじゃない
お前に友達なんかいない

大体、話のうまさは才能で
下手に生まれりゃ死ぬまでに
興味を引くこた言えません
そりゃそうだ　無理して喋ってる
よく本を読んでみて　ニュースを調べて
話題の豊富さ　心がけてみて
自信満々で話しても
順序が下手なら成り立たない

退屈まぎれにかまっただけだし
いつでも仲良くしたくはないよね
急にリプライ　送ってみて
返事がこなけりゃヘコむんか
ここには　人の目もあるし
罵ったりとか　するきもないけど
うざったいとは　思っているから
自制してくれよ　ほんとにな

お前に友達なんかいない
そいつは友達なんかじゃない
悩みを正座で聞いてくれるよな
人形なんかはない
一時　親しくなったり
飲み行く機会が
急に増えたり　遊び倒しても
そいつは友達なんかじゃない
お前に友達なんかいない

お前に友達なんかいない

------------------------------------
嗚呼もうまた騙された
この仕組みを考えたの誰だ？
ワー叫んで逃げ出した
その先すら結局手の上だ
拝金主義者の釈迦たちが
言う全く新たな宗教に
みな罹患して　疑問を持たず
この境内の中で物を買う
なんて祭りだ　みんなの顔は
楽しんでないし目が必死
当たりが入ってない福引に
レバレッジをかけて臨む人や
水から出来てるかき氷には
インスタ映えするシロップが
買うのをやめられない我々は
沼から抜け出せない

バッグはエルメス　通ってるエステ
個性派の気取りの絵を描く絵筆
自撮りの中で　自分を値付け
虚勢を張り合い　たまには餌付け
褒め合うリプの中に居場所を見つけ
スキを探して誰かの心に棲み着け
リスカの写真にちんぽ擦り付け
消費の連鎖に己を位置づけ
ヒステリーになる（または）
心配心を買い上げる
表紙を撮るため買われた本の
怨念がそこらを這い回る
焚書しなくてもそのうちに
勝手に各々燃やしだすだろう
隠さなくても　見なくなるだろう
考えんのやめな

踊りながら　歌いながら　狂いながら　奪われ続ける
笑いながら　沈みながら　足掻きながら　殺され続ける

既存の価値が　名前を変えた
新しい価値にリニューアルしたら
過去を忘れた　多数派たちが
また新しい墓を建てた
信じることも　きっと同じだ
疑いすらも　きっと同じだ
Self-similar　プロシージャルの
手抜きの世界に生まれた我ら
背丈を超えた　物欲の中で
歯止めのきかぬ承認を求め
嘲笑の中にいつの間にか居て
殺されかけ逃げる
または開きなおって無視する
LINEのムドメをチェンジし引きこもる
その過程でずーっと食らってる
まるで毒の沼みたいに

踊りながら　歌いながら　狂いながら　奪われ続ける
笑いながら　沈みながら　足掻きながら　殺され続ける

歳だけとってく

いともたやすく行われるえげつない行為

もしこの世がすべてクソ食らえ
で救いようない悪辣なHell
だとしたら全部を疑え
ばいいから楽だ。救い給え。

神、音楽、映画、書物を見たか？
心の田舎に文化はあったか？
創作物に希望が無いなら
何も作んなくていいから楽だ
　
希望が無いなら、堕落したい
死体でいいなら、寝ていたい
愛と口に出す毎に
身体を少し傷つけている

軽薄でいいならそうしたい
戦う必要なんてものなけりゃ
苦しくはない　やりがいもないが
とりあえず苦しくない

僕は誰にも会わず
影響を与えなくて
目を閉じている者になりたい
耳障りいいこと嘯いている
お調子者にはなりたくない
「前へ」とか「進歩」とか興味がない
だっていつかは全部砂になり
忘れ去られる　「何かを作る」？
出来上がることなどない。

まず第一まったく意味の無いことに
かろうじて、何か意義を見出して
ご苦労なこった　自己満足が
百年持続したことなんかないのに
嬉しい気持ちや、達成感が
貧乏人の心を僅かに
満たしたとして、それが何だ
虚飾ばっかじゃん　綺麗事言うな

信じるなんて、お前は弱虫
続けるなんて、酷い思考停止
信じるなんて、お前は弱虫
続けるなんて、酷い思考停止
演じること、言い続けること
作り続けることや、歌うこと
で辛うじて何かが保てることを
信じるなんてお前は弱虫
　

（I hurt myself today
　To see if I still feel
　I focus on the pain
　The only thing that's real
　The needle tears a hole
　The old familiar sting
　Try to kill it all away
　But I remember everything）


僕らが行うこととは全部
ほんとに取るに足らないわけだ
僕らが作ったものなんか全部
なんにもならないゴミだってことだ
それを受け入れて尚続けることに
ひとしおの希望が見つかるわけか
面白いね　ユーモアのセンスじゃ
状況は変わりはしない

生きてる時間は巨大な空白
濁った色のクレヨンで埋める
好きな曲映画や本のタイトル
左上から描いていけ
そんである程度綺麗に見えたら満足
満足出来なくてもいつかは終わる
そうやって描かれた巨大な壁画
を、僕は今見ている

信じるなんて、お前は弱虫
続けるなんて、酷い思考停止
信じるなんて、お前は弱虫
続けるなんて、酷い思考停止
演じること、言い続けること
作り続けることや、歌うこと
で辛うじて何かが保てることを
信じるなんてお前は弱虫

Bleed(2018)

もうすぐ若者相手にバズりそう
かつ発展性のあるコンテンツ
適度な新しさもあり熱狂するのが
簡単にみえる非現実
「誰でも簡単に」
「お金もかからずに」
決まり文句は太字のテロップ
「楽器は必要ない」
「機材も最低限」
悪魔を呼び出す4つの条件

開幕　残酷　見世物小屋へと
自ら身体を売り渡し
スパチャに精液　特定情報
クソリプばかりを受け取って
祭りは畑を燃やしながらも
たゆまず移動を続けては
垢消しBANされ晒され両手を亡くした
死体を川へ流す

身体は結局捨てられないのに
画面にしがみついてるゴミ
貧困中の彼らに
文化は何も与えず奪うのみ
クラウドに分散しちゃって
もう一人にゃ戻れない
それなのに電源を切れば
くだらぬ自分が残るのみ

架空の顔から架空の口へと
架空の問題意識を運び
架空の議論を架空の相手に
向けて投げつけるお遊び
現実社会の二次創作
コミュニケーションのパロディ
関係性すらオカズにしちゃえる
したから何なんだ？

　ここじゃ
　カオスとカオスが殺し合う
　互いの本名バラし合う
　鍵垢つかって晒し合う
　100人対戦ロワイヤル
　スコープ拾って殺し合う
　磁気嵐を背に逃げる
　放送時間を被らせる
　生き残りをかけたロワイヤル
　架空と架空が殺し合う
　フィルター同士が殴り合う
　流行巧みに偽装する
　ビットコインの値が上がる
　スコープ拾って殺し合う
　かけたはしごを外し合う
　放送時間を被らせろ
　プレイヤーはバーチャル（プレイヤーはバーチャル）

今更ニコニコ動画で話題の
あんまり一般的じゃないコンテンツ
主体を無くしたボカロが唱える
人類滅亡後の演説
「あまりに簡単に」
「コストもかからずに」
「彼らは退化しちゃいました」
「技術は必要なく」
「機材も最低限」
になってサルへと逆戻り

開催　位置つき　レースの順位は
ハナからガンガン入れ替わり
途中参加の選手も倍々ゲームで
増えてく二次三次
資本が目をつけ遊びだし
個人制作を青田買い
企業案件は増えていき
化石になるクリエイティビティ

身体は結局無くならないのに
未来を期待するオレたち
混迷中の我らと
文化は共闘などせず、すれ違い
狂おしい胸の痛み
感じ続けて日々過ごし
それよりは祭りに乗じて
アホのフリして草を食い

架空の脳から架空の思考を
架空の討論場へと運べ
拾われないのにチャットを打ち込み
無料でマンガを読み続けろ
宗教儀式のリバイバル
またはエントロピー増大の果て
無から無を作り出し笑え
聖杯はついに満ちた

　ここじゃ
　カオスとカオスが殺し合う
　互いの本名バラし合う
　鍵垢つかって晒し合う
　100人対戦ロワイヤル
　スコープ拾って殺し合う
　磁気嵐を背に逃げる
　放送時間を被らせる
　生き残りをかけたロワイヤル
　架空と架空が殺し合う
　フィルター同士が殴り合う
　流行巧みに偽装する
　ビットコインの値が上がる。
　スコープ拾って殺し合う
　かけたはしごを外し合う
　放送時間を被らせろ
　プレイヤーはバーチャル（プレイヤーはバーチャル）

プレイヤーはバーチャル
見る人もバーチャル
消費者もバーチャル
感動もバーチャル
現実はバーチャル

PVBG

思えば遠くへ来たものだ
　まだ無邪気に笑っていたころは
　確かなことが　重なる音が
　聴こえていた気がしていたもんな

　疑いはじめ大人になって
　その疑念はどんどん深まって　
　それでも他人と関わって
　妄想だって　もうガッデム

　この現実は　苦しいけれど
　探す隠されている真エンド
　小さい箱に閉じ込められて
　関わりといえば　見る程度

　子供の頃仲良い友達とはやがて
　話が合わなくなってゆく定め
　僕らの世界はどんどんと離れ
　冷える　宇宙が冷めるぜ

　この現実は　正しいんだろか
　間違ってはないか　と思うこと
　その真実は　正しいんだろか
　作られてはないかと　と思うんだ
　でも思うことすら怪しくて
　それ怪しむことすら虚しくて
　ただ悲しくて　ただ二人になって
　話してみたい　と思うんだ

　It's not my reality
  Just your reality
　瓦礫の下敷き　に
　なる子犬たち
　今日も生きる街
　救われぬ魂
　切り取ったワンシーン　
　も絵空事らしい

　毎日何度も目にする話
　使い捨てになった問題意識
　炎上の中に人を投げ込む儀式
　に借用されてる無関係な知識

　もっとハイセンスで　自分のペースで
　刺さるメッセージで　詩が書けたなら
　意味の掛け方や　窓の開け方や
　食べ方なんかを　知れたなら

　見え方が変わる　読み方も変わる
　捨てられなかったカスが残る
　バラバラになった心は泳ぐ
　出よう　フォルダの外側

　この現実は　正しいんだろか
　間違ってはないか　と思うこと
　その真実は　正しいんだろか
　作られてはないかと　と思うんだ
　でも思うことすら怪しくて
　それ怪しむことすら虚しくて
　ただ悲しくて　ただ二人になって
　話してみたい　と思うんだ

Our Reality

ようそこの凡人
書くまでもないプロフィール
モンキーはロンリーかつ
短気は損気
資本主義は調子いい
1000円するコーヒー
喪失したストーリーの
エンディングは尊厳死
ヒトの根源に
野蛮性を証明し
悲しいね　オー・ベイビー
薄ら笑うジョン・ゲイシー
ここは少年院
カーストのてっぺんに
腕っぷしばかり強い
猿の王が謁見し
たがる下々を見下ろしてる景色
気を抜いていたら一瞬で餌食
見識がないやつの見よう見まねの儀式
目つきは鋭くて手つきは素早い　
どうか気をつけて生きていってください
素晴らしき我らのアポカリ的祝祭
デビルマンを読もうぜ　平らなここの上
どうして　お家で
寝てちゃだめかを伝える教え

めぐりめぐる猿のひみつ
かわる時代　色にまみれ
僕らみんな　猿をわすれ
人間みたいだね
馬にのって速くなって
本を読んで覚えたって
僕らみんな　本当は
そんなんじゃないのに
欲望から嘘をついて
逃げ惑って踊っている
僕らみんな　猿をわすれ
人間みたいだね
ヒトのフリがヒトはうまく
なにもかも　騙せたって
僕らみんなほんとうは
自分なんてないのに

作ったつもりが
何も出来てないのさ
ここじゃみんな迷子だ
つうか道もありゃしない
金縛りにあったみたく
身動きもとれない
オレたち　馬鹿みたく
同じ場所でぐるぐる
アマプラ　ネトフリ　Huluにspotify
そんなに見れるものも人生にゃないのに
背後にちらつく巨大な意思
なんて立派なもんじゃなく自分自身

猿のひみつ

この世はどうやら
もうじき終わりで
お前はこれから閉じていく

ばかりだ　狭まってくばかりだ
バカみたく　閉じていくばかりの

今や炎も消え去ってしまった
ここから一人づつ帰ってく

あたりは　暗くなっていくばかりで
バカになる　忘れてくばかりだ

ちょっと前まで盛り上がってた
ちょっと前にはまだ人がいて
ちょっと前には戻れないけど
ちょっと前までは楽しかった
もう　ここには　焼け跡みたいに
全部　なくなった　残りの灰が
飛ばされるのを待つばかりだ
もうこれからは終わっていく

ばかりだ　狭まってくばかりだ
バカみたく　閉じていくばかりで
我に返る　全部火がついて赤になる
灯りは　消えていくばかりだ
あたりは　暗くなるばかりで
バカになる　忘れてくばかりだ
我に返る　全部火がついて赤になる
祭りは　終わって　明日には　我に返る

君の病気は治らないけど
もう友達も減っていく

ばかりだ　狭まってくばかりだ
バカみたく　閉じていくばかりの

もう全部がつまんなくなって
無理に面白くしようとしても

なりゃしない　退屈になるばかりの
バカみたい　な日がつづくばかりだ

ちょっと前までは笑ってたっけ
ちょっと前までは許し合ってた
ちょっと前には戻らないから
思い出してもしょうがないけど
もうここからは　燃え殻みたいに
先細りの人生になって
趣味も一つずつ減っていって
もうあとは死んでいく

ばかりだ　狭まってくばかりだ
バカみたく　閉じていくばかりで
我に返る　全部火がついて赤になる
灯りは　消えていくばかりだ
あたりは　暗くなるばかりで
バカになる　忘れてくばかりだ
我に返る　全部火がついて赤になる
祭りは　終わって　明日には　我に返る

我に返る

生物であることが殊更に
我々を毎日傷つける
体調悪化を言い訳に
またやるはずだった事案を捨てる
ほんとうに申し訳がたたなくて
合わせる顔だってなくなって
それでも消費はやめられず
感情と祈りに逃げる

𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
罪を分けんだ
連なってゆく
未来によって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
日々を逃げんだ
見損なわれた
痛みによって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
（明日　来月　来年　再来年
毎日　毎月　毎年　ずっと）

性別があることが暴走して
あいつらが散々つけあがってる
気圧の変動を言い訳に
むき出しの中指になる
薬の量だって足りなくて
精神状態も芳しくはなく
動物であることを忘れたいが
まだ人間にはなれない

𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
罪を分けんだ
連なってきた
未来によって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
日々を逃げんだ
見損なわれた
痛みによって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
（明日　来月　来年　再来年
毎日　毎月　毎年　ずっと）

これからどうする？

2010年代の終焉が
我々の両肩にのしかかる
懐古趣味から抜け出せない
君たちの幸運を祈る！

𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂

TOKYO2020（Escape From Tokyo)

潰されて　ペラ紙になる
満員電車の真ん中で
停滞し　動けなくなる
首都高の知らん場所で
第一増えてくことには歯止めがないのに
減ることばかり恐れてる
起こってからでは止められないのに
戦闘機ばかり買う

被害者ぶるのが有り難いからか
自由を無料で明け渡している
動けないのが気持ちいいからさ
バンクシーみたく晒される
おしゃれぶってる
間抜けなんかは
何も気づかず
家に残る
会社を辞めて
貯金を崩す
街に火をつけ
ここを逃げ出そう

東京は最悪だ
本当は分かってんだろ？
愚鈍で　能天気に
熱中症　かかってんだろ？

ミスがバレ　燃える天井
開会式は中止だ
阿鼻叫喚　逃げ惑う人
そういうやつなら見たいよな？
大失敗　責任を問う
老人たちの口喧嘩
いつもどおり日本語じゃない
言い訳ばかりが紡がれる

巨大な力が止められなくなり
抑制を失っていく
間抜けが始めた戦争みたいに
苦労が二倍になる
ボランティアになりたいヤツと
友達なんのは無理だな
硬い椅子でケツを痛めて
豆粒みたいな走り見る

東京は最悪だ
本当は分かってんだろ？
愚鈍で　能天気に
熱中症　かかってんだろ？

潰されて　ペラ紙になる
満員電車の真ん中で
停滞し　動けなくなる
首都高の知らん場所で
殺されて　意味もなく
損なわれ　バカにされて
奪われて　消え去る前に
この街から逃げ出そうぜ

TOKYO2020（Escape From Tokyo)

waniwave
3rd album
「7pay」

01　群盗史／The History of Robbery
02　正気の個／Fuck the World
03　𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
04　被害者は払わない／No one pays
05　Tokyo2020／Escape From Tokyo
06　DOG EATERS
07　END IT

2020 SUMMER

――――――――――――――――――――――――――――――――

もう個人主義は限界
軽薄な連帯
迫られる現在　
の原罪を弁済
捨てられる携帯
必要となる英会　話
途切れたパイプライン
の断絶は超深い
ツイッターを退会　した
被害者の集会
大体　毎回
同じメンバーが再会
老人は徘徊
規範は瓦解
バカばっかり
がっかり
疲れたぜ
やっぱり

あんまり文句をいってもしゃあない
案外　丸くおさまるかもしんない
そうやって見ないふりをしてきた近代
我が世代の行方は狭くて暗い
ワイドショーで偉そうにしてる
お笑い芸人
平気で嘘ばっかついてる国会議員
インフルエンサーは
血液クレンジング
全員くたばれマジ

世界はやがて沈むのに
浮ついたままで生きるのか？
いま自分の持ち場を離れて
もう諦める　物を捨ててく
呼吸もいつか止まるのに
やり残したことはないよな？
さあ必要なだけ選ぶんだ
あとは捨ててく　もう諦めろ！

地獄みたいな毎日で
足がもげたみたいなんだ
至極普通の感性が
病原菌ばら撒いてんだ
食べ物は高くなって財布も軽くなってんのに
なぜ一向に飛べずに地面を這ってんだ？
ブレーキを踏み違える
偉そうな年寄りたちから
若い人に押し付けられた
重すぎる責任は
二酸化炭素の増加に伴って
呼吸が苦しくなる世界のたとえみたいじゃん

間違いを正して
無駄があったら省いて
安物の組み合わせから
うまい食い物を見つけて
最低限に減らして
あんまり働かなくして
余裕を持っておいて
パスポートも取って
嫌いならほっとく
他人から距離をとる
評論家は無視して
情報を選別する
言い合いのさなかに手を取って逃げ出す
とにかく君だけは助ける

世界はやがて沈むのに
同じものをみて死んでいくのか？
いま自分の持ち場を離れて
また新しい　場所を見つける
呼吸はいずれ止まっても
きっと残せるものがあるんだ
さあ必要なだけ選んだら
あとは知らない　君を連れてく

正気の個（Fuck the World）

みなさん、特に団結する必要も、誰かと協調する必要もないので、各々がんばっていきましょうね
ワニウエイブより

/////////////////////
君の玄関は見張られてる
生活は閉じ込められて
相互監視の目は光ってる
マスク二枚と引き換えになって
いま誰もがすぐに八つ当たりしたい
隙を見せたら袋叩きにしたい
自主的な検閲におまかせしたい
人が悪魔になってくこの時代

「そんなことしてる場合じゃない」
口出しする知らない人は
嗜虐心を満たしたがってる
正義感ほど良い娯楽はなく
みな同じ夢を信じてる　ようでいて
ただ破滅へ向かってる
きっと傷は日増しに増えてく
この騒ぎが収まった後も

　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　何も変わらず
　不平等で
　何もかもが
　分断してる

　だから　赤信号もときに渡ろうぜ
　散歩に出かけ差別されようぜ
　家で踊ってなんてられないぜ
　千切れた糸を渡る

払い続けて借金まみれ
生きるだけでも金はかかる
叫びすぎて声も枯れている
それでも手足はやたらに藻掻く
きっと飢える者たちは苦しいままに
誰も信じれぬ絶望の中へ
善意を持った友人たちすらも
心配そうに顔を覗く

ときに弱音を吐きたくなるだろう
悔しさに涙も流すだろう
君が好きだったはずの音楽
そんな場合じゃなくなるぜどうやら
やがて目尻に皺が刻まれた
分厚いレンズの向こう側
震える手でノミを持ち
墓石にこう刻んだ

　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　未だ変わらず
　不平等で
　何もかもが
　分断してる

　だから　赤信号もときに渡ろうぜ
　散歩に出かけ差別されようぜ
　家で踊ってなんてられないぜ
　途切れた言葉に続く

君の玄関は見張られてる
生活は閉じ込められて
相互監視の目は光ってる
自己責任の名の下に
不平等で　絶望してる
声は枯れて　疲れたのか？
君の戦いははじまったばかりだ

　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　STILL SEPARATE
　STILL UNEQUAL
　未だ変わらず
　不平等で
　何もかもが
　分断してる

　だから　赤信号もときに渡ろうぜ
　散歩に出かけ差別されようぜ
　家で踊ってなんてられないぜ
　飢えたる者たちは立つ

STILL SEPARATE, STILL UNEQUAL pt.1

SOS SOS
誰もが目を塞いじゃう映像です
共感メディアの成功例
集ヒスまがいの痛みも全肯定
敬語で一見丁寧な
童貞をこじらせた精霊が
頼みこむ言葉は命令だ
経験は語る　性善説の死
閲覧数を増やすならば
内面を殺すしかないなのら
過去切り捨てながら腐る身体
誰だ！俺のことを笑ったのは？
勝ったのは広告でござった
真っ赤なウソでも言っとけ待ったなし
バッタモンを売りつけちゃってからの
言い訳だけしとけばかっさらえる

繊細さが鈍化
せざるを得ぬ　現実の咎　は
簡単さに特化
していく　ソーシャルメディア
ほんとにこんなの最低だ
マトモな人間どこいった
全員最低に
見えるがそこから人間関係だ

言葉は伝播し悪意になる
意識を支配しサブリミナル
現代世界の呪いには
属性から他人を嫌いになる
生まれる新たな罵倒語が
殺した数多のカトンボが
新たに抱いた覚悟が
錯誤し無差別全体攻撃
文化の貿易　そんなの正直
言うほど大したことない　もうじき
そこらに溢れる乞食
なっちゃうしかない自暴自棄
リレーションシップを放棄
みんながこぞって演じるモンキー
緊張状態薄れる空気
共感のゆくえは狂気かつロンリー

清廉さが劣化
せざるを得ぬ　ネットの欠陥　は
低俗さが絶賛
蔓延る　人気のYoutuber
ほんとにそんなの最低だ
マトモな人間はどこいった
人間不信に
陥る我らの人間関係は？

ごめんな
ごめんな　みんな
ごめんなさい　ごめんなみんな
みんな　ごめんなさい　みんな

SOCIAL DIS

オンラインサロンをやめ
メルマガを解約し
月額制のサブスクから
足を洗い　毎日は
必要以上飲まず食わず
必要以上なにも見ずに
ただ大切なことだけを信じる

感じやすい僕たちは
すぐに怒り取り乱すし
泣きわめいて　一人きりに
なりたがるが　かまわないで
分断する世界のなか
引き寄せ合う分子たちが
偶然に集まっただけ
それだけのことだろう

命がけの戦いも賭け事の対象さ
問題意識すらも消費される商品だ
賢くなるためにだって
愚かなままいるのにだって
資本主義は作用してる
(金持ちなら好きにやれる）
手に入れることで増えていく価値から
手放すことで逃げていけるなら
ここに歌を残すことで軽くなる身体
これは少数派のための分断のテーマだ

これ以上もう
1.払いたくない
2.払う気もない
3.払うべきものもない
4.払わなくていい
5.持ちたくはない
6.自由でいたい
7.社会から途切れたい
（これ以上もう）
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
（これ以上もう）
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに

RSSリーダーをアンインストールして
情報を摂取したい欲からも逃げ切る
ニコ動やようつべの中毒から回復し
現実を流れる意味だけを見つける
同人誌書くのやめて
妄想から立ち直って
社交辞令みたいなリプの嵐を受け流して
コメ欄を閉鎖したら
リスト全部消し去る
最新の音楽を
追うことを諦める

速い遅い　現代的
「今の議論」　現在
移り変わる世界では
ついていくのしんどい
アップデート合戦の
行く末は一体
出来ない理解
気を持てしっかり
みんな決まりきったみたいに話すからいい子だ
こんな場所にはもういられないanymore
文化的であることすら
金があるかないかでしか
ないならもうそんなのはいいよな

これ以上もう
払いたくない
払う気もない
払うべきものもない
払わなくていい
持ちたくはない
自由でいたい
社会から途切れたい
（これ以上もう）
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
（これ以上もう）
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに

7 (reasons why we won't) pay (money)

私小説が死んだ朝
ニンダイがはじまった
画面の前に座り
もう惑わされない
今やそれ以上
大切なことはないし
その場しのぎを
積み重ねたいな

水のなかでもがく
アニメ絵のオタク
カラメルを焦がす
苦し紛れほざく

自意識をほどく
薄っぺらな娯楽
批評性がこわく
うちの中ですごす

薄れる真剣味
感じるチンケに
説明できない原理
死んじゃえよ全員

コミュニケーションに失敗してブロックされた
納得がいかなくてわめいちゃったら
フォロワーだって減っちゃって後悔した
でも一瞬で忘れてまたやってらぁ

今日はとくにひどい
希死念慮すごい
ぎこちない動き
傷もないのに痛い

いない神に祈り
乾ききった瞳
寝る前にシコり
結局は独り

waniwave

Ayeshaww5