西の空茜射して　駅のホームにはくたびれた顔
迷う間もなく流され　私はどこに帰ればいい？
泣いたり笑ったりした　あなたとの日々を額に入れて
ぼんやり眺めて過ごす　明日はまだ木曜日

穏やかな夕凪の中で何も感じなくなってゆくの
空っぽな両手と心ぶら下げて
気付かないうちに　燃え落ちるように
いつか私もいなくなる

風のない夏が　過ぎる
走りもしないのに汗だけはかくから
時の流れに甘えている私を残して

沈む陽追いかけ走る人に背を向けて歩いてきた
辿り着いた先はどう？　まだ途中なんだと思えている？

身長は確かに伸びたよ
歩幅だってそれなりにあるよ
振り返る道と射す影の長さで
目指してた場所と　あの日いた場所と
隔つ距離に眩むほど

「何もない」嘆いていた
嘆くほどの熱と　語るだけの量の物は今はある？
風のない夏が　過ぎる
走るには老い過ぎ　消えるには若くて
ぼうっと立っている　…歩みを止めてみる

ほろほろ　こぼれる　涙
化粧は　崩れても　落ちない
大人の　歩幅で　逃げた
幻は追いかけてくれない

立ち止まり　気付いたこと
時計は進んでる　明日もまた仕事
今日は　早く寝よう

風のない夏が　過ぎる
走りもしないのに　息が出来ないほど
胸が苦しくて

夏至が過ぎて夜が来るのが早くなる
すぐに夏は終わる
流れに抗う術もなく
何も出来ないでいる私を金星が嘲笑う

斜陽/人間失格

HOPE クロスフェード

Art Schoolのカノンという曲のカバーです

カノン Feat.雪歌ユフ

MV　http://www.nicovideo.jp/watch/sm23854161

↓↓↓lyric↓↓↓

空が泣いてると君は薄く笑った
許しでも乞うように雨に打たれていた
透明なシェルターで僕らふざけ合っていた
壊れた砂の城を横目に逃げ出した

play in the rain
戯けた振りをしていたって
何にも変われないんだって
凍えた君の事を抱いて
分かったつもりでいた僕を許して

前など見えないように僕ら雨を選んだ
震えた君の声も雨に消されていた

pray in the rain
真面目な振りをしていたって
何にも変わらないんだって
凍えた君の事を抱いて
分かったつもりでいた僕を許して

許して

雨が急に切れて虹が弱音暴いた
許されない事僕ら気付いていた

pray in the rain
かじかむ手を繋いでいたって
何にも感じられなくなって
バジルとキトリ気取りで
傘すら捨てた二人を逃がして

逃がして

pray in the rain

とある用事で2音下のオケを作ったので自分で歌ってみました、はい。

吐息雪色を真夏に歌ってみた

廃盤XFD[みんなのUTAU 2014]

届木ウカ様の作曲された「真夏の情景」をカバーしました。半分くらい合ってると思います。
Original by 届木ウカ (Todoki Uka twitter @todoki_uka)

真夏の情景(cover)

Music マッハ人生
Singer 重音テト（UTAU）

狐の嫁入り

君は、傷口が腐るのをまるで宝石をかざすように
見せびらかしてくるから、僕も同じ場所にナイフを。
あの日も、まるでモノクロのフィルムに一滴赤色を、
垂らしたように君だけが、眩しすぎる闇で君だけが。

ねぇ、シェリー。君と僕を繋ぐ赤い糸はボーダーの
長袖に隠しておいて。ありふれた傷にしたくない。
ねぇ、シェリー。君をいつもひとりぼっちにするのは君だけさ。
ねぇ、シェリー。僕は可愛そうな君の舞台、ちゃんと最後まで見るよ。
シェリー。

知らない人の葬式に、月曜日から出かけた。
わざわざ赤い靴を履き、両脚を斧で切られたいの？シェリー？

「怖くて仕方が無いの。
　こうしてしか、暗い部屋の中でしか、光を…………」

思い出で散らかった部屋でも目立つように、
大げさに飾り付けて言う。
「……愛してる」「……愛してる？」
互いに足をからませて、動けずに、どこにも行けずに。

ねぇ、シェリー。君と僕を繋ぐ赤い糸はボーダーの
長袖に隠しておいて。ありふれた傷にしたくない。
ねぇ、シェリー。君をいつもひとりぼっちにするのは君だけさ。
ねぇ、シェリー。僕は可愛そうな君の舞台、ちゃんと最後まで見るよ。
シェリー、僕はずっと君の隣で腐っているよ
ねぇ、シェリー。僕らあのフィルムのラストなぞる様に終わってくんだ、きっと。
ねぇ、シェリー。
ねぇ、シェリー。
ねぇ、シェリー。
……ねぇ、シェリー？

シェリー？

いったい何に憧れてそんな悲しい事言うの
一杯傷を舐め合った
膿んで血も流れなくなった

君が簡単に捨てたそれが僕は欲しかったんだ
枯れた枝みたく痩せた肩を乱暴に抱きしめた

もっと単純に笑い合えたらな
いっそ猿みたく生きて行けたら

愛じゃないこと　わかってた
捨てられた猫同士　もたれ合って
熱奪って　凍えないようにって
体だけ繋いでも　虚しいだけだろう

シェリー　僕は君の幸せにいらないの?



君はまた嘘をついた
膿んで血も流れなくなった

愛じゃないこと　わかってた
気付かないフリで
唇で何もみてない君の目をふさいで
体だけ繋いでも　君は此処にいない

シェリー　僕は君の幸せにいらないの？

mach_life

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