Quite an intriguing EP. Definitely gonna give this a few more listens.

MOMOKO

https://soundcloud.com/unlucksi
[MARU-187] unlucksi - みらいをはなそう
http://maltinerecords.cs8.biz/187.html
Maltine Records 2022

みらいをはなそう

unlucksi - My Lie & Your Courage

@sixtxel

■花束・窓辺、さようなら……

少女の椅子に倒れた儚い素振りで

道の果て
石の
道の果て
遥か彼方で

少しだけでも信じて
少しだけでも笑って

どうして違和感を感じるのだろう

おしまいでも忘れない
少しだけ

瞼
水を
涙
数を

「あの人を想うほど
花々に見えた姿を
覗くみたいに
あなたは何処にいるの」

[MARU-189] 川卜紗 - vita brevis, ars longa
http://maltinerecords.cs8.biz/189.html
Maltine Records 2023

vita brevis, ars longa

川卜紗 - 花束・窓辺、さようなら……

@sixtxel

■シェフチェンコへ

私はまた泣こう
一昨日の私の姿が消えていく
私はまた祈り続けよ

私たちのあなたが
私たちの姿がこの言葉で怒る中で

微笑み
燃え尽き
凍え
微睡んでいる
あなた

言葉を示して

嘆きの中で
微笑み
燃え尽きている

あなたが示す先の
道と笑いは消えてく
あなたが示した
一昨日の姿を祈るように
あなたは笑い
私は泣く
私たちは笑い、そして　泣こう
微睡み
微笑み
あなたは亡き
私は泣き止み
私はまた泣こう

一昨日の私の姿が
域のなかで　凍えないように
私は、そう　生きていた

[MARU-189] 川卜紗 - vita brevis, ars longa
http://maltinerecords.cs8.biz/189.html
Maltine Records 2023

川卜紗 - シェフチェンコへ

@sixtxel

■O

O 虎よ 　よ　虎へ
O 更紗の艶　飛ぶ真白の
O 神の艶
O 棕櫚の襞の道と鶯

壁凍る　瑕疵無く凍る
加速　三日月
さえ
顔消す　好きな
目元のふち

を

数の雲
O 水の価値知らず嘘をつく
O 短い命
O カメラで見て捉えたもの

（推敲された鳥の足）

君の国には
傷ついた三日月の押入れ

[MARU-189] 川卜紗 - vita brevis, ars longa
http://maltinerecords.cs8.biz/189.html
Maltine Records 2023

川卜紗 - O

https://soundcloud.com/sixtxel

■隣に、近くに…

新しい感情が
涙で溢れてきた

足を組み替えて
そっちに行く

幸せは続かないから
そっちに行く

薬が切れて
素直になった

独りで揺れてる
水分が足りなかった
水分が足りなかった
何もかも足りなかった

「あなたといるとき
色々思いますが
あなたといるとき
思えば思うほど
あなたから遠ざかってるみたいで
ただ悲しくなっています
だけどあなたは
わたしを取り戻してくれる
言葉の力じゃない
あなただから」
　
[MARU-189] 川卜紗 - vita brevis, ars longa
http://maltinerecords.cs8.biz/189.html
Maltine Records 2023

川卜紗 - 隣に、近くに…

ふた※のきも※は※んとの※みつ × de1irium

created at Pasocom Music Club "reiji no machi" remix workshop.

パソコン音楽クラブ - reiji no machi (Telematic Visions LM-1 Remix)

lyric : 松本行木

前略

街に郵便屋さんが増えた気がします。
赤はよりうつくしい黒へ、それぞれに跨り、
このままじゃいられないのは、わたしぼくおれだけじゃありませんでした。
やはり人は、会えなくなると手紙を書くものなのです。

蚊の幽霊を蒐集する、
グレイハウンドの足で蹴り足したい、
唇でメッセージを送る、うかつな、
別れ際トンビに追われていた、
舌べろから両面テープが剥がれなくなってしまった、
違う土地の架空の天気予報を見、
OKを奪われ、神様を反故にする、
君あなた。

わたしぼくおれもまた会える日が来るまで、君あなたのこと考えて手紙を書くことにしました。
ただし、文面だけでは味気ないから、わたしぼくおれの声で音読して下さい。

自転車に乗れたら、どんなにいいでしょう。
わたしぼくおれは自転車に乗れないのです。いや、かつては乗れたんだけど、いや、今でも乗れるんだけど、今も乗ってるといえば乗ってるんだけど、そういえば自転車に乗ってるわたしぼくおれの歌がありましたね。
自転車は漕ぎ出せば、ふわっと、太陽の方へ浮いてしまいそうで、そういう時は決まってひどい夕暮れで、あのビルの高いところの飛行機のための、赤いところにもうすぐ届くかもしれなかったのですから、わたしぼくおれは地球になんでいないのか、心以外は空の場所で、世界に嘘をつかれているかのようで、
だから、わたしぼくおれは自分ではきっと君あなたに届けられない手紙を書いている。

最近発見がありました。全部について、
わたしぼくおれたちの世界はバカアホ黙っていろこの野郎と駐輪場の連続で、その次に足音が連続して、振り返ってみたらそれはタコでやさしく絡みつく、多個足とも言え、殺さない方がいいよ。益虫だから、光のウンチが散らばっているかのように見えても星のよく見える浜辺にだって危険がいっぱいだから安全でいっぱいで、だからか、わたしぼくおれたちは冷蔵庫の中でねむる野菜たちと同じ夢たちが見られ、燐。わっ思い出した、電車のモニターからキノコが生えていたこと、どこまでが一体……あのヒントのないQ、さわれるモニターとさわれないモニターがあってさわれないモニターから成る恵み、
わたしぼくおれはそれを食べたのだが、それはわるくなかった。わたしぼくおれたちは明日自転車に激突される物体です。非常に恥ずかしいことですが、つまり案外、腹にたまるんです。
そのせいで、世界はあまねく手紙であふれるのです。

そんなわたしぼくおれたちの妙な世界で、
君あなたが歌っているということは、
そこにわたしぼくおれとそのもやが迷い込むということは、
その場所にわたしぼくおれや君あなたがいたということは、
わたしぼくおれにとって、かけがえのない、いい夢です。

不一

川卜紗 - 花束・窓辺、さようなら……

Maltine

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