http://toietmoi.dojin.com/tgk/
収録時間・約65分│2014秋M3発行

街外れにある森のどこかに、地図には載っていない湖がある。 その湖には“ヌシ”が棲んでいて、 辿り着いた者を一飲みにしてしまうという――。  

【CM】冬幻郷の少年

http://toietmoi.dojin.com/vd/trkg/
収録時間・約 135 分（本編約 100 分）│M3-2015秋頒布予定

自殺を決意したひばりの目の前に現れたのは、
古びた一軒の住宅と、外国人風の一人の少年。
彼がここで下さなければならない、ひとつの「決断」とは……。

これは、五人の少年少女が、鳥籠の中から飛び立つまでのお話。

【試聴版】鳥籠街の少年荘

http://marchen-march.com/mgr/
収録時間・約50分│M3-2015秋頒布予定

天変地異や原因不明の流行病で世界の人口は隆盛期から一気に半数まで減少した。
人類は様々な脅威に怯えながら、国とも街とも呼べない小さなコミュニティの中で暮らしていた。

少年・ナギサは「廃墟の幽霊少女」の噂を聴き、とある望みをかけて彼女に会いに行く決意をする――……。

【CM】殯の大地

http://marchen-march.com/cho/
収録時間・約80分│M3-2016秋頒布予定

ある未練を残し、不運にも事故死した主人公・黒澤ひかげ。
最期の瞬間、不思議な声を聞いた彼が次に目を覚ましたのは、
「鳥籠街」という死者の街にある秘宝館、「揚羽堂」。
揚羽堂の主人である少年・くろとの「契約」により、
現世に蘇ることになったひかげだったが、
その身体は見知らぬ女子高生の身体になっていて……。

【CM】名も無き蝶が嵐を起こすまで

http://marchen-march.com/hoshilogy/
収録時間・約80分│M3-2015秋頒布予定

綺羅びやかな街の一角にある、とある時計店。
その店の扉は、『サマーバケーションにつき２週間閉店』という張り紙が12年前から貼られたまま残され、今もぴったりと閉じられていた。

――そこには足の不自由な主人が暮らしている。
気まぐれに店を開けては、気まぐれに時計の修理だけを請け負うその主人は、12年前の悲惨な航空機事故の数少ない生き残りなのだと、人々は静かに噂していた。
そして彼には少しだけ、人とは違うチカラが備わっていて、不思議な事象を解決できるのだと――。

これは、そんな一人の男を取り巻く、命なき者たちとの対話の物語――

【CM】星空の下のサナトロジー

marchen-march.com/rose/
収録時間・約100分│M3-2017秋頒布予定

敷島旭は目を覚ますと、自分が今まで土の上で眠っていたことに気が付いた。
どうしてそんなことになったのか、直前の記憶がすっぽりと抜け落ちている。

辺りを見回すとそこは、真っ青なバラが咲き乱れるバラ園の中。
目の前に建つ見覚えのない館へと足を踏み入れた旭はそこで、自分が既に死んでいることを聞かされる。
そして、未練をもってこのバラ園の館へとやって来たのだと。

館の主人・ソウビの勧めで、自身の未練、そしてそれにまつわる記憶を求め、
『欠片集め』と呼ばれる試練を受けることになった旭。
途中同じく未練を残して死んだという青年・三笠灯路と出会い、共に試練に挑んでいく。

ひとつ試練を迎える度に少しずつ呼び起こされる、様々な記憶。
自身の中に芽生えた「怒り」や「憎しみ」の感情。

これは、悲しみの中から生まれた、焼けるような感情を見つめていく、
「才」に囚われた者たちの物語。

【CM】ただしいバラの愛しかた

http://marchen-march.com/ghost/
収録時間・約 40 分│音けっとin大阪なんば 頒布予定

「突然ですが あたくし躑躅森 琴子、24歳の短い一生を突然奪われ只今いわゆるユーレイというやつをやっております」

交通事故で不幸にも命を落とした琴子は、生きていたころに抱えていたあらゆることから解放され、幽霊としての生活を大満喫していた。
そんなある日、「君を迎えに来た」と見知らぬ美少年に声を掛けられて――……？

【試聴版】第二の人生 - ユーレイ生活 - はじめました!?

marchen-march.com/twvas/
収録時間・約 90 分│M3-2018秋頒布予定

その海崖にある廃教会には、天使が住んでいる。
黄昏時にステンドグラスから差し込む光が主祭壇を照らし出す時、
その天使は微笑みを携えて現れる。
そして何か大事なものと引き換えに、
何でもひとつ願いを叶えてくれるという──。
人見知りが激しく挙動不審になりがちな性格の少年・四条秋高は、 
噂の廃教会を訪れていた。
彼の願いはたったひとつ。

不運な事故によりこの世を去ったクラスメイト、
相模小春の救済──生き返りだった。

【CM】黄昏の成るキャスケット

http://marchen-march.com/raison/
収録時間・約150分｜MP3データCD｜M3-2020秋 頒布

最初の記憶は、夜、月明かり、
そして――血の海。

少年はその夜、血に濡れていた。
人を殺めてしまったから。

そうしなければ、自分が死んでいた。
そうしなければ、生きられなかった。

しかし、その場しのぎの衝動的な行動によって、
少年はなお追い詰められていた。
どちらにせよ、これが見つかれば自分はただでは済まないのだ。

「――おや？　……これはこれは。先を越されてしまったかなあ」

それは朗々とした声だった。
そして、あまりにも美しい"生き物"だった。
月明かりを浴びた《彼》は、少年に手を差し伸べこう言った。

「ボクはキミに出会うためにここまで来たのかもしれないね」

︙

――これは、一人の少年による回想録である。

【試聴版】ぼくらのこじれたレイゾンデイト

MärchenMarchはさうら魎が個人で運営する創作サークルです。
「想いの力があれば死してもまた会える」をメインテーマに作品をお届けしております。
現在はオーディオドラマを中心に、イラスト、小説などを発表しています。

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