白檀-byakudan

lyrics&music by masahiro / performed by Kathakali

未来は錆び付いた扉に閉ざされ　光を待ち焦がれた
誓いが絡み合う鎖のようにねじれ　痛みを生み続けた

目覚めゆく度　常の世は闇　うつろう側に　溢れ出す民
巡りゆく度　神のまにまに　思い密かに　仮初の間に
heal　me　数多の哀しみ　heal　me　止まない泣き声

シャングリラ/惨劇だ　理想郷/絶望を　抱いて夢見た　
地に咲いた/死に絶えた　花を見た/見たくないの　さあ目を開いて
シャングリラ/残酷な　ユートピア/終局を迎えた先には
地に植えた/血に飢えた　根を広げ/拡げた腕は　さあ何に届く

shangri-la

lyrics&music by masahiro / performed by Kathakali

それは世界の夜明け迎えた朝に空を睨む瞳
僅か一掴みだけ許された糧　奪い合う飢えた民
まるでこの世の終わり　刻まれた木々　枯れ果てゆく大地
やがて灯火は消え　闇夜の鴉　吠え立てる呻き声

光を求めて路地裏で果てたペテン師　その手その足は時代に刻まれる事無く

ここは日が沈む街　空は紫　鮮やかに彩られ浮き彫りの虚像
そこで我が身を写す落ち窪んだ眼　ぎらつかせ何を見た

「願いを叶えて」まだ見ぬ神にひれ伏して
誓いに殉死ぬまで　未来/迷い/光/刻み/痛みと共に

陰り出す日々の埋もれた罪を衣のように纏い生まれたいと願った
穢れ無き衝動　崩れた希望　闇へ還し今も生きてたいと願った

流れる昨日　そびえ立つ今日を　溢れ出す明日を　生きてたい今も
born in the new world's gate

新世界-new world

lyrics&music by masahiro / performed by Kathakali

干からびた砂の上　痩せ細る指先で　書き記したが最期　息は途絶えた
「神の血は何色」と　問いかける遺言が　砂へと埋もれた時　赤く滲んだ
ねぇ、聴いて　この世界の歌を　不協に響くハーモニーに乗せ
ねぇ、抱いて　孤独に埋もれても　見える小高い丘の湖

七日目に生まれし身で　霊長と我が身を呼ぶ　驕りと無知を盾に憎しみ生んだ
「神が示した道」と　自ら身体散らす　讃えた母の瞳にも涙溢れた
ねぇ、咲いて　あの空にも花を　浮かぶ　喜び宿した色で
ねぇ、泣いた　あの時の記憶を　消える　解き放たれた呪縛で

ひらいて　ひらいて　気高き想いで　汚れた水面に根を広げ強く
ひらいて　ひらいて　夢の中でなく　今はここで咲く

- ignition burst  I don't care - 軽い目眩に崩れる未来
- It's lies  that's alright - 古い世界に隠された愛
- be cry & shout it loud - やがては灰へと朽ちる誓い
- It's bright  so darkness in bright -

ひらいて　ひらいて　破れた想いが　水面を揺らして波を立てるだろう
枯れても　朽ちても　花を咲かせよう　約束の場所で
ひらいて　ひらいて　僕達は出会う　いつかここで咲く

蓮-lotus

lyrics&music by masahiro / performed by Kathakali

同じ光を見ていた　同じ色に見えていた　まだここにいられるかな　またここで会えるのかな
最果ての異国の街で鳴り響いた　憎しみと嘆きの声がこの島に届くまで

同じ空の下にいた　同じ月を見上げていた　祈りが何を生むかな　いつか分かり合えるのかな
返せない過ちはずっと降り注いだ　絶え間なく繰り返される祈りなど届かない

大地の上に生まれ　風は穏やかでした　無垢な瞳のまま　僕らは巡り逢う
記憶に刻み込んだ　日々は穏やかでした　命を分かち合って　心を重ねてく

赤く燃える空の中　恨みが街を燃やした　怒りが君を奪った　悲しみが血を流した

僕は全てを失くした　そして全てを失くした

「愛してる」告げる事さえ叶わぬまま　「さようなら」また巡り逢う　その時は側にいて

masahiro_electricgarden