負けて終わりならどんだけいいか 一度きりならどんだけ楽か 　　　　　　　　　　　　　 落胆のガラクタからかき集めた 欠片を書き出して歌詞にしようか 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは悪あがき　そして落書き 飽くなき旅路の始まりの証  まだ火は消えちゃいない　消えちゃいない （それじゃあ始めましょうか）

勇んで上がったステージで胃酸が上がった喉から吐いた言葉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  返ってきたのはどうしようもない俺への同情のようなまばらな歓声  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さっきまでの勢いが嘘のように 虚ろな目 で俯く俺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ステージの余韻 と酔いのなか 負けた要因 は容易にわかる  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バーカンでショット飲み干し 代わりに「馬鹿でしょ」ってこぼす  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プライドが担保の賭けから降りて 地下のモローから駆け上がる  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　創成川は海に続く 俺もライムを産み続ける 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 歴史上現在過去未来 挫折しない天才などいない

1ミリも引かずに 位置につこう 切り傷と擦り傷のリリシスト  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逃げ道を塞ぐ リベンジを誓う 期待値を高く 近道などなく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  殺意を託し各地で作詞 すぐつく核心 白紙とキャンバスに  描く設計図 磨くセンス 1に近づく反発係数  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忸怩たる思いこそが確実に軸になる 勝利の女神よkiss me now  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　跳ね除けられても羽を開いて 突き飛ばされても次を描いて  努力の足し算 閃きの掛け算 余白の引き算 諦めわりぃじゃん 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 負けを糧とバネに変えて折れた己誇れ 闇の中ありのまま　歌詞を書くだけ

リベンジ仇討ち　挑め果敢に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 リベンジ仇討ち　挑め果敢に　　　　　　　　　　　　　　　　　 無えリミット前人未到のエンジン起動 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リベンジ仇討ち　挑め果敢に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 リベンジ仇討ち　挑め果敢　　　　　　　　　　　　　　　 無えリミット前人未到のエンジン起動

現在地と限界値を改築 会心の一撃をイメージ　新天地　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 皆気づく異変に　レイテンシーなしで いっぺんに危険視する遺伝子秘めし精子 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 えぐみある現実をえぐりだす鉛筆 テクニカルで精密　的確で誠実 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ステージ２へ進む芸術　恥を 捨て意地でセンスフルに全部踏む生物

でっかい鉄塊叩き純度あげたポン刀のような日本語 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四の五の言うよりまず意味ある韻吐く 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが流儀　ルーキーで売る気はない 込めてる気合とむき出しの口が武器だ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　避雷針なしじゃ受け止めれない俺は 稲光だと理解しな今 次回の戦いの機会ならすでにもう あるだろ備えろ　そこでまた会おう

トラック・ラップ・アートワーク等すべて芽存

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