照れ隠し

照れ隠し

Agency Tanabe

いつも通らない道沿いに 澄んだ海の街
ゆっくりと靴音が 伸びていくようで

瞳の奥で 一日が終わり
明日もこうして 針を止めて 二人は椅子を並べる

脚を組んだら 時計を眺め つまらない振りをして
少しだけ 流れる髪をみつめてるよ
いつかの目が合うとき

夕暮れの 紙袋に 塩水が溜まる
指が震えている その先に波が打っている

瞳の奥で 一日が終わり
明日もこうして ペンを置くよ やさしく泣いた瞼に

脚を組んだら 時計を眺め つまらな…

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