「戦争」をテーマに「雨」のある風景を音楽にしました。

道化師と雨

決戦の日はいつも雨

「時間」をテーマに「風」のある風景をそのまま音楽にしてみました。

進化の風

情熱の風

追憶の風

曲のタイトルにある「あの人」とは特定の誰かを指すものではありません。
両親だとか、恩師だとか、あなたにとって最も尊敬すべき人のことを思い浮かべて下さい。
もし、何らかの理由で「あの人」と突然、会うことが出来なくなってしまったら……。ちょっと想像してみて下さい。

――日頃の感謝はきちんと伝えられているだろうか？
――何か恩返しになるような事は出来ているだろうか？
――自分も尊敬するあの人のようになれているだろうか？

この曲はそんな問いの答えを自分なりに表現してみたものです。
「あの人」との関わり方について考えてもらえるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。

あの人はもう

この曲は魂の還る場所とされる森をテーマにした楽曲です。
その森に住まう精霊たちのその姿と役割を音楽で表現しました。
ひと続きの楽曲ですが、以下の４つの区間に分けることができます。

「木霊は唄う」
木の精霊は、森に迷い込む魂を歌で導きます。
その歌は、どこか哀しいような、儚いような、懐かしいような。
そんなざわめきで、森中に響き渡ります。

「地霊は応える」
地の精霊は、導かれし魂をその広い懐に温かく迎え入れます。
その温もりは安らぎに満ちていて、深い深い眠りへと誘います。

「水霊は言葉を紡ぐ」
水の精霊は、眠りについた魂を浄化し、新しい姿へと変化させます。
楽しかったことも苦しかったことも。
辛かったことも嬉しかったことも。
すべてを洗い流し、ひとつの言葉を与えます。

「風霊は想いを運ぶ」
風の精霊は、魂を外の世界へと連れ出します。
何かを成すその日まで。またその森に還るまで。
果てしなく自由に飛び回るのです。

この曲を聴いて頂いた皆さまの頭の中に幻想的な森の姿が思い浮かべば、作者としてこれ以上の喜びはありません。

精霊の森

タイトル：ＳＦ交響ファンタジー第１番 / SYMPHONIC FANTASIA No 1
作曲：伊福部昭 / Akira Ifukube
編曲：上野真史 / Naofumi Ueno
演奏：浪花マンドリン倶楽部(2012/3/11)


SF交響ファンタジー第1番 for Mandolin Orchestra

冬の終わりに高原を吹き抜ける爽やかな春風をイメージして書いた曲です。
途中、まだ残る冬を感じさせる部分もありますが、それを乗り越えた先にある暖かく柔らかい風は全てを優しく包み込みます。

春風の調べ 〜Spring Breeze for Mandolin Orchestra〜

この曲のタイトルにある「心」とは、人々の胸に宿る想いのことを指しています。
一口に想いと言っても、哀しみだったり愛おしさだったり。
妬みだったり優しさだったりと様々なものがあるかと思います。

想いはさながら雪のようにーー。
しんしんと降り積もり、やがて温もりに触れて溶け出してゆくーー。

そんな有り様の刹那を僕なりに音楽で表現してみました。
みなさまの脳裏に真っ白な雪の情景と温かな何かに触れる瞬間が思い浮かべば、これ以上の喜びはありません。

心積もりて

浪花マンドリン倶楽部に所属している指揮とかマンドラ弾きをやっている人です。
マンドリンオーケストラ用の楽曲を作・編曲いたします。

上野真史(Naofumi Ueno)

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