青無私。(曖ノ音カバー)

数年の長き付き合いも過ぎ去ってしまえば一瞬の如し

いつか遠き日に思い出して笑えたら、それが一番いい

不思議と失う感覚は無い
涙も流れそうにない
心がフィルタリングされている

けれど　これが別れだ

誰も彼もきっと悲しい気持ちを抱えながら
それを見ないように日常を続けてる
嘘を嘘と知りながら全て丸呑みにしていかなければ
悲しくて悲しくていつか死んでしまうだろう

もう一生会うことは無い
会いたいと願うほどでもない

けれど共に過ごした日々は嘘にならない

誰も彼も……

生きたくて死にたくて　生きている
笑いながら　愚痴りながら　泣きながら　怒りながら

出会い
別れ繰り返し
人は立ち止まれない
加速度を求め
上を向きながら
今を生きてゆけ

そして、これが「さよなら」だ

悲しい春

白塗り電子音楽バンド「世界システム」のネオロマンサーをカバーしました

ネオロマンサー(世界システムcover)

インダストリアル民族(220612登場SE)

「絵の空」に　→　壱つ
「彼女」へ　→　弐つ
廻る廻る星の上

「零れ」て　→　参つ
「夜」になって　→　肆つ
風を探した

「貴方の精神を愛している」と言ったのは
遠い昔　過去の誰かの戯れ言

Habis gelap terbitlah terang
至る果てが残酷であろうとも
Habis gelap terbitlah terang 
伝うことが救いだから

「躊躇った」　→　伍つ
「睡る冬」の　→　陸つ
巡る巡る星の下

「切り刻んで」　→　漆つ
未だ見ない　→　捌つ
砂を纏った

貴方に貴方が望む世界が訪れますように
唄々ごとに願い捧げてるの

Habis gelap terbitlah terang
夢を追って盲た【旅人】が　　
Habis gelap terbitlah terang 
夢を見たこの空に

燃える檻から鳥が飛び立つ
残された子は砂塵の中

『……ある日、旅人は愛するものと同じ目の少女と出会った。
そして彼は旅の終りを悟った。
旅の目的に意味など無かったのかもしれない。
ただ、この旅路こそが彼にとっての人生だった。
これは、そんな彼が臨み続けた世界の【果て】さ……』

Habis gelap terbitlah terang
至る果てが残酷であろうとも
Habis gelap terbitlah terang 
伝うことが救いだから

Habis gelap terbitlah terang
夢を追って盲た【旅人】が　　
Habis gelap terbitlah terang 
夢を見たこの空に

Habis gelap terbitlah terang
夢を負って盲た【語り部】が　　
Habis gelap terbitlah terang 
夢を見たこの空に

空の極みと旅の果て(200曲記念)

小高い丘の上に立つ人を臨む
ガラス窓に並んだ双子人形

彼女達が夢見た
世界は過去か未来か
問えども語られず
夢の旅は続くよ

幼い肖像と終わらない夜

色付く渓谷の絵画の中で
上枝から季節が滑り落ちるよ

遠く声が聞こえた
約束は「また明日」
揺蕩わず沈むよ
物見が丘が染まる

刻まれた命と赤い肖像

見上げた
知らない空

Di atas langit masih ada langit

彼女の影を追う過去の旅人
吹き出す炎にも気付かないまま

窓に手を差し伸べ空を眺める
旅に果てはあれども旅路は続く

永遠のサイ･トレイリング(300曲記念)

雨アンビエント_不完全なチャイム_助けて

作りこむ気が起きないのでここで破棄

worldwide(ロリィタノイロォゼのカバー)

作詞：萱原輔

赤くなりたいとため息をつく黒いみずふうせん
ぼくをつれて行く最後の電車がやってくる

ふくらむ頭とかみ合わない歯がけんかをしているよ
なにかを考えようとしていたけれどまぶたがじゃまをする

ものすごい勢いで目の前を通り過ぎていく
疲れた人たちにはだあれも見えないね？

早くどこかに帰りたい 　あたまが育っていくよ
悲しいのかはわからないけど目玉だけが泣いているよ

即物的な音楽が聞きたい耳に砂をつめる
横断歩道を渡るたびにいないぼくが轢かれるよ

ごめんください
まぐろ解体屋の赤間です
足が動かねｪって魚ｧ引き取りに参りました
ここ、開けてもらえませんか
後悔は死んでもしないって
あンた、私に仰ったでしょう
天井で背を伸ばす未来から逃げ出そうとしても
赤い塊にしかなりませんぜ
それとも、お足はもう無くなっちまったんですか

窓の下にちらばった魚はくもったみずふうせん
いやな顔を思い出して味のしない息を吐く
　
遠くのすきまから神様が見守ってくれてるよ
でもどうしてこんなに顎が切ないの？

早くどこかに帰りたい 　あたまが育っていくよ
悲しいのかはわからないけど目玉だけが泣いているよ
早くどこかに帰りたい 　あたまが育っていくよ
悲しいのかはわからないけど目玉だけが泣いているよ

悲しいのかはわからないけど目玉だけが泣いているよ
目玉だけが泣いているよ

まぐろになりたい

作詞　香坂史織

白い季節と涙の跡 色を忘れた302号室
「もう一度外を歩けるかな」 窓の外の貴方が見た世界
いつもより少し暗い雲 今にも雪が降り出しそうで
「瞳を閉じて眠ったら夢の中で雪と遊べるかな？」

いつか貴方は私を見つめて
「この部屋から連れ出してあげる」
「大好きな海に行こうね」って

いつからか私を見る目が寂しくなって
拒絶される、その度に命が欠けてゆきます
安らかに眠り就きたいよ
桜の下、雪は溶けて
春の風は貴方の涙も拭い去ってくれて

消える足跡、天使の羽
寒い空の下、輝いてて
「私も死ねば行けるかな」
 部屋の外の貴方がいる世界に

いつか貴方は私を見ないで
貴方は私を嫌いになって
「もう帰ってこないで」って

解ってた 貴方は隠れて泣いていたね
貴方が見た私の最後の笑顔の後に
拒絶されるの分かっているけど、どうしても届かせたい
「ごめんなさい」ともう一つ
「さよなら」の言葉を

いつか貴方は私を見つめて
「この【病室】から連れ出してあげる」
「一緒に海に行こうね」って


いつからか私を見る目が寂しくなって
拒絶される、その度に命が欠けて逝きます
安らかに眠り就きたいよ
桜の下、雪は溶けて
春の風は貴方の涙も拭い去って……

あの時の海は冷たくて
二人きりの夏の終わりを思い出して静かに目を瞑った
停止した呼吸に鳴いている香りは誰？

雪は溶けず
冬の風は私の体を冷やしてくれて……

302号室

作詞：椿八語

貴方はロングアイランドアイスティー
私には早過ぎるギムレット
突然告げられた【別れの言葉】に
足元ぐらついてる

何処か遠い国の言葉みたいに
無責任の底で響く貴方の声

潤んだ目の端に見えた
知らない洋画を流してるテレビ
心にもこんな風に
【字幕スーパー】が【表示され】れば良かったのに

何時か打たれた篠突く雨みたいに
無関係の音に変わる貴方の声

叱ってください神様
こんな【夜】に一人の私を
投げつけたグラスの破片が胸に突き刺さる
何でも私の所為にすれば貴方の気が済みますか？
膠着くような【ワインレッド】の電車で
貴方は私から去っていく

高く聳えるビルの屋上から
飛んでやろうかしら
あぁ……それにしても……窓も破れない私が憎い

叱ってください神様
こんな【夜】に一人の私を
投げつけたグラスの破片が胸に突き刺さる
何でも私の所為にすれば貴方の気が済みますか？
膠着くような【ワインレッド】の電車が
遠ざかってゆく

東も西も分からない……
私が何処にも居ない……
涙が止まらない……
何でも私の所為にすれば幸せになれますか？
膠着くような【ワインレッド】の電車で
貴方は私から去ってゆく

池袋の女

「私的Before,After〜【過去】と【今】の私〜」
およそ15年前、中3の音楽授業にて初めて作曲した曲を
記憶の限り忠実に再現しました。


作詞：氷姫宮 あゆる

君がいない雪の丘は崩れた愛　咲き乱れ
光よりも君の声が唯　聞きたくて
冬を一人繰り返す　此処からの景色に
空に溶けたボクが涙　流してみても

孤葬の空に花を　一輪の
大好きだった風　感じながら
色彩　染める町お別れです
最後に涙　拭う事が出来たら……

風と共に飛べそうな此処からの景色が
ボクの最後の居場所だったのに

物見ヶ丘は今もあの侭で
何時かと違う雪が降っているの？
馬鹿だねボクはあの日あの木から
「さよなら」
君に言えないままに落ちて……


記憶は空に捨てたはずなのに
涙が溢れて来るのはどうして？
琥珀の月が君を見ていてくれる
背中に羽が生えて飛んでゆく

翡翠の空に花を　一輪をの
大好きだった風　感じながら
色彩　染める町お別れです
最後に涙拭う事が出来ても……

氷魚 -Hio-

深夜の2時間DTM7/31「火星をイメージした曲」

近くもない距離なのに何故に貴方を感じるのでしょう
窓の景色は相変わらず黒く私を映しています

たとえ貴方に「私」を教えたら
醜いものと思うでしょう
私は火星の椅子に座り
双眼鏡越しに想っています

ああ皆が幸せになるには私が不要

ノーチラスの夢は螺旋に回る
ぐるぐると自己犠牲と自己矛盾の渦
想いは重く首を締め付ける
ギリギリとギリギリの声を聴いてください

【2時間DTM】火星の椅子

https://soundcloud.com/ugokuball/straightline
のカバー

Starlight linker is mine

https://soundcloud.com/chizuru_chips/alert
と
https://soundcloud.com/chizuru_chips/echo
のカバー


滴りから事は起き
心音へと続く残響
憚りなく時は過ぎ
連綿また連綿と鳴る
　
過去から来る明日への枷
西へと吹く原始の風

幾万ものつぶねを従え
登り詰めたキミよ
見返せば遥かな時
成した跡が盤石と立つ

過去から来る明日への枷
西へと吹く原始の風

響け悲嘆の声　遠く遠く

響け悲嘆の声　遠く遠く
眠るキミの口を湿すように
吹けよ異端の笛　高く高く
悔いを振り切るほど壮絶に

繰り返しある奇禍を
耐え忍び生き延びた時よ
唯一知るある真理を
背に負いて連綿と成す

過去から来る明日への枷
西へと吹く原始の風

響け悲嘆の声　遠く遠く

響け悲嘆の声　遠く遠く
眠るキミの口を湿すように
吹けよ異端の笛　高く高く
悔いを振り切るほど壮絶に

聞けよ今際の声　遠く遠く
燃えるキミの影が口ずさむ
歌え輪廻の歌　遠く遠く
悔いを振り切るほど永遠にと

Alter Echoes

空に消ゆ十人の影
「虚空」とは「嘘」に近しい
様々と溢れ返る「何故？」
ゴンドラは夢を載せて行く

喝破せよ喝破せよ
喝破せよ喝破せよ

口許に忍ばせる宴
「空虚」など胸のリアリティ
浅墓と助け合える為
コントラは餓えと絶えてゆく

喝破せよ喝破せよ
喝破せよ喝破せよ

さあ目を覚ませ地を這う子らよ
三界に築かれた欺瞞の城を見よ
砂が湧き立ち風を知る
隠し絵は暴かれた
あからさまに

轟々と土を濡らす雨
「根拠」とは嘘のシナジー
鮮やかに笑いかける「彼」
四コマで転結する宇宙

喝破せよ喝破せよ
喝破せよ喝破せよ

さあ目を覚ませ地を這う子らよ
三界に築かれた欺瞞の城を見よ
砂が湧き立ち風を知る
隠し絵は暴かれた
あからさまに

もう二度と目を晦ませるな
馥郁とした甘美に足を取られるな
荒野に立つ幟旗は
連綿と続く今日を越えるために

ジオイドの商人【平沢進風メヌエットアレンジ】

ナカムラ書房とみなも時計店の"業務提携"を記念してみなけさんの「陽だまり」を中村椋が歌ってみました

陽だまり【ナカムラ書房×みなも時計店】

人は等しく並び　また洗われて将来に安堵する
塵は散り散りになり　また囚われて埋め立てられる

煙突の吹く炎 天涯を嘗め
焦げ付く雲が垂れこめて拡がり

前途に黒きモノリス　
白線に引く　欺瞞と詐欺の歴史
一時間弱の警蹕(けいひつ)
蒙昧を蹴り
無知をあしらう

路地裏で見る不具は押し並べて負け
光は夜に飲み込まれ戻らず

群れを成せ　群れを成せと
吼える機械音
君が為　君が為と
咳の応酬

群れを成せ　群れを成せと
サイレンの鳴る
君が為　君が為と
詰る群衆

漂白を受け正しく　あのプラントに身を投棄する定め
されど脅迫のように　体を縛る縄目冷たく

雑踏で聞く思慮を押し均す鐘
光るタワーの白煙に背を向け

群れを成せ　群れを成せと
吼える機械音
君が為　君が為と
咳の応酬

群れを成せ　群れを成せと
サイレンの鳴る
君が為　君が為と
詰る群衆

群れを成せ　群れを成せと
脳裏に響く
君が為　君が為と
止まぬ警笛

夜光性廃棄場 アルバム「群青劇」より

ギターとレーザーハープとブラックライトを操る非自覚性ヴィジュアル系シンガーソングライター。 白塗りテクノバンド世界システムの下っ端。 ナカムラ書房店主。 馬骨擬装網メンバー

中村椋 NAKAMURA Muku

Popular tracks