夢を見る子供のようにはしゃぐ木の葉と いつもより少し長くかかったメロディ 空に恋をしてまた別れ　溺れる指先 真っ赤なライト塗り替えた　朝の音  揺れてる青が涙をそっと繰り返す また一つ思い出が窓に映りだしてゆく 君の青い光は花を咲かす 夏の空が遠いこと　泣いた麦帽子   間違ったつもりでバイバイ　目も見れなかったけど なんだかいつも通りで　笑ってみれたの 止まりそうになった時計は　両手で抱えた 真っ青な背中はまた　歩き出す   揺れてる青が涙をそっと繰り返す また一つ思い出が窓に映りだしてゆく 終わりなんて知らない駅前の 花は君の大好きな　あの歌のかな

ピッチが…

かなしみが色褪せたとき、うつくしいフィルターになることもある
それはさびしさのいちばん良い使い方じゃないか？という……




モーニン　モーニン　薄緑色の　窓を通る　光線に会った
モーニン　モーニン　長旅の中で　曲がりくねり　色も変わった
疲れたね　疲れたよ　帰ろうか　帰ろうよ　朝は誰の腕の中に？

何度　朝が来て　何度　眼を開けても
あなたのいない　世界　宇宙です
もういらない

モーニン　モーニン　透き通る青だ　朝はいつも　かなしい色だ
モーニン　モーニン　モーニン　モーニン　ほんのちょっとだけ忘れたよ

そっと　朝が来て　　そっと　眼を開けても
体は　重い　膜に　包まれて
もう　　　　立てない

モーニン

あなたが世界から消えた後　わたしの視界はいつも朝で
だれも目覚めない薄灯の青いフィルターがかかっていて

イエロー　シアン　マゼンタ　すべての色は
毎朝昨日よりちょこっと綺麗に映っている

向かいのゴールデンレトリバー　早起きの水で濡れたパンジー
挨拶交わして歩く道は　さびしさのいちばん良いかたち！

モーニン　モーニン　モーニン　good morning
もう二度とあなたのいる　朝は来ない　それでも

わた　しは　つぶ　やく　good morning

もう二度とあなたのいる　朝は来ない　だからね

わた　しは　つぶ　やく　good morning……

（「朝は祈り夜は彳む　
眠る間近と目が覚めるとき、ぼくはそこに！
一雫の溶け出した鏡の向こうの世界
きみがぼくを思わなくても、消えはしないよ
何かを愛すれば！
その手はその目はその心はその世界の愛だよ
その世界の……
花よ犬よ人よ風よ海よ山よ川よ太陽よ
どうか　どうか　どうか　その人を…」）

お早うっていって！

お早うといって

視界は煙る
身なりは低く
杭を打ち付ける
砂利に深く沈む
ヘッドライトが手元をうつして
闇よりも浅い時間が俺らを吐き出して

ay
there's no inner me
we didn't swim
歯を剥いて寄せる波
波浪して溶ける光
I was so blind,now It's easy to see
醜いものも全て意味あった様言い聞かして

透明高速 slow ride
リアガラスから漏れる残光
都市ガスが並んだ巨大なスケールに
ちょっと怯えてるよ

意味なく　飲み干す白い記憶
日増す毎　色褪せる
赤旗が空を舞う
潮騒が辺り包む

swear you left me white sea
stay a little longer

防波堤の縁に背広を捨てる
衣擦れの風　壁紙の空
小雨が当たる　視界が揺れてる
回転してはまた戻っていく
首の裏を通る錨を降ろす
座礁しない様に一部を残して
悪意の渦が俺を呼んでる
疲れた時にまた迎えに行く

WHITE SEA IN MY BONES

Iamalive

瑞花 3P Band

淡い夢から逃れて
植物は月を飲み込んだ

口は砂の湊になり
逃げられないと知った

白く重い海にいた
ひどく錆びていた

汚れに汚れた街の
動物に降り頻る

ふたつの身体を生きた
わたしに残るもの

消えないかもしれない
夜の左手。夢？

扉の外は季節の袖
息　吹く　待つ？

街の匂いに少し泣いた
海の重さにひどく酔った

(この想いはなに？)

ここは終わらない春

重い夢に揺さぶられ
僕は旅をしている

初めて身体はあつくて
季節を見下ろした

青 (demo)

NNest

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