赤い煙突

青い夜

窓際

夕日赤い

誰にも見えない心のままに

ねえ 
ぼくらが終わるまで
そこで見てて 
終わるまで

ゆれる風の音
ほどけてゆくまで

営み 尽きない 
新しい終わりに

新しい終わりに
言葉を埋める

おまもり

浜朴

そつ

白い雲
途切れ途切れ続く
ここでまた
風に揺れていたの

止まってるみたいな
光の行方を
終わらない感傷も
連れてゆくよ

赤と白
重機よりも高く
何もない
空の果ての
気配

沈んでいく群青を
星が見つめてる
微睡んで聴いていた
君の声を

slow

ものわすれ

鼻歌を歌うのは私だけ
誰にも見えない心はここに

ぼやけてる街の景色に
色をつけていく日々です

抱きしめてくれよいつまでも
つまらないことは忘れて

鼻歌を歌うのは私だけ
誰にも見えない心を見たい

鼻歌を歌うのは私だけ
誰にも見えない心に向けて

鼻歌を歌うのは私だけ

まともに笑えない
絶え間ない映像

ぬる風を浴びて
呆けた頭で

片隅で踊る
静かに小さく

楽しげな言葉じゃ
踊らない心が

片隅で踊る
静かに小さく

片隅で歌う
わたしの言葉で

ぬる風

青く染まった
朝方の通り
おかしなことが
頭に浮かぶ

木目をなぞる
窓辺の光
うみねこ眠る
川べりの町

しじまに沈む
無意味な
滞っている
この部屋で

焚べるだけを続ける
夢の陽炎が見てる
焚べるだけを続ける 
いつからか

着の身着のまま
街灯の下
川面に揺れる
町の横顔

橋から見える　
電波塔
雲が漂う
静かだな

焚べるだけを続ける
夢の陽炎が見てる
焚べるだけを続ける
いつからか

河川の近く

GarageBandでギターのライン録りとボーカル録音を同時にできることを今さら知る。ボーカルのマイクがギターの生音を拾ってしまうのはどうしたらいいんだろう。

run 弾き語り - 2024_11_04 15.01

エンゼル 弾き語り - 2024_11_04 14.55

砂の山に
トンネル掘る
指先触れて
開通した

木々がゆれる
光と音
風が止むまで
君を見てた

変わる体
変わる心
自分の中に
自分を見た

どこかにいなくなってしまって
誰にも分からない苦しさと

知らずに受けた愛が
僕らを包んでいたけど
言葉になる前だから
僕も気づけなかったよ

気に入らない
姿形
自分のことを
愛せないの

立ち行かない
ままならない
未来が待って
いたとしたら

どこにもいけなくなってしまって
今より苦しくならないように

知らずに受けた愛が
僕らを包んでいたけど
言葉になる前だから
僕も気づけなかったよ

知らずに受けた愛が
今僕らを包んでいる
言葉になる前だから
僕も気づけなかったよ

公園

雨の中 揺れていた
花をただ眺めていた
揺れるだけ 無限のよう
揺れる風 消える 肩口に

真っ昼間から見てる
テレビつまらない
お金がないから
歩く ただ歩き回る

いつもなら見過ごしたことが
目に留まるのさ
いつかくれた手紙から
声が聞こえたりもする

雨の中 揺れていた
花をただ眺めていた
揺れるだけ 無限のよう
揺れる風 消える 肩口に

ゆれる

今海にいる 夜の
風吹いて忘れてく

世の果てにいつまでも
降り積もる寂しさ

今海にいる 夜の
風吹いて忘れてく

今海にいる 夜の
風吹いて思い出す

今海にいる 夜の
何もない 何もない

今海にいる 夜の
風吹いて思い出す

世の果てにいつまでも
吹き荒ぶ虚しさ

月明かり 雲走る
潮騒はとめどなく

今海にいる 夜の
風吹いた正念場

海風

歯医者の窓辺で呆けた子供に
パステルカラーの退屈しのぎを

アスファルト舗装された道を
霧雨が濡らし続けていました

ああ なんだかおれの知らない色が
遊覧船みたく歩く街並みの光の中

100円ショップでカトラリー揃えて
もらったグラスでアルコールを呷る

1000年後全て朽ち果てて
1000年前の今の気配がした

ああ それがそれでこれがこれだった
玄関先の猫のガラス細工が頭の中

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