VERSE
夜　吐き出したため息
拙い言葉で1人歩きながら
疑いなく頭回してSpit
talk　溜め込んでた弱音
相手は今曲を聴いている君
ほんの少しだけでも耳を貸して
最近増えたんだ悩み事
色んなことでさ特に仕事
日毎見事に沈みゆく世界
リズミカルなビートも聴こえやしない
…おっとごめんね、こんな話嫌だよね
世界が喜ぶデカい話にしよう
だけど だけど あれれ？おかしいな
昔の話ばかり出てくるぞ

HOOK
溶ける 溶ける 思考回路
「思い出す」という機能さえも
失くしたい全て　昨日さえNO
心象示したような　つかない街灯

VERSE
どれだけこの瞬間に心酔しても
我に返れば明日が側にいて
ダメになりそうな心に余計なダメージ
悪いモノで浸水して重くなる
自分を大事にし過ぎた結果
他人を大事にできなくなって
自分で自分を守っていたハズなのに
自分自身で首を絞めていた
元気印　そのものだった少年は
能天気な演技だけ上手くなって
のらり くらり
拠り所のない道を歩く
何気ないことに泣きそうになる
抗えない時間に吐きそうになる
久しぶりだなぁこの感覚
友達みたいなノリで来んなよ

HOOK

溶 - Beat by Kt Beats

VERSE
街から街へ繋げていく
確かな価値見出していく
「明日はマシ」そんな生活より
マイク1つの贅沢なストーリー
計画は選択の連続
こっちがいいとかあっちがいいとか
悩んだ挙句の決め手はいつも
漢の勘ってやつだな
出会いあれば別れあり
一期一会にならないように
今日もひとえにビートを刻む
見えない音1つが街を繋ぐ
電波の波を乗りこなし
耳に入るアイツの歌詞
誤魔化し効かない「負けられねぇ」が
シーンを彩る原動力

HOOK
まだ知らない輝き方を
教えてもらえるきっかけをくれた
まだ知らない羽ばたき方を
教えてもらえるきっかけをくれた
22年捻くれた俺の
傍にいた忖度ない音楽
そいつと向き合って生まれたもんは
円では買えない無限の縁だ

VERSE
中途半端だと愚痴が出る
一生懸命だと精が出る
常に正面から向き合ってる
そうして言（こと）に魂乗せる
真剣な人間だって時には
新鮮な気分に全くなれず
陰険になることだってある
そんな時には街を感じる
茨城のグレープフルーツサワーと
埼玉のテキーラショット1杯
あの日の酒は一生忘れねぇ
お前らの街の最高のもてなし
今度は俺のいる街に来いよ
100倍でもてなし返すからよ
シメは一緒にHIPHOPしよう
シケた面とは真逆の顔で
面食らってる余裕があるなら
この出会いに筆を下ろすからよ
また会う約束してくれよ
そうして繋げるのが恩楽だろ？

HOOK×2

縁 - Beat by Kt Beats

VERSE
色んなことに負ける度
自分の存在を否定しがち
自分と向き合うのが怖い
不幸の沼に浸かっていたい
"向き合う"と"逃げる"はよく似ていて
程度は本人にしか分からんが
考えて「まぁいいか」って結論は
その先の可能性を捨ててんだ
自分の弱さは知っTENDRE
そうやって目を背けてんだ
お前自身を映した鏡は
曇って見えないガッカリだ
自分に嘘吐けないなんて
そんな嘘を吐かないで
どんな自分も投げないで
溜めた言葉は仕舞わないで

HOOK
先を見て心折れそうなら
下を向いて足元を照らせ
目の前のことをこなしていけば
折れかけたその先に君はいる
前だけ向いてちゃ下は見れないし
下だけ向いてちゃ前は見れない
不器用だからこそ見据えたところに
向かうしかないんだ俺達は

VERSE
「あぁもういいや」って思ったときに
人は新たに生まれ変わる
「さぁどうしようか」って思えりゃもう
行きたい方向に視線はある
毅然とした態度嫌われる勇気
進むことは厳しくて難しい
それでもなお進む理由は/綴る
歌詞を情けなくしたくないから
仕事も遊びもなるべく本気
呑気にしてたらぶれちまう興味
向き合ってやることには自ずと
魂乗ってく道もブレない
青くてもいい若くてもいい
青二才だから挑戦できる
高括らずに多角的に
ただ暗い道を迷いなく

HOOK

向 - Beat by WICSTONE

格 - Prod.Heel Hold

HOOK
当たり障りない言葉で分かった気になるクソガキ
お前らの言葉でラップができてもHIPHOPはまるでない
リリック書くよりすぐ評価されるSNSで満たされとけ
言葉を飲み込み消化せず作品として昇華する

VERSE
マイク持ってラッパーの真似事ディスだけは上手いようで
語彙 センス 魂は0点　格好だけは一丁前
礼に始まり礼に終わるようにマイクを掴んだらやめるまでアーティストなのに
なんだかお前のやり方ライブも私生活も学芸会レベル
カルチャーに敬意がない　誰にも礼儀がない
打ち上げ女の身体目当てよりイカしたクラブめがけてSpit
目の前出された上手い話を 我先にと食らいつき飲み込む
百聞は一見に如かず　3流ラッパーもどき話聞かず
発想　格好　バックボーン　全て薄っぺらい
妥協　しすぎた男の末路　謎の自信はある
お前の姿は努力に折り合いつけて頑張ってるわけではなく
半端な気持ちで取り組みやることから逃げている姿だ


HOOK

VERSE
媚び売るために覚えた芸 身を助けず宝の持ち腐れ
自分のためじゃない時点で負け　魂　削れないアマは去れ
ご機嫌取りがご意見番？幸い傀儡の意見は
右から左に抜けてっただってそれどの本にも書いてるし
芸がないのにひけらかす　中途半端ァ！なアウトプット
照れ笑いで誤魔化すぐらいならそもそもラップをしなけりゃいい
イチニ チヲボ ットスル コトハ デキル ノニ
1日没頭することができないお前の人生は質の悪いお笑い
配慮がない　お前 TPO 理解できてない
取り敢えず下世話な話と愚痴　バレるお前の無知
本格と道楽の混濁　小学生レベルの音楽
微笑すら恩情どっちにも振り切れん小さいプライド しょっぼ

HOOK

芸 - Prod.Heel Hold

HOOK
始めに奏でた音楽は産声
精一杯口を開け出す命の声
今じゃ馬鹿げた日常すら音の種
何気ない一瞬が音楽になって
しょうもねぇしょうもねぇなんて笑いながら蹴る
一呼吸　置いたあとのワンバースが気持ちよくて
不健全な身体になるまでHIPHOPしたら
健全な太陽が祝福してくれんのさ

VERSE
ジャンルなんて気にしてたらなんにもできねぇし
やる前にうだうだ言ってても始まらねぇ
哲学や理論じゃねぇ「好き」は本能
だから音の鳴る方に俺は直行
駅前　街中　商店街　畦道
どこでも五感フル稼働させKICKIN
日々精進 強靭な心技体の境地に
到達するまで童心は真ん中に
悪口言うための口じゃねぇし
ただ嬉しいことをいうための口でもねぇ
産声から俺は音楽をやってんだ
感情は濃い筆圧と音で表す

HOOK

VERSE
育ってきた環境で人が決まるように
聴いてきた音楽でスタイルは決まる
だったら俺の音楽を聴く人は
"想い"を大切にしてほしいと思う
素面でもキマる誰よりも光る
現場では誰よりも踊り飲むジンジャー
「知らない」だけでノれないのはFAKEだ
俺は「知らない」を愛せる日本人だ
向き合った分　ジャンル関係なく
流れてきたメロディで俺は首振らす
箱で鳴り響く重低音がトラック
血液とともに身体中を巡る音楽

HOOK

始 - Prod.OGIAD BEATS

VERSE
ここ一番で俺の出番と
ギラついた目血が滾る
俺の情熱を注ぐマイク
爆音響く始まりの合図
見掛け倒しじゃあ楽しめんぞ
魂はやかましいぐらいでいい
俺の本気が伝える鼓動
呑気にしてたら持ってかれるぞ
猫も杓子も踊らにゃ損損
ぼーっとせずに誰よりも没頭
好きは理論じゃなく本能
首振りゃ忘れる嫌なこと
心をブラさず体揺らして
頭空っぽで遊びまくって
誰より熱いお祭り漢
悪い気ぶっ飛ばす蒼い炎

HOOK
誰がどうとか関係なし
俺は祭が安定剤
粋な賑に生き甲斐感じ
満ち足りるまで汗をかき
笑ってりゃ全員なる勝者
楽しんだら全員優勝だァ
老若男女　さァ来いさァ来い
祭だ祭だ　ワッショイワッショイ！

VERSE
もっと上へ　もっと上へ
高めるために音をくれ
下を見て嘲笑うよりも
上を見てする爆笑がいい
春夏秋冬　屈託の
ない気持ちで ネガティブも
ポジティブも 全部まとめて
心と身体で爆発させろ
俺が歌えばビートになるし
俺が喋ればラップになる
俺がはしゃげばダンスになって
俺自身でグラフィティを描く
鶴は千年亀は万年
無限の発展 この音を繁栄
音と祭は絶対死なねぇ
俺ら全員で長生きさせたらぁ！

HOOK


賑 - Prod.鳥Docc Beats

HOOK
まるで嘘のように忘れる日々
この街に染まる1編のLyric
モノクロをカラーに彩るGimmick
冷たく等しく進んでくLimit
燎原の火の如く燃える魂
今夜限りのドラマに操られ
七変化する貴女と過ごす
闇がこの街を解き放すまで

VERSE
遊びにも少しだけ慣れて
煙草臭くなる服で嗜む
ビートとジンジャー そしてLIVE
退屈/な夜から抜け出す
光るミラーボールかかるキラーチューン
イカした演者 客 全員にBig up
夢を見たくて足を運ぶの
今日の不幸には空を使う
旋律が手引きする音の世界
現実から引き離される感覚
昴よりも輝く瞳で口ずさむ君
甘い声色
いるはずのない女神とセッション
今宵貴女と戯る演目
酒やくだらん冷やかしは結構
夢中になって踊る夜に溶けよう

HOOK

VERSE
所謂タイミングハイチーズ
なんてしなくてもwriting
これはたまに現れる旅人との
数奇な運命を綴った歌
はるばるやってきては
お一人様で飽きずに踊ってる
そんな貴女とのStory
まるで超大作の色褪せぬMovie
Vinyl CD PC
それぞれの違いを堪能
信じる者しか見えぬPhantom
五線譜に魅入られた末路
夜が明ければ また旅に出る
貴女はそう　いつも勝手に
別れも告げずにいなくなる
でもここにいればきっとまた…

HOOK×2

遊 - Prod.OGIAD BEATS

VERSE
もう駄目だ 何回も思った
それでも進めば火は灯る
誤魔化せない気持ちに熱が篭った
次の試合までもうそろそろだ
倒れた分強くなった心は
その先の可能性を知ってる
ただ差を埋めるだけじゃつまらねぇ
「絶対負けねぇ」そう言い笑った
「勝ち負けじゃねぇ」って勝負に逃げねぇ
確かめるために足を動かせ
真剣を笑いではぐらかさず
一発 一発　かますアンダーグラウンド
漫画やゲームじゃないリアルで
かっ開く目セーブなんてしねぇ
その場その場魂燃やす頃にゃあ
人生全部で描き出すドラマ

HOOK
どれだけ道が歪もうとも
好きを諦める必要はない
後ろ指差されりゃちょうどいい
今日も全力で前に進めてる
やりたいことやれば何歳でも
なれるルーキー吸う新鮮な空気
その愛、情熱が俺を創り
見違えるほど変わってく周囲

VERSE
（今日のアイツはどんなことする？）
っていう客の想像 妄想なんて
軽く凌駕するくらいじゃねぇと
今日は俺のために笑わねぇ
気合い入れたんだろ？
火ィ着けたんだろ？
時代は俺を呼んでんだ
じゃあ己に全て賭けないでどうする
明けない夜とは闘わねぇ
しばらくは気は楽にはなれない
この選択を取った瞬間から
輝く景色が映ったんだわ
俺も今度は輝く番だ
何も恐れることなんてねぇ
なろうと思えばなんにでもなれる
要はお前の気持ち次第
なにくそって気持ちで自分に勝ちにいこう

HOOK

闘 - Prod.OGIAD BEATS

これは
人間としては富山で産まれ
ラッパーとしては栃木で産まれた
一人の男の物語
誰しもあるぶれない芯
それを持ちここに立ち続ける


初期衝動　それは何だったか
あの日バトルを見たときだったか
あの日音源聴いたときだったか
違う　ふと湧き出てきたものだ
「俺音楽で何か成し遂げてぇ」
動き出したのは5年前から
平日は歌詞を書き週末はカラオケ
楽器できない分歌を磨いた
やれない環境で何ができるか
ラップをするまでの4年間はひたすら
書き続けて継続は力なりを体現
リリック帳は俺にとって鏡だ
21の春に始めた音楽
4年間溜め込んだ気持ちが爆発
4年前からブレねぇ芯がある
音楽を信じ続ける覚悟だ

☆
ブレちゃいねぇかヨレちゃいねぇか
あの時の気持ちまだ持ってっか
お前が信じたこの音楽で
お前自身を残せているのか
人も時代も変わっていく
だからこそ変わらない芯を持つ
全ての感情を音に出す
音楽をやるため今ここに立つ


選択し続ける人生
悩んでも選び進むしかないからこそ
常に心に刻む考え
"アーティストとしてどうありたいのか"
放つ言葉を足枷にしねぇ
背負い切ってこそラッパーと呼べる
言葉のための言葉なんてのは
今の俺には性に合わねぇ
適当にラップやって適当に曲作って
適当に音楽やってる奴とは違ぇ
5分でも1時間でも与えられた時間で
老若男女全員を食らわさなきゃ意味がねぇ
ステージの上と下箱の中と外
生きてる限りそこが戦場
気を張り根を張り付けるメリハリ
心ブラさず身体を揺らす

☆

芯 - Prod.F.F.Beats

客 - Prod. Rich Rice Studio

俺は右にお前は左に
わかってる振り向いたらダメだと
ヒールなんて履いてないのにお前の靴の音は今
1番耳に入ってくる未練がましく
街はそれでも動いている
それは都合がいいのか悪いのか
少なくとも俺には街の鼓動が
煩く感じるがその分落ち着きも感じる
出会って別れてを繰り返しても
音楽やってりゃどこかで繋がってると
柄にもなく強がってみせるのが
お前に対するせめてもの手向けだ
一期一会にならないように
また会える日がきてくれるように
俺は振り向いちゃいけねぇんだ
俺は振り向いちゃいけねぇんだ

☆
忘れず　離さず　いつまでも残す
1秒後　この別れは　1秒前に
なるから思い出話の花は燃やして
また会えたら何かしらの花を咲かせよう

必然的に起こるものだと
割り切ってしまえばそれまでだが
諦めから生まれた曲より俺は
出会い別れに向き合って曲を生み出す
別れも出会いも大切にする
関わってきた人はきっと偶然じゃないから
繋がらない電話やメッセージ
その分一方的にこの歌を届ける
物質のないものが風のうわさや電波に
乗ってお前の心に重く乗ってほしい
そのために俺も進み始める
地面と靴底とをよく噛ませながら
「またな」なんて呟いて重い足取り
マイクを通せば濁ってしまうから
この言葉は純度100%の肉声で伝える
お前には絶対に届いちゃいないが
大丈夫　次言うときは面と向かってだ

☆

別 - Prod by SHINNOSUKE

VERSE

弱い　弱い　俺たちは弱い
弱いということに向き合えず
残りカスのような強さ誇って
自分のプライドを守っている
その強さは傷付けるものなのか
それとも縋るためのものなのか
果たして俺が「強さ」と言い張る
それは強さといえるのだろうか
ブレてもヨレても続けるのはいい
だが続けるだけ（なら）誰でもできる
意味もなく続けるのは惰性
わかってる　それじゃずっとダセェ
自分のためひけらかすは甘さ
他人のためさらけ出すは優しさ
見えねぇ汚れにまみれた身体で
俺は俺の全てと向き合う

HOOK

下見て笑う弱さ
上見て笑う強さ
目の前のことに素直ではなく
なりたいもののため 素直であれ
俺は強くありたい
俺は強くありたい
踏み締める一歩　実直
飾り気を捨て 我が道を征け

VERSE

ボタンのかけ違いで物事は狂う
1ミリズレりゃ人とすれ違う
その度に襲う後ろ向きの魂と
そんな自分を愛せているのか
愛という字の心の部分は
「受」という字の真ん中にある
果たして俺は俺を真ん中の心で
受け止め愛しているのだろうか？
弱さならいくらでも語れるが
強さはほとんど語れねぇ
情けねぇ　下向けばふと目に入る
道端に咲く名のしれぬ花
俺より弱いのに誰に見られずとも
その真っ直ぐで正直な佇まい
己の全てで生きる姿は
確かに俺に強さを教えた

HOOK


強 - Beat By G.A.K.K.I.

HOOK（☆）
必死こいて働いてえんやこらさっさ
はじめちょろちょろ中ぱっぱっぱ
必死こいて生き抜いて週末は乾杯
赤子泣いても我慢我慢

VERSE
クラブおったら性別も年齢も種族も何も気にせんようになる
サワーハイボール焼酎日本酒カクテルビールテキーラウィスキー
HIP-HOP JAZZ　CLASSIC POPS　アニメソング 歌謡曲
酒も音楽も人間もちゃんぽんこれがホントのイ文化交流
ラップはとめ、はね、はらい俺書き殴るから区別無い
あの頃の授業思い出すへべれけな夜ミミズも踊り出す
このSCRAMBLEフラついて迷って混ざったとしても大丈夫
この空間は　皆の遊び場　闇に溶ければ　全部同じさ

☆

VERSE
Verse2 ノリ方もごちゃ混ぜよヨタタタな足取りもうやめよう
お腹が空いたら何食べよう　腹が減れば訳分からなくなる歌詞までも
99%の天然素材と1%の美学を混ぜる
心が　疲れた時は不足してる緑キロミリの概念はない山の空気ィーーーーーーーーーーーーーーーーー…ッハーッ！と深呼吸しんどく生き急ぐ人に紛れ潜む
一服しとく？BPM露骨に速すぎて見えてないよ盲目
時にはゆったりしながらイケてる音聴いて街を闊歩
プリンに醤油 キュウリにハチミツ 旅にゃリンリンに呼煙魔のBeats

☆


混 - Prod by 呼煙魔

VERSE
ドップラー効果　変わってく音
外れたキー　あの時と同じ
安い酒にうろ覚え鼻歌
混ぜた悪酒飲み干す
さよなら告げず別れたお前の
好きな歌歌うは未練の表れか
一つ二つ音の外れた
足並み揃わんリズムが未だ
俺が夢に近付けば近付くほど
お前の夢からは遠ざかる
俺の夢は書いている筆の中
お前の夢は俺の腕の中
ひたすらに投げかけた言葉の意味や
返ってきた無防備な感情の痛みが
いやせはしない心の傷口から
染み込んで消えないのはいつぶりかな

HOOK（☆）
時の過ぎゆくままこの身を任せ
墜ちてゆくのも幸せだよと
月日が経つにつれ冷めた身体に
言い聞かせ 言い聞かせ
「幸せになってね」と言われた瞬間
幸せではなくなったのさ
自己憐憫かき消すエンジン音
変わってゆくだろう窓の景色も

VERSE
22歳になれば少しずつ
臆病者になると言われたが
このちっぽけな性根はどうにも
年齢は関係ないようで
身も心も他人事のよう肝心な時に限り安心な檻に入り逃げ込む
俺の所為なのに「勝手にしやがれ」
そう突き放す黙って行きやがって
「馬鹿にしないでよ」一人きりの部屋
ラジオから聴こえる百恵の声
もうこの関係に2度目はねぇ
「ちょっと待って」は言いたかねぇ
これから先も思い出すだろうか
だとすればトリガーはきっとあの歌
しかめっ面で隠した女々しさ
気がつきゃまたあの曲を歌っていた

☆×2

時 - Prod By F.F.Beats

VERSE
ラップ始める前　飲んだくれ
でも酒じゃなくてデカジョッキジンジャーエール
浴びるように飲んで食って札消えてく
新潟駅前で傷癒えてく
西新発田駅から電車で約35分
急に栄えだした場所は五月蝿いなーん言うとるん
金曜17時　仕事終わり
疲れた身体に　ネオンが染み染み
直行する縁にまず行く
メンチカツ手羽先サラダを食う
ジンジャー食欲促進する
カウンター席で人とべしゃる
年齢詐称してる女にされた逆ナン
3人で食う予定が1人になった鍋パ
閉店前に来たとき飯奢ってくれた
数え切れない縁が作ったパーティーボーイは俺だ

溶けない思考回路で遊ぶ週末

HOOK（☆）
解けた靴紐すら気付かずに足取り早く
待ち時間の一分一秒何倍も長く感じる
やっと着いたやっと歩けたやっと出会えた
行きつけの店にいつもの顔で笑顔溢れた
何が起こるか誰も分からない夜の街
ルールなんてなけりゃ攻略法やコツもない
焦りすぎてタイミング悪くなったらドツボだし
流れに身を任せ感じる　孤独じゃない

初めて知った女の身体は新潟のデリヘルで
2回目に呼んだ子はホテル前転んで気絶してる
午前2時頃途中までした救急法
あれは忘れねぇ

VERSE
ハピネス会　ぬくもり屋
おにぎりより美味いのは卵かけご飯
あの日俺に色んなラッパー教えてくれたチコちゃん
君に今更感じる心のぬくもり
わいわいで朝5時過ぎまでカラオケ
おっさんとミロと適当にセッションして
1泊3300円のシングルインに戻って
泥のように眠って  起きて外は夕焼け
そんじゃ今日も遊ぶかって+1100円払う
部屋に女の子を呼べるようになる
「新潟　デリヘル」　検索　精出す
大事なのは加工見抜く目と特別指名料

喜怒哀楽も人のあれこれも
この肌で感じて学んできたんだ

☆

リンリン

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