そばにいてよ / オレンジグライダー

作詞・作曲：古澤多嘉史


ふいに切れかけた糸を引っ掛けて　全てが終わる
失ってから気付く　その時には、もうすでに一人きり

先週の土曜に僕が　彼女に言ってしまった事を
忘れようとしても　ずっと　心の奥で離れないよ

遠くを見ている君は何だか
どこかへ飛んで行きたそうだなぁ

もしも、君が明日
いなくなったら、なんて　そんなことばかりいつも思うんだよ
今日も僕のそばで
声を聞かせてよ　そして　いつもの笑顔を見せてよ

触れた手が冷えていく　最後の時が来たよ
抱きしめる事も　言い争う事も出来ない
手の届かないものになるんだなぁ　今じゃもう

もしも、君が明日
いなくなったら、なんて　そんなことばかりいつも思うんだよ
今日も、明日も、いつも
そばにいてよ　そして　いつもの笑顔を見せてよ



リハスタにて録音

そばにいてよ（REC 2013.05.11）

sayonara / オレンジグライダー

作詞・作曲：古澤多嘉史


振り返る時には必ず笑って手を振った　あの日も同じだった
街灯も景色も少しだけキレイに見えていた
楽しかったなぁ

さよなら

遠回りの帰り道と　浮かべた涙と
すれ違う言葉と　赤い赤い夕焼け

思い出残したアルバムなんかいらない
僕には上手に開けないから

さよなら

sayonara(Live 2013.07.28)

ゼロ

作詞・作曲 / 古澤多嘉史
演奏 / オレンジグライダー


いつまでたっても届かないものを
ずっと待ってる

気づいて欲しそうな顔して
街の中をずっと立ってる

「どこが悪かった？」
「何を間違えた？」

答え合わせ繰り返してる

ゼロになった気になって
壁に当たった気になって
優しさなんか見せだして
甘い時間に逃げ出して

テレビに映ったあの人も
同じ「今」を生きてるんだよ
希望の歌を本気で歌えるのは
その「今」を本気で生きてるからだよ

君はどうかな　僕はどうかな
君はどうかな　僕はどうなのかな

誰かのせいにしたって
何一つ変わらなくって
決まって吐いた嘘だって
変われない言い訳だって

ゼロになった気になって
壁に当たった気になって
優しさなんか見せだして
甘い時間に逃げないで

ゼロ(Live 2014.01.18)

君がいるから僕がいる

作詞・作曲 / 古澤多嘉史
演奏 / オレンジグライダー



君はきっと忘れるだろう
あの日僕と過ごしたことを
駄目な人だと　消したい過去と
誰かと会った時、話すのだろう

それならせめて　夢の中だけ
優しく笑ってはくれないか

枯れない花を僕におくれよ
どれだけ水をあげたとしても
枯れてしまうものばかりだよ
大嫌いな自分が残ったよ

それならせめて　夢の中だけ
美しいまま咲いてくれないか


今の僕は今の僕
今の君は今の君
時が流れて　風に吹かれて
忘れられてもいいんだよ


僕の隣に君がいたこと
君がくれた何でもない言葉
形は変わってしまうけれど
僕の中でずっと生きるからさ


優しい歌を歌ってくれよ
それでなくても暗い奴だから
押さえつけられ　縛りつけられ
心が歪んでしまったのさ


さよならだよ　でも、忘れないよ
「生きる意味」など僕にはないけど
君が生きる意味を見つけたよ


今の僕は今の僕
今の君は今の君
時が流れて　風に吹かれて
忘れられてもいいんだよ


僕の隣に君がいたこと
君がくれた何でもない言葉
形は変わってしまうけれど
僕の中でずっと生きるからさ

僕の中でずっと生きるからさ

君がいるから僕がいる（Live 2014.05.04）

止まれよ、涙

サンデードライバー

手紙

作詞・作曲　古澤多嘉史

手紙（Live 2015.05.06）

負け犬が吠える/オレンジグライダー

作詞・作曲　古澤多嘉史

僕たちの日々を誰かが笑うよ
少しの不安を見つけて笑うよ
悲しい気持ちは止まない雨みたいで
びしょ濡れのまんまで
負け犬が吠えている

天井見上げてため息落ちていった
何一つ変わらず僕は生きている
過ぎてく時間もあなたの気持ちも
手紙さえ残さずに消えていくんだ

心に深く植えつけられた
疑う気持ちと劣等感
捨てきれない思い出の数だけ
何か失った

傷付いても君の目は
びしょ濡れのままで笑ったんだ
そんなこと知るはずもない人が
くだらないフィルター越し語るよ
明日の僕がどうだって
失敗したらもうそれまでで
手の平返し「さようなら」
振り返りもしないまま
消えていった

間違うことのない人がいるのかな
美しいものだけ持つ人なんているのかな
光の裏には必ず闇があるんだ
信じてほしいのさ
信じていたいのだ　君を

傷ついても君の目は
びしょ濡れのままで笑ったんだ
そんなこと知るはずもない人が
くだらないフィルター越し語るけど
変われる明日を待っている
晴れ渡るその時を待っている
通り過ぎる人を見送って
決して消えない過去を受け止めて

僕たちの日々を誰かが笑っても
少しの不安を抱えたままでも
悲しみの雨が打ち続ける中で
負け犬がずっと吠えてる
まだここにいるんだって吠えている

orange glider