陽に焼けて曲がった写真。カバーを無くして色褪せた本。あとはこの鍵を渡すだけで終わりなんだ。あとはこの鍵を渡して終わりなんだ。
僕は自由。この全ては。もう何年も経ったのに。今更思う。壁の傷を見ながら君の君の記録を探している。
いくつも見てきた景色。いくつも歩いてきた風景。明日もまた増える思い出。
透き通る朝も、焼き付ける夕凪も。いつの間にか思い出の中に。記憶の中。
確かめ合った脆い誓いも。無限を望んだ事…
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