張り裂けそうな不安は 青空の翳り
木漏れ日の形 静かな黒い瞳だ
両手の人差し指を深く刺して上向きに
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅかき回す
夢の中で踊る
片づけた記憶の残響よ
枯れた木々の
叩いた娘の心音が肌に咲く痣さ
下腹に溜まる視線が
何時までも離れない
桜が舞うわ らったった
初めて奪った花の色が
微かに開いたんだ
合わせ鏡とにらめっこ
叫んだ母の幻想は
繰り返されるハーモニー
確かに奪い合ったの…
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