Iroha

背後の夕日に飲まれ黒い家々を見送り
パレットの様に混ぜられた若草色を目指して

月明かりに導かれるように
I might be ただ消えていくアイデア
幸いに残った欠片をも
曖昧にして

木枯らしのように離脱して解脱して流される
これがドライブか呟いたまま滑りゆけ
隠し事のないさよならに目を瞑るこの日々を

春の日だけを見てる作りかけの建物
木枯らしさえもまだ吹かぬ秋晴れの夕方に

ただ走る空白を目掛けて
Happy moon 三日…

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