燃ゆる雪【UP用2】

燃ゆる雪【UP用2】

shu-ji

燃ゆる雪

とある焼け空に光を仰ぎ
納めかけた弱気な手で
僕はつまらない独り言を振り払うつもりさ
こんなにもまだ溢れ出してた言葉が浮かんでは消える
いくら燃え尽きても慎ましく
降り続いてた陽炎のネーヴェ

昨日と同じ
くだらないのに捨て去ることが出来ぬまま
でも変わらなきゃ
自分ひとりが我慢をしたら平和になるだろ

誰も僕を許さない
疑惑が時を戻したそうにしてる

歩くスピードについてゆけない
無感心な背中は遠く
踏み出す足音は高らかに…