余年が過ぎて

あなたに会いに行くため
おれはここへ来たんだぜ

見えないだろうけど
あなたの好きなCDも持ってきたんだよ

指先が触れる・触れない
いやもう声も聞こえない
慣れない手紙書き留めて
ここまでしたのに

そういえばおれは幽霊だから
空だってひとっ飛び
銀河の果てまであなたを連れていく
そんで1・2の3・4で
たんと地球に着いたら
なんにもないねと胸が傷んだり

お気に入りの歌 お気に入りの映画
お気に入りの服 お気に入りの瞬間
お気に入りの歌 お気に入りの他人
お気に入りの未来 お気に入りの日々

旅する幽霊

Stealer Stealer

君は歌う 何もなかったみたいな表情で
それはきっと 最も賢明と言える方法で

落ちてゆく星を見失った朝に
願い事なんて叶う筈ないと気付いた

連れて行ってよ
君を心から好きと言えたあの頃へ
あともうどれだけ
ボリューム上げたら君に近づけるだろうか

君は笑う 何も悪くないみたいなテンションで
それはきっと 僕が壊れた全ての元凶で

供給過多のビジネスで塗り潰していく
遊び慣れたテトリスの要領で消していく

それだけの事で嫌いになれたら
これ以上無様に傷付かずに済むだろうか

連れて行ってよ
君を心から好きと言えたあの頃へ
あともうどれだけ
ボリューム上げたら君に近づけるだろうか
you steal my heart again and again and…

Stealer Stealer

お気に入りの喫茶店
好きなメニューはハンバーグカレー
君が巻いてたパスタも良いね
明日は何を食べようか
明日は何を食べようか

昨日見た映画
彼が履いていた赤いスニーカー
忘れられずに朝を迎えた
遠い国へ出かけたいな

時間がある時は少し遠回りをしてさ
知らないお店にでも行こうよ

やりたいことは溜まってる
22世紀まで生きていたいな

ハンバーグカレー

電車への 風に乗り込み
減ってきた 明日が続いていきました
善人ぶって生き直すのは ツイてないんだ
そんなの想像することないよ

どうしても 君に言えそうにないよ
遠くなるけど
時間は甘くて
それじゃあ

1話目が騒がしくて
また 声にならない程に
笑ってよ　
空を撮って

どうせずっと殺せない
放った昨日も
悲しくないんだけど
夜の歌ってありふれているんだよな

僕らは迷ったふりをしてさ
懐かしいなって身を乗り出す
待っていた あなたに夏を伝えたいな
善人ぶって生き直すのは 息もできないよ
これよりやり方がないだろう

loud letter

魚の図鑑が好きなの
2冊も借りた、図書館で
真面目ってそれ傷つくし
救いの言葉を反芻

研究室みたいな自分の部屋からは出たくない
実験途中の爆弾を抱えて
すやすや寝ついた

8月7日 返却日
好きな鱗のスケッチを
見返しながら向かっている
家に帰って歌詞にする

電球　傷だらけの微かな灯りを忘れない
完成間近の爆弾を抱えて
すやすや寝ついた

意味はなかった　意味はなかった
意味はなかった　意味はなかった‼︎

研究室みたいな自分の部屋からは出たくない
実験途中の爆弾を抱えて
すやすや寝ついた

近所のコロッケカレー哲学

優しい人にはならない脳内の
仕組みを知るたび　僕は捌けようか
ずっときこえてないままの　夜の街
今までが珍しかった気もした

拭えない用事　普通に転がって
あなたに笑われたって　本望なんです
ずっときこえてないままの　夜の街
いつものように一人で見ていた

針路

「帰りたくない」
君の想い抱えて歩く
「帰れそうかな？」
わからないこと

「帰りたくない」
僕の想い無視して歩く
「帰れそうかな？」
それでいいのかも
しれないけどね。

放課後の帰り道、君の声
悲しいことも苦しいことも
全部集めて捨てよう

そっけない日常を抱え込む
楽しいことと喜んだこと
全部集めて燃やそう

「帰りたくない」
今の僕は変われないけど
「帰れそうかな？」
別れ際は三時

「帰りたくない」
昨日の夢も悲しい夢も
「帰れそうかな？」
それでいいのかも
しれないけどね。

なんて言うんだろう

ベイビー助手席においでよ怖くないさ
きみのママとは知り合いだからね
ベイビー粘着テープ巻いたら走り出すよ
きみのパパさえ知らない場所まで

everyday anywhere
笑ってnight and day
普通の顔して
夢見るだけじゃ耐えられなくなってた

Oh my little sweetsweet girl
ハイエースでdrivin' now
朝露に濡れたシャツをめくって
日焼けした肌に唇よせたなら

ベイビー助けてほしいのは僕のほうさ
いつまで経ってもうまくいかない

everyday anywhere
笑ってnight and day
自分を殺して
過ぎて行く日々に耐えられなくなってた

Oh my little sweetsweet girl
ハイエースでdrivin' now
あどけなく笑う君を見かけて
恋をしたあの日僕は終わったのさ
 
壊れた髪飾り海へ捨てにいこう
風に吹かれて忘れるさ

Oh my little sweetsweet girl
ハイエースでdrivin' now
喉の渇きも潤せないまま
ただ君と色褪せた夏を駆け抜けてく

リトルガールハイエース

★ inspired by the 1988 song "Crash" by UK band THE PRIMITIVES ★ more shred here : soundcloud.com/le-slapon/sets/gazed-diffused ★

𝐏𝐄𝐀𝐂𝐇𝐘 : 𝚂𝙻𝙾𝚆 𝙳𝙾𝚆𝙽

ギターの音が鳴り響いた
頭もおかしくなったみたいだ
君みたいになれたらって
思ってもなんもないから
君の言葉だけ書き残して
枯れた花はもう捨てたよ
いつか見たような
君がいたような
堕ちていく　どうでもいいけど


ギターの音が鳴り響いた
頭もおかしくなってしまった
君みたいになれたらって
思ってもなんもないから

余年が過ぎて

Zanjitsu/残日

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