人類の可聴周波数帯域は20Hz〜20000Hzといわれている。この曲の大半をしめる低音は30Hzというかなり下の低音をぶちかましている。これは耳で聴くというよりも皮膚や背骨で摂取するという感じの低音な感じだ。

あなたの聴覚および肉体はこのサウンドを知覚できているだろうか。私は気分が鬱ぎ込んできた時に自室のオーディオを爆音にしてこのトラックを聴くことがある。

君には何が見えるだろうか？

東京都三鷹市上連雀の天井にすっぽりと穴があいて、腰がぬけて膝が笑ってしまいそうなほどに、あまりにも真っ青な青空がずどーん！部屋の天井が天空の青空になってしまった。

すると巨大な爆撃機かもしくは、巨大な旅客機が私の家の真上でホバリング飛行しているようなやかましさ。宇宙空間に次元上昇。太陽電磁波の発する揺らぎに身が焦げそうだ。

歌やメロディーはないけれども、重低音が作り出す大地と大気のうねりのようなリズムが巨大な空間の向こうから足の裏を伝わって感じられるだろう。

大気圏で鼓膜が音速を超えて、毛細血管が脈を打ち、血圧は上昇。三半規管に支障が出てきたころには中枢神経が理解を許容し始める。

30Hz

ONLY AM RADIO  COMP & EQ 

ONKYO(mini compo)/ iPhone6+ / many AC adaptors/ home telephone / Remote Controler (TV)

CUBASE LE 5

【作者による楽曲解説】

ある夜の話。ミニコンポにiPhoneをつないで音楽を聴こうと、チャンネル切り替えボタンを押していると、AMラジオのぶっといノイズを聴くことになった。

固定電話の親機から発信される電波。そいつがAMラジオのアンテナにひっかかって生み出される極太の歪んだベース音。

リモコンの赤外線や、充電アダプターのコイルノイズ、モーターの電磁波。常に何かしらのノイズにさらされるラジオアンテナを使って音楽を作ってみました。

子供の頃、夜中に夢遊病でテレビの砂嵐の画面を凝視していたことがある私ですが、換気扇の低周波、エアコンの室外機の五度ハモり、鈴虫の鳴き声、窓ガラスを叩き割る音、屋根瓦を地面に落とした音、下水のポンプ音など色々集めています。

そのコレクションのひとつであるAMラジオですが、とにかく音が太い。ラジオに関係のない（声を除く）音は使用していない。

素材の旨味をいかしつつ、大胆な加工を施した。コンプレッサー（化学調味料）とイコライザー(塩コショウ)の極端な味付けでジャンクフードのような刺激物になった。

ラジオ自身の曲がる感じを損なわないためにも、空間系エフェクトは使っていない。

声を逆再生するアイデアは古典的な遊び方ではあるけれども、ドラゴンボールのED曲のオマージュである。

原田卓馬としては時間的満足度としては、これではあまりに短くてすぐ終わってしまう印象だ。もっと永遠に終わらない悪夢のような音楽が好きなのである。


AM RADIO

Enne - module parts art Opus,1 /

Fibre

85d3331659893d14ae20c3cd136589c458f2a096ba24f 160

A88f484203a39ac71018267c6ebe03a958ec6ea2c5e65 160

Thank you for listening my music my friend !
Nice to meet you !

my name is Takuma Harada living in Tokyo Japan.

Joe Pass

My name is Takuma Harada 
Solar system the 3rd planet an alien in Japan
I like waves sounds and lights 

Takuma Harada

Popular tracks