夢色パレード (with 桃箱 & miko)

夢色パレード (with 桃箱 & miko)

Yunomi

冬の雨は僕の体温と歩く気力を
奪うに最適な冷気で頬を伝い落ちた
見知らぬ家庭の灯が路地を優しく照らしては
僕の幻影を尚も色濃く映し出すんだ

太鼓の音は
遠方から
鳴り響いて

欠けたパズルの1ピースを生きてく意味と呼びたいから
希望に似たあのパレードの情景を描き僕は色を塗るよ

ただいまと言う場所のひとつで
こんなにも安堵するなんて
たとえばもう戻れなくたって
とりあえずなんてことばかり
考えて埋めていた飾りだけの毎日に
さよならした…

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