忘れられないよ君の声もガソリンみたいな色した夕焼けもふたりで聴いたハイスタンダードも昨日よりもっと美しい今日もふたり寄り添ったあの京都線も彼方で響いた雷の音も不貞腐れながら月をみる顔もすべてを忘れて眠る横顔も君は列車に乗り遠く遠く離れあの塔よりも高い場所へ遠く、遠く、遠く五本で百円のボールペンのようなビルが何本も空に刺さる街では第一宇宙速度ですべてを忘れて今も変わらずに輝いたまま君がいない夜って何してたんだ…
とてもよい
Home
Feed
Search
Library
Download