ハミングの孤独 by ng
歩幅を合わせて歩いていた 止まらない時を遮るように夜風に吹かれて思う空は この街の屋根と 沈んだ屋根と同じ
全てが遠い思い出のよう 始まりはまだここにあるのに
ハミングが下りて来て 私の心を満たすのどうしても今聞きたいの あなたの声 微かな歌を
黙って隣に並んでいた 幸せが触れた腕を伝ってまどろむ二人を運んでいく どこまでも揺れて揺られて進む
季節の移ろいにまかせても 終われない もう走り…
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