詩の朗読「灘岡湖に沈んだ核爆弾が爆発したその日……僕はただ死んでしまいたくて」竹下力

詩の朗読「灘岡湖に沈んだ核爆弾が爆発したその日……僕はただ死んでしまいたくて」竹下力

竹下力

終わってしまった事が終わってしまったように悲しくて。
始まりはいつも始まらない怒りや憎悪に満ちている。
僕はただ死んでしまいたいだけ。
すべてが消えていく間に……。
僕には何も始められることは出来ないから僕の命は終わっているから怖くないのに怖かったりもして。
笑った出来事はすでに過去だから消えてしまい、白い混濁した感情がやっちまえと銃殺を叫んで虐殺を求める。
僕は苦しいよ。汚れ切っているから。
午後3時を過ぎて目が覚めると灘岡には珍しく…

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