もうこれ以上どこにも行けないからどこにも行かない決心をしたのにどこかにたどり着いてしまった寂しさはいくぶんいい慣れた言い訳をしながら朝の雷鳴が始業の合図となって灘岡団地からトボトボと歩くだけで罵声を浴びながら町のみんなが責め立てることに苛立ちもなく僕を処刑場のある炭鉱のトロッコの奥に運んでくれるあまりの辛さに幽霊になった奴もいるけれど父さんは母さんをレイプするシーンを見ていた訳だし僕のクソみたいなルサンチマンは勃起的な…
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