胸を焦がす
かすめていく
汗の匂い　風よ運んでしまえ

ガラスの中
仕舞い込んだ
嫌な気持ち　溶けて漏らしてしまえ

あぁ、僕らはきっと飛行船に乗っかる
歪んだエレキを見たんだ
あぁ、それからずっと沈んだグレーのパステル
のままでいいんだとおもった
はぁ……

ちらついてる
オレンジ色
オリオン座　部屋でぽつんと火花

あぁ、僕らはきっと顕微鏡の中で
揺らいでるサイン波を見たんだ
あぁ、これからちょっとステルスの操作室
座ったらポップノイズが鳴りひびいた

Pases

Worthless

20230718

Fingers 

Just a little bit 
Just a little bit farther now farther now
Just a little bit 
Just a little bit deeper now deeper now 
Born to be collapse and dust in the end

Come along, come along, come along
Let’s get wasted time
Come along, come along, come along
Let’s get wasted time
Born to be flushed and all pass through me

Just a little bit 
Just a little bit tweaking it tweaking it
Just a little bit 
Just a little bit keep it high keep it high
Faces eyes fingers and feet

It’s not wasting time, tasting time
Tasting time Tasting time Tasting time wow

指

ほんの少し
もう少し遠く、今はもっと遠くへ
ほんの少し
もう少し深く、今はもっと深くに
崩れるようになってるんだ
最後は塵になる

おいで、おいで、おいで
無駄な時間を過ごそうよ
おいで、おいで、おいで
無駄な時間を過ごそう
流されるようになってるんだ
すべて私を通り過ぎてく

ほんの少し
ほんの少し微調整、微調整
ほんの少し
少しだけ高くしたまま
顔、目、指と足

無駄な時間じゃなくて、お試しタイムだった
お試し、お試し、お試し、お試しの時間

Fingers

この先　怖すぎて笑う　いつまでも続く
明日が終わる時のこと　想像つかない
1人で　コンビニを周るけど
なんにも　食べたいものがない　
夜の　まだ朝の不安が
残ってる　黒帯を締めて

拳の中にある星
次に出す手の行先
隙間風で火がついた
燻る何かを待ってた

いまにも弾けそうなくらい　縮んだ一部屋
誰かに笑われているよ　座標なぞる震えた鉛筆　キャンパスノートの
日付欄に　掠らないくらいの
声は　落ちていく寸前の
水平線　セーフティバーを上げて

手のひらを舞うユスリカ
音の波で羽揺らいだ
追い風を感じた後で
千切れた何かを待ってた

Mosquito

プラネタリウムに閉じ込められている
こめかみのあたり　こびりつく解説
この星が　だめにしたんだ
この軌跡がだめにしたんだ
この形が　だめにしたんだ
この光ですら邪魔っていうか
もうただ厚かましい

まばたきできない　固まったままでいる
言葉でわかってる　軒並みな退屈
この星が　消えた頃には
この軌跡も　忘れ去られた
この形が　あったところに
この光が差しこむならまたやる目眩し

塵紙の影で　うんざりと言っている
緩やかに終わる　白熱灯の
オレンジが
こぼれだして
接地端子に
走って逃げた　時の煙

Spark

radio tokyo fright

暇機械仕掛けで一人一人眺める
当たり前の未来を一人一人眺める
あかねさす筋書きの一人一人眺める
この先で振り返る一人一人に手を振る

20230718

UBIQ

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