穏やかな日差しの中佇む
後何回こんな風に　会えるかな
たおやかに咲く姿は眩しく
2人だけのために舞い落ちて行く

そよ風ささやく
言葉を上書く
やり場のない思いが膨らむ
え？何て言ったの？
ううん、なんでもない　
吐いたはずの台詞を飲み込む

君を好きでした
とても好きでした
この命なんてどうでもよくなるほど
僕は好きでした
一番好きでした
どう思われてたかなんてわからないけど
今、恋の欠片が頬をかすめた
どうやら別れの季節が
やってきたみたい

今はまだ心の準備ができてないから
もう少しだけこのままでいさせてね

好きでした

こーひーのうた

眠い目　擦りながら
青い鳥　眺めてる
迷い日　過ごしながら
黒い水　飲み干してる

少しだけ　カフェイン摂りすぎたかな
足りないの　朝を迎えるには

世界が洗濯機になってく
ぐるぐる体が回ってる
スイッチ入れたのは君かな
今となってはわからないや
視界がどんどん歪んでく
ふらふら頭も回ってる
クラック入れたのは君かな
それは僕の心かな

こーひーのうた

暗い部屋　たった1人　僕にはちょっと広すぎたか
窓の外　土の匂い　果てしなく垂れ込める雲
したいこともなく　引きこもっている　消える気さえ起きずに
浸る過去もなく　抱く夢もなく　息だけが止まらない

鼓動がある内に少し歩いてみようか

あてもなく彷徨う先に
何も待ってないとしても
僕は僕　僕は僕　だから何者でもない
穴空いた傘など放って
重くなる靴は脱ぎ捨て
叫んでる　叫んでる　空が泣き止む時まで

空が泣き止む時まで

A
最近とても気になってる子
お近づきになりたいけど
当然僕はコミュ障だから
距離感どころの話じゃない
Ｂ
声聞くだけでドキドキ
目が合うだけでクラクラ
頭がどうにかなっちゃいそう
C
好きになっていいですか？
髪の匂いも後ろ姿も
好きになっていいですか？
無断で始まる妄想デート
駄目になっていいですか？
君に泥酔　既に酩酊
駄目になっていいですか？
今更素面に戻れない

好きになっていいですか？

Ａ
君に会いたくて
距離が遠すぎて
雑にならないように
一つずつ拾い集めた
お腹が空いてる
それもわかってる
すぐに食べられる
揚げ物を用意したよ
B
ようやくできたロケットに
ひらり乗り込むよ
C
天王星から飛び立つ
君のいる星まで
外は寒いけど
心温まる
あの星に落ちてく
君を追いかけてく
えびふらいを乗せて
なにをかけるのかな
A'
君に触れたくて
心遠過ぎて
嫌にならないように
少しずつ会話始めた
B'
ようやく聞けた友達に
会いに乗り込むよ
C'
木星から飛び立つ
土星に向かって
外は暗いけど
心照らされる
輪っかで跳ねてる
まだ見えない君へ
あじふらいを食べて
仲良くなれるかな
B''
ようやく帰ってきたけど
すぐに準備して
C''
天王星から飛び立つ
遥かなる星まで
今は寒いけど
きっと温まる
地球でさまよって
凍える君まで
えびふらいよ届け
わさびかけるかな

天王星から飛び立つFULL

A
金木犀が開く頃
黄金色の香りに誘われ
目指した道は見失って
ふと見上げた視線の先で
B
恋人たちがベンチに腰掛け
C
誰かと分かち合いたかった
独り占めなんて意味なくて
温もりを保ち続けるため
失う顔色
声にならない声を叫び
喉の中詰まらせ続けた
誰にも悟らせたくなくて
滲んだ風景
やきいも

やきいものうた

お日様が隠れた
見つけた一番星
なんだか嬉しい気持ちで
右回り左回り

いつもだったら目も合わせられない
話しかけるなんて夢のまた夢

でも今日はハロウィンだから
おばけにだってなれちゃうの
そう今日は特別だから
いつもと違う色でいこう

かぼちゃの仮面を被って
少しだけ近づいてみる
普段は言えない台詞を
みんなには内緒だよ
空飛ぶ箒に飛び乗り
二人だけあの雲の上
わたあめみたいなささやき
独り占めさせてあげる

お月さまが昇った
気がつけば雲は消えて
なんだか明るい気持ちで
右回り左回り

いつもだったら目も合わせられない
隣に立つなんて夢のまた夢

でも今日はハロウィンだから
ハイテンションになれちゃうの
そう今日は特別だから
いつもと違う服でいこう

輝く夜空を仰いで
手を伸ばし掴んでみる
今だけ使える魔法で
みんなには内緒だよ
煌めくかけらをかじって
二人だけこの空の下
おふとんみたいな温もり
独り占めさせてあげる

内緒のハロウィン

落としたスマホのようにひび割れた心で
欠片を落としながら前に進む
わかりもしない言葉に首を縦に振って
明日に迷う間に日は落ちる

嘘みたいに綺麗な星空
一条流れ星

強い言葉も弱い心も
本当は全部全部見透かして欲しくて
君を探し歩き続けている
星屑が朝に溶けるまで

朝に溶けるまで

好きになってくれたら

氷のように透き通った風景
冷え切っているのは心
見渡す限りの無味無臭に
嫌気がさしている

どこまでも透して

ガラスノセカイには
隠れる場所はない
後ろ指をさされていても気づけない
キレイナセカイには
僕の居場所はない
少しでも色づく場所を探して落ちていくの

ガラスノセカイ

好きになっちゃった

何気なく絡み合う視線
気づけば恥ずかしくなった
逸らせたら負けな気がして
しばらくそのままでいたよ

何だか意味を探しちゃうよね
酔ってるのか？素面なのか？
僕には　わからない！！

好きになっちゃった
君を　好きになっちゃった
何でかわからないけど
気づいたら　もう手遅れだよ
駄目になっちゃった
一杯　多く飲んじゃった
誰も気づいてないけど
いつの間に　もうメロメロだよ

意味も無く消えていく記憶
気づけば次の日になった
気にしたら負けな気がして
しばらくそのまま寝てたよ

何だか運命感じちゃうよね
まだ飲めるのか？おしまいなのか？
僕には　わからない！！

酷く酔っちゃった
君に会って酔っちゃった
いつもより飲んでないけど
気づいたら　もう手遅れだよ
駄目になっちゃった
ペースを　上げて飲んじゃった
誰も気づいてないけど
いつの間に　もうフラフラだよ

あぁ、今日はもうラストオーダーだけど
明日になっても明後日になっても
恋の闇路に踏み迷いたい！

Tera Pico

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